Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

COOLPIXL3にのりかえ

2006-10-31 21:39:00 | インポート
 COOLPIX775が故障したので、しばらくはデジカメが使えず不便していたが、同じCOOLPIXの方が使いやすいと考え、店頭で現物を検討し、画素数は今時としては少ないが、コンパクトさと安価を優先して、ネットでCOOLPIXL3本体をゲット。

 Picture ProjectでPCに取り込むようになているが使いづらく、iPhotoの方がずっと使いやすいし、どういうわけか彩度がきつ過ぎるので、色の修正が最も難点だ。

 単3形電池2本使用なのだが、PCに画像を取り込む間や、画像を一括削除ができず、1枚づつで時間がかかるし、ファインダーがないので、大きいが昼間の光で見づらいモニターのみの頼りのため、電池の早い消耗が難点だ。
 電源スイッチはボディーと同じ面なので、うっかりスイッチONになりやすい。

 電池の消耗が早いので、これもネットでACアダプターをゲットしてみたが、コンパクトになっているためか、これのセットが面倒だ。

 写生(スケッチ)代わりに常時持ち運びするためのメディアとしては、まあこんな難点は妥協するしかない。
 COOLPIX775が使い慣れたせいもあって、新型なのに今のところ慣れずに戸惑っているが、その内時間が経てば慣れるのだろう。

いわゆる「いじめ」にあえて触れるとすれば

2006-10-30 23:54:57 | インポート
 まず、いじめとの因果関係の有無で、責任者の特定で関係者が揺れている間に「いじめ」が直接原因とみられるこどもの自殺が連鎖しているが、絶対に止めさせる行動が急務だ。

 そして「いじめ」の共通認識が必要だ。
 いやがらせ、いじわる、いびり、なぶり、ひやかし、からかい等、人の嫌がることをして、恥ずかしい思いにさせ、つらい目に遭わせたり、意地悪くわざと困らせ苦しめる行動ということが、国語辞典からは「いじめ」の概念がわかる。

 しかし、今問題にしているいわゆる「いじめ」は、学校教育の現場で、心理的・肉体的攻撃を繰り返し、相手に深刻な苦しみを与える行動のことだとも理解できるが、その行為が「いじめ」だと、加える側と与えられる側の認識が一致する訳ではない。

 しかも、政府・国会議員・文科省・教育委員会・学校・保護者・地域住民・報道関係者など「いじめ」について、同じ物指しを持っていないから、概念も解釈もまちまちで、らちがあかない。
「ひやかし」や「からかい」から暴力までを、ひとくくりで論議されているように思えるので、国会の特別委員会の論議も噛み合ず空回りだ。

 だから、誰が責任をとるのか、誰に謝っているのか、急務は何かがわからず、学校教育現場だけを問題の舞台にしたがる。
 こどものくらしは学校という建造物と敷地だけではないし、学校だけで心身の育ちや身体の成長があるわけではない。

 深刻な窮地を解決するための選択肢に、なぜ自殺を入れざるをえなかったのか。
 こどもが、莫大な情報にさらされた一般社会の中で教育的作用を受けて暮らしていることを、多くの大人は認識しているのだろうか。

 今、必要なのは連鎖自殺を防ぐことも同時に為さねばならない急務なのだが。

新市長に期待

2006-10-30 11:15:58 | インポート
 旭川市の市長選挙即日開票の結果、37歳の新人が当選した。
 投票率約55%、65,033票は約16万票の内の部分だから、この数値は重い。

 誰のために市政をリードし、支え、決断し、弾みをつけるのか。誰のためのものか忘れないでほしい。
 国政と同様に党派性が問われ、何かの傘の下が都合いいと考える世のならいだろうが、その傘は党利党略の傘であれば、住民はやりきれない。

 この度は、市政上の争点がぼけていた中での選挙であり、教育も文化も視野にないと思われる上に、特定政党や市職員組合も含めた支援団体のしがらみが、住民の意向からずれるのではないかと危惧するのは、思い過ごしか。

 若いので将来が広がって当たり前だが、これを腰掛けに、いままで狙っていた国政進出のステップにしている姿勢や住民を踏み台と考え、役人にだけ通用する手柄を挙げる姿勢を現さないでほしい。

これからどう好転に向けて動き出すのか、期待している。

パン屋さんのコーヒー

2006-10-28 15:42:45 | インポート
 自宅から 坂道をくだって10分少々で国道12号線、札幌方向に約3分、国道に面し駐車場完備の「ベーカリーショップMirai」が一番近い喫茶店だ。
 今年になってから改装して開店したことを横目で確認はしていたが、ひょんなことでベーカリーショップと知らず立ち寄った。
 改装前はチェーン店のうどん屋から自家焙煎のコーヒー店と変わり、しばらく空きビルだった。
 社会福祉法人鷹栖共生会の知的障がい者授産施設旭川ヒューマンサービス分場「みらい」とながーい正式名称がついている。
 広いパン工房の中の作業の様子が大きなガラス越しに見えるパン屋さんで、短いカウンターのある明るい感じのいい小さな喫茶店だ。
 パンを買うとレギュラーコーヒーが200円なので、5こ300円のパンでコーヒーを注文。おとしてくれたコーヒーに生クリームを入れて飲んだが、とてもいい味だ。
 このあたりの12号線沿いにはコーヒー店がないので、札幌方面から旭川市街地に入る前にゆったりくつろぐためのコーヒーブレイクは、ここがお薦めだ。


最近見た展覧会の印象

2006-10-27 23:40:37 | インポート
水彩連盟北海道札幌支部展(札幌/時計台ギャラリー)
  100号から小品まで、多様な技法でそれぞれに豊かな写実と抽象表現の14作品は味わい深く見応えがあった。 多くが女性の作家で、大作に挑むエネル ギーに感心した。水彩画の魅力いっぱいで楽しめた。   

中谷有逸・古事記(展) (札幌/時計台ギャラリー)
  帯広在住の作家で、絶えず新しい境地を開く卓越した感性で、重圧感のあるテクスチャーを生かしたマチュエールから、表現意図が汲み取れる魅力的な傑作だった。 ヴァイタリティーあふれる氏の制作姿勢に敬服する。

北海道立体表現展’06   (札幌/北海道近代美術館)
  会場いっぱいの意欲的な大作は現代美術の多様性を示してくれる魅力的な展覧会だ。彫刻とかオブジェなどと言わず「立体表現」と大きくくっているが「コリャナンジャ」と価値観を惑わす程の、もっと多様な素材を生かした斬新さに出会いたかった。

黒澤 護水彩画展    (旭川/ミニギャラリー香音)
  6号程度10点の展示がせいいっぱいの小さな展示スペースに、爽やかでみずみずしい透明水彩画が伝統的技法で描かれている。達者で高度な技法が見せどころ。磨き上げた高度な技法持ち主ゆえに、追求過ぎが気になるが、水彩画を志す人には是非見てほしい作品だ。