Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

アルプス乙女で賑わう

2006-09-29 21:26:52 | インポート
 リンゴが沢山実った。
 手のひらに一個載るくらいのリンゴを予想して植えたリンゴの木だったが、可憐で小さなリンゴが数個なった最初の年は、植え替えようかと思った。
 あまり手もかけず3年経って今年は、鈴なりの稔りで賑々しく可愛い乙女のホッペが騒いでいるようだ。
 見た目は可愛らしいこのリンゴは、直径4cmほどの大きさだが、カチカチに硬いのに「アルプス乙女」と名付けられている。
 今年のりんごはまだ食べていないが、味はまぎれもなくリンゴなのでジャムになることだろう。
 野鳥に食べられない内に収穫しなくちゃ。


芸術作品はレシピによって生まれない

2006-09-28 23:56:54 | インポート
 同じようなテーマを、同じような技法で描かれた類型的な絵が並んだグループ展を観てうんざりした。
 その後、時間調整で立ち寄った古本屋で興をそそられた「クリエイティブ水彩」という訳本の水彩画法の本を、何気なくの立ち読みした。
「はじめに」の冒頭「芸術作品が方程式やレシピにしたがって作れるものなら、ステップ・バイ・ステップ方式の技法書を書くのは簡単です・・・・」とあった。
 芸術作品には独自なプロセスがあり、同じ手順を踏むとは限らず繰り返しでは生まれないと言うような意味が書かれていた。
 画材の種類や範囲も、紙の質や種類の幅も広がっているし、伝統的な水彩画の枠にこだわることなく、独自性と創造性を大切にして、水彩画の概念を広げることを強調しているようだ。
 10年あまり前に発行されたものだが、新鮮に思えもっと読む気で衝動買いした。


やったぜ!ファイターズ おめでとう

2006-09-27 21:21:12 | インポート
 北海道日本ハムファイターズ、レギュラーシーズン優勝おめでとう。
 北海道にプロ野球が根付いて、野球の楽しさを定着させ、ついに最良の結果がでた。
 野球は巨人ジャイアンツだと思っていた野球フアンには、信じられないだろうが、勢いというものはこんなもんだ。
 一位通過の明るく躍動するニュースは、駒大苫小牧以来かもしれないビックなもので、野球ファンでなくても関心は高く、北海道民にとっては価値高い。
 やったぜ!ファイターズ おめでとう!!

調理師の卵が料理の試食会

2006-09-27 16:00:10 | インポート
 旭川調理師専門学校のレストラン実習の試食会で、学生の調理した昼食を食べた。
お品書きには「月見饅頭、いくら正油(醤油)漬け、木の子(茸)炒め大根おろし和え、御飯と味噌汁、香の物」とあったが、香の物はなぜかテーブルに出てこなかった。
 学生がウエイトレスも務め、丁寧で優しい応対で感じがよかったが、料理を運んできて「○○○となります。」といった。「○○○です(でございます)」の方が正しいと思った。

 総じてヘルシーな味で「月見饅頭」は、富良野産のジャガイモ団子の中に鶏の挽肉が入れてあり、だしのとろみにショウガをまぶして食べたが、上品な味でよかった。
「いくら」は醤油に塩と酒が少々の定番の味付けだが、問題なくうまいので、誘いに応じてつい御飯をおかわりしてしまった。
「茸の和え物」もしめじと舞茸の風味を保ち、塩味を控えた優しい味だった。
 アフターコーヒーを飲みながら、調理をした学生の松崎香織さんと会話した。
 緊張気味だったがきちんとした言葉使いで説明も適切だった。将来は洋食を希望しているそうだ。

 特に工夫をこらした料理ではないが、料理の基本的なことが出来ていると思いながら味わった。
 2月の校内料理コンテストまでにどれだけ腕を上げるか楽しみだ。


名をあげてから描くか、描いて名をあげるか

2006-09-26 22:33:00 | インポート
「新・芸能人の多才な美術展」を観た。
文化財保存活動支援のためのチャリティーなのだそうだが、入場料がどんなふうに使われるのか不明だ。
 芸能人の他に賛助出展として国会議員19人の絵や書なども展示され、ごちゃごちゃの展覧会だった。
 八代亜紀は以前から相当なものだと聞いていたが、しっかりした描写力に納得した。
 雪村いづみの絵をTVで観た直後だったので興味があったが、予想以上に技術も表現力も豊かだった。
 無理矢理に描かされたと思われる絵もあり、その稚拙さも名のある人物であれば展示に耐えるのかと思ったが、何でも有りのアートの世界なので、これは辛い見方か。
 芸能人は人生をかけてそれなりに自己を確立し、自己表現力にたけているので、何を描いてもどんな風に描いても見てもらえ関心が集まるものだと、あらためて思わされた。
 名もない庶民は一生懸命描いても注目も関心も持たれないのとの差は大きい。
 出展のなかったジュディーウォング・加山雄三など他の多くの芸能人の作品も見たかった。