Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

旭川風景を木版画で

2008-04-30 23:05:50 | Arts
明日5月1日から6月26日まで、旭川中央図書館2階ホール壁面に、旭川風景の木版画を展示するので、午後から展示作業をしました。狭い壁面の割に作品12点は欲張って多過ぎだったので、窮屈な展示になってしまいました。

  
  
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「旭橋・石狩川・大雪山」は、旭川風景の定番ということで7点、「見本林と美瑛川」2点と「駅裏の忠別川」は、街中の野性味が残る風景、月シリーズからの2点は優佳良館とサンタプレゼントパークの満月と三日月。

新作ではなく、既に発表済みの作品ですが、天井が高くで広いホールなので、作品の印象が違います。

ふるさとの風景は、そのままの風景ではなく、私なりに造形してそれぞれに思い出を込めていますが、見る人の思いと融合できればとの思いもあります。

お出かけの折にでも立ち寄ってご覧下さい。

(関連作品は、ホームページhttp://www12.plala.or.jp/tsuny/のweb Galleryでご覧いただけます。)

道路脇のフキノトウ

2008-04-29 23:47:11 | 自然の恵み
我が家の前は、本格的な舗装道路になる前の田舎道なので、 いあわゆる自然が残っている(自然のまま)生活道路なので、 住宅地なのにいかにも山間の田舎といった風景です。

道路特定財源の中には、生活道路の財源が入っていないらしく、 舗装になるのは、5~6年先だと聞いています。

日常生活は、直接地球を踏むことができるし、雨水は道路脇をえぐって流れ落ちます。

道路脇の残雪が消えると、すぐにフキノトウがあちこちに現れる自然と同居生活は、これはこれでいいよー。(住宅の周りが舗装されているのを見ると、羨ましく思うこともあるけどねっ。)

やがて脇から小型の可愛い蕗の葉っぱが現れて、真夏の大きな葉っぱの下に棲むコロポックルを想像します。

アイヌのこびと伝説で広く流布しているコロポックルコロポックルhttp://www.d1.dion.ne.jp/~noguckg/HP/korobo.html)を思い出すからです。
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ヒキノトウは、残雪があっても、雪の下では既に大きな蕾をもたげているので、スコップで掻き取ってしまうことがあります。

雪が消えると、急いでぐんぐん育つので、絵に描くタイミングを逃してしまわないように、毎朝チェックすることもあります。

    

傾斜地のうんと若い芽を摘んできて、ほのかな苦みが絡んだ「味噌和え」にしたり、青さと苦みが油味と絡んだ「てんぷら」にして食べる旬の味は、この時期の楽しみの一つです。

道端には普通に見ることができるフキノトウの群生ですが、犬の散歩道筋ですから、食用にはしません。

今日この頃は、既に茎が伸びて立派な蕗の大きな葉に成長しつつあって、道路は野性味を増します。

花を愛でる-12 ムスカリ

2008-04-28 22:45:05 | 自然の恵み
雪が降ってもおかしくない気温4℃の朝、日中でも7℃で寒くて雨の日です。

そんな中で、冴えない色でも咲き揃っているのが、ムスカリMuscari。

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今年は、クロッカスが咲いた後すぐに咲きだし、ゆっくりときれいな青色を主張して咲き揃っているのです。

青色は好きな色の一つで、青を主張色として絵を創ることが多いので、ムスカリの青にも注目しています。

俄に余談に変わりますが、現在の世相は、直近の民意の考え方や見方によって、日本はどっちを向いているのか混沌としています。
ガソリン税、暫定特定財源、一般財源化、後期高齢者医療などなど、理解できない理不尽な成り行きは、国民不在の政権獲得の滑稽にも見える芝居みたいです。
あちこちでの値上げの声が聞こえ、明るい未来が見えてきません。


ムスカリの花言葉は「明るい未来」ですが「寛大な愛」もそうです。含蓄のある言葉ですよね。

花を愛でる-11 スズランスイセン

2008-04-27 22:53:46 | 自然の恵み
旭川も平年より2週間も早く桜が開花しています。その後1週間しないと開花しない我が家の桜も、蕾から赤い色がのぞいていますが、低温に耐えてそのままです。

午後からの雨は、一時ドシャ降りでしたから、体感温度は寒く感じます。 異常な夏日が続いた後だからでしょう。

既に開いた花たちは、花びらを丸めたり閉じたりして寒をしのいでいます。

去年は、名前を調べている内に、時期はずれで採り上げなかった多年草の「スズランスイセン」が、今年も白い花を垂れ下げて可愛く咲いています。

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スイセンと名前についているけれど、スイセンの仲間ではありません。

雪の小鞠がぶら下がって見えるので、別名スノーフレークっていうのは納得です。

鈴蘭よりかなり大きいので、鈴蘭と見間違いすることはありません。

美しい花にひかれて近寄ると、花弁の先端に付いた緑の斑点に気が付きます。こんな素敵なデザインの花を提供してくれた自然の恵みに感謝です。

花言葉は、いかにもそれらしく「皆を引きつける魅力・慈愛・純潔・純粋・清純・美」です。

花を愛でる-10 カタクリ

2008-04-26 21:28:44 | 自然の恵み
早くから咲いてしまったカタクリまので、ゆっくり楽しむタイミンググーをうしなって、観光地みたいになって名高い突硝山北邦野草園の群生地に行くことができませんでした。

必ず新聞記事になる旬の花は、例年5月でしたからねー。

我が家の庭には、1株だけ先に咲くカタクリが育っていますが、珍しい黄花のカタクリ(キバナカタクリ)は、少し遅くに咲くので2度楽しめます。

キバナカタクリは、 学名 Erythronium grandiflorum Pursh.)、 主にアメリカやカナダ南部の亜高山帯に分布するそうです。

  

カタクリの花言葉は「初恋・嫉妬・寂しさに耐える・気がかり」と、いくつもあって面白い。
富山県高岡市の市指定花で「カタカゴ」っていうんだって。
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朝はマイナス3℃だったので、黒くなって萎れたり傾いた花がありましたが、ショウジョウバカマ・ムスカリ・スズランスイセン・プリムラ・ディンテクラタ・シバザクラ・チューリップなどは、寒さに耐えて16℃にまで上昇した気温に元気を取り戻して咲いています。