Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

地域の雪だるまフェステバル

2013-01-31 22:18:24 | 自然の恵み
旭川市西神楽町で1月28日~2月8日「2013雪だるまフェステバル」が行われている。

旭川市の気温は、最低気温が-10~20℃で最高でも-10℃近くの低温の1月が普通で、今日今年初めてのプラス気温になった。

雪玉を雪面を転がせて大きな雪玉にする方法が、雪だるまつくりの定番だが、マイナス気温では湿雪で粘性のない雪なので、枠の中で雪を固めた大きなブロックを削り取って形成するのだ。
こつこつと時間をかけてつくるのだが、圧縮されて堅くなった雪塊は重く、重ねて積み上げるには体力が必要だから、子どもがつくる大きさには限界があるが、高さが80cm以上を条件としている。

冬を楽しむことで地域の活性化を図る一環として、自宅前や事業所前に、だるま型を基本形として個人・家庭・仲間・事業所などの単位で参加している。

    
小学生の学年単位でつくられた雪だるま。こどもの豊かな発想が尊重されていて、この前では、冷気でこわばった顔も緩んで微笑んでしまう。

 
大人が巧みに作り上げた雪だるまが並んでいるが、国道脇なのでゆっくりの鑑賞は困難だ。

          

熊とウサギの頭部が立体的につくられている技は抜群で、寄り添う姿に癒される。   

首のマフラーは動物の毛皮をヒバの小枝を使って、フワウワ感が表現されている工夫がすばらしい。

参加した雪だるまの一部だけの紹介だが、雪だるまフェステバルはコンテスト形式で審査が行われ、1~3等と参加賞は表彰される。
今日31日、展示されている自宅前など、作り手の顔を想像しながら、あちこち審査で巡り回った。
この数日は吹雪もなく雪だるま作りのは、もってこいの天候であり、雪質もいいので、今回の仕上がりはどれも白くて上々のできだった。
前回までの雪だるま(2011雪だるまコンテストのアルバム / 2012雪だるまコンテストのアルバム )に比べ,今回の参加数は少ないが、明らかな質の向上がわかる傑作が目立った。

素朴で愛らしい姿が、極寒・深雪の町を和やかにしていたが、もっと参加数が増やして盛り上がる事を望んでいる。

歩くスキー練習コース

2013-01-23 13:24:43 | スポーツ
旭川市の中心部の再開発を進めている北彩都地区に、冬期間の昼間限定(開設時間10:00~15:30)の常設歩くスキーコースが開設された。

市民交流センター「CoCoDe(ココデ)」前から、忠別川沿いに氷点橋を折り返して新神楽橋手前から出発点に戻る約2Km(2.5と公表されている)は、駐車場もあり手軽に練習できるコースだ。
観光客が容易に利用できから、冬の旭川観光ツアーに組み込んで、旭川の冬を楽しんでもらえそうだが、宣伝不足だと思う。

      

ココデにコース管理事務所がある関係だろうが、出発点は、ココデ前となっているが、旭川市障害者福祉センター「おぴった」前の方が分かり易い。
ココデから出発する人は、「おぴった」側のあるスタート地点を知らずに逆走しているからだ。

     
        
時計と反対回りの西方一方通行コースで、スケーティングが出きる幅に整備された平坦なコースは、過剰な体力を使わないで滑走できる。

     
忠別川沿いにできたバイパスを渡る橋から、西方に中心街が遠望できるなど、360度展望がいい。

         

忠別川の堤防内を進んで、JR富良野線の鉄橋下を通過してJR旭川駅裏方向に滑走する。

     
午後2時半の日差しで輝く忠別川沿い。復路コースと並んでいる。

         

氷点橋下を通過してJR旭川駅裏方向に進まず、ここで折り返し。
駅周辺の工事完成後の2月中旬には、駅裏(南側)までコースを延長して、駅構内の旭川観光物産情報センターで、用具の無料貸して駅側のもコース入り口を設けるそうだ。

     
忠別川を右に見て新神楽橋に向かって滑走。十勝岳連峰が遠望できる。
新神楽橋手前で、標識はUターンだが左に曲がる。

 
標識には「北彩都歩くスキーコース」とあるので、このコースの公式名称なのか。?

         

往路と同じ橋から東側の展望。コース中の冬景色は旭川市の別アングルで眺める景観の魅力を再発見できる。
橋を過ぎるとゴール地点が手前に見える。
昨年のバーサー大会コースと同じ設定のコースだった。

1月22日午後3時ころは、3人だけの利用だった。
コースからの良い眺めの冬景色を撮影しながら、ゆっくり進んでも汗が出るくらいの運動量だ。

2.5Kmは半端な距離だが、老人の健康維持の運動量としては好都合のコースだ。


日本とネパールのカレー

2013-01-21 17:33:06 | インポート
「巨人・大鵬・卵焼き」は、ひところ流行った言葉だが、大鵬さんが亡くなったことで、又々このことが語られている。
卵焼きについて言えば、現在はカレーライスにも人気があるように思う。

最近のインドネシアでも、日本風のカレーが人気を博していると、インドネシア在住の日本人のレポートをラジオで聴いた。

学校の給食で食べたカレーの味は懐かしく思い出すが、家庭でもレストランでも、学校以外では味わえない独特のカレーだった。

カレーと言えば思い出すのは、ドイツ旅行中にインド人経営の店で、インドカレーの定番と思われるインドカレーを食べた事があったが、これぞインドカレーと感じた一つは、ライスがいわゆる外米で細長かったことで、こんな米の種類の方がカレーには合うと思った。

日本の家庭料理では、それぞれの家庭によってカレーの味が異なっていたが、固形のカレールーが市販されるようになってから、どれも美味しさは均一になったように思う。

日本のレストランではカレーの味に工夫をこらし、どれも差別化されて独特なおいしさが楽しめる。

     
     
Cafe花みずき旭川市2条3丁目で美味しいトマトチキンカレーを食べた。
数年前の牛肉問題があってからビーフカレーから、チキンカレーに替わったが、深いコクとまろやかな味は変わらず、うま味が効いた柔らかなチキンがたっぷりで、控えめの辛さなど、日本風カレーの良さが凝縮されている。

ネパールカレーの店「SURYA旭川市川端6条10丁目で、チキンベジタブルカレーをプレーンナンと共に食べた。

     
       
辛さレベル2~3だったが、普段家庭で食べる辛さのレベル以上ではなかったが、たしかに日本のカレーとは違うスパイスの効いた味は満足だった、
ナンの大きさは40cmくらいあって驚いたし、その美味しさは格別だ。

店やネパール語についての質問に、親しみを込めて快く応えてくれた二人の調理人は、爽やかなイケメンだ。

            
       スマンさんとアミトさん

イギリスのバーミンガムには、多くのインド人が在住しているせいか、カレーが名物だそうだ。
世界中の国で親しまれている異なった味のカレーを食べてみたい。

シバレと雪の造形

2013-01-19 22:43:37 | 自然の恵み
「おはよう。」の挨拶の後に「寒いですねー。」「よく降るねー。」が続いて、次の会話が始まる朝のコミニュケーションが、スタートする。
「よく降るねー。」の「よく・・・」は、降る事を肯定しているのか、自然現象を賞賛しているのかわからない。
最近、あまり「シバレル」を使われなくなったような気がする。

某TV局が最低気温が続く陸別町を取材して、低温の暮らしを放映していたが、その大袈裟過ぎる番組つくりに笑ってしまった。

湿ったシャツをわざわざマイナス気温にさらして氷らせ、昆布のような姿にして見せて、どれだけの寒さかの実験を暖かい地域の視聴者向けにサービスしていた。
この後で「こんな具合になるので、洗濯物を戸外では干さずに、この地方では室内で干すんです。・・・」というような説明したが、氷点下では氷るのことを初めて知った人がつくった番組か?とは思いたくない。
マイナス気温の冬期間に戸外で干せば氷ることは、どの地方の子供でもわかることだから、面白おかしく大袈裟の伝えたかったのだろうが、笑っちゃう。
                         
     
昨年の初雪以来屋根の雪降ろしをしていない空き屋には、ぎっしりと固まった重量になった雪が覆っているので、このような危険な軒下を通らない。

  
次の朝からの雪降ろし作業で、屋根や降ろした雪はすっかり消えた。
雪下ろし作業で、怪我や命を落とした人が、今年は増えているが、高齢者が多いと報道されたので気をつけたい。

今日も10cmくらの降雪があったが、旭川の積雪は1m近いが札幌とあまり差がない。これまでに積もった雪は固く収縮したのでこの量だが、'累積した量は感覚的には、もっともっと多いと感じている。

マイナス10℃近くある昼間に、玄関フードの屋根の雪降ろしをしたが、今季2回目だ。
その間にもチラホラと軽い雪が'ゆっくり舞い下りてきたが、落ちた直後の雪の結晶一つ一つが赤いシートに壊れず積もった。

     

  
地面や'シートに付着したとなんに結晶の形は、僅かでも融けると崩れるが、今日のは崩れる時間がゆっくりだった。
自然の造形は美しいが、関心がなければ見逃してしまうから、こんな機会が常時あるわけではない。

これからも、自然の恵みに感謝しながら雪の造形全般に注目して、豊かな発想を心がけたい。

ガステリアの花

2013-01-14 13:30:16 | 自然の恵み
日本の首都に雪が降っている。旭川の雪景色と同等ではないが、冬を共有しているようであり、交通事故などの雪害の方が気になっている。

今日の旭川は、晴天ではないが久しぶりの雪の降らない明るい昼間で、外気は-8℃くらいだが、断続的な昼間の太陽でまぶしく輝いている時には、気分が高揚する。

記録的な冷え込みと吹雪やドカ雪で、降雪時は心がなえる気分になるが、室内は+22℃くらいだから、晴天時の戸外の気温を忘れてしまい、穏やかに安らいでいたい。

今、朝日が当たる窓辺にガステリアの花が咲いている。この生命力にあやかりたいと、ゆったりと鑑賞できる幸せを感じている。

    
     
数年前に友人からもらった2鉢のガステリアの一つは、以前にも花をつけたが、今回は花茎が2本も立ったので、そのまま見守っていた。
もともと斜めのまま成長したので、2本の花茎は傾斜して伸び、長い方は95cmくらいも伸びたので、水平になってしまった。

    

長い方の花茎には、蕾が45個くらいあって、既に10個は開花が終わってしまい萎れているが、現在7個は開花中でまだ35個あるので、2本合わせてしばらくは鑑賞の楽しみが残っている。

     

ソフトな桃色から緑までのグラデーションが、25mmくらいの長い花を包む自然の造形美に魅せられる。
恥じらうように下を向き、控えめにそっと雄しべを覗かせる可憐な花姿の風情が魅力的だ。

特に気を使って栽培している訳ではなく、ガステリアの強い生命力の証なのだから、素直に自然の恵みを有り難く頂戴している。