Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

秋晴れのふるさとの峰々 

2010-10-31 20:55:45 | 自然の恵み
昨日は、薄曇りと言うべきかかすみ晴れなのか、はっきりしない青空ですが、それでも自宅付近からは、大雪山や十勝岳などはボンヤリ霞んでみえました。

これもまた秋の魅力的な光景が楽しめる秋の晴天の一つです。

こんな時は、山に接近すれば一層山々の鮮明に展望できることが多いのです。

この刻を逃すことは出来ないと思い、予定外でしたが旭川市内で一番大雪山に近い丘に行ってみました。

   
   30日午後2時50分頃撮影 雲の中の大雪山連峰
   
大雪山連峰は、2,000mあたりから雲に覆われていましたが、広い視野で見渡せる丘から、秋色のバリエーションを感じられて、ここへ来てよかったと思いました。

    
       雪化粧のトムラウシ山

トムラウシ山方面から南側の峰々は、比較的鮮明に見えましたが、もっともっと秋晴れの下で、ふるさとの山並みを見たいものだと残念な気もしました。

     
      十勝岳連峰とトラクター

収穫が終わった畑で、トラクターが低速で耕す様子を眺めると、時間がゆっくり進んでいるような錯覚になって、妙にいい気分になるのでした。

今日は、昨日よりもすっきりした秋晴れだったので、実に鮮明ですがすがしい雪山が輝やいて見えました。

あれまー!、今日の方がこんなにいいのかー。

都合がつかないので、 今日も又山近くまで行くわけにはいかないので、ちょっと悔やまれます。

自宅から約300mのスキー場のゲート付近で眺めるだけで我慢しました。
?
    
       午後3時36分頃撮影

10月も今日で終わって11月に入りますが、ハロウインの前に大きなクリスマスツリーがセットされた話題がTVでありました。年の暮れに近いことを実感させられます。

ジャック・オー・ランタンつくり

2010-10-30 21:49:35 | インポート
ハロウイン(Halloween, Hallowe'en) は、、カトリックの諸聖人の日(万聖節)の前晩(10月31日)に行われるヨーロッパを起源とする民族行事です。

諸聖人の日の旧称"All Hallows"のeve(前夜祭)であることから、Halloweenと呼ばれるようになったそうです。

日本では、外国の民俗行事などを採り入れてクリスマスやバレンタインデーが日本的に変形したイベントとして一般化しているのに比べて、ハロウインは盛り上がっていません。

1995年10月にボストンを訪れた時に、ハロウインの準備で盛り上がっている様子を垣間見ましたことで、初めて関心を深めたのです。

それ以来、黒とオレンジ色が伝統的なハロウィンの色なので、大きなハロウイン用のオレンジ色のカボチャを栽培したりして、ハロウインの代表的なシンボルであるハロウインカボチャ(ジャック・オー・ランタン/Jack-o'-lantern) だけのまねごとをしています。

今年は、そのカボチャを栽培しなかったのですが、もらった大小4個を使って中をくり抜き、目・鼻・口を彫り込んで形成しました。

昨年は、ボストン在住の親戚からジャック・オー・ランタンをつくるための便利ツールを送ってもらったので、手易く出来ました。
      
      

それらをどこへしまったのかわからず、手間がかかりましたが、間に合わせでチーズナイフなどを使いました。

昨年は「Cafe花みずき」に飾ってもらって喜ばれたので、今年も又「Cafe花みずき」用に勝手に2個つくりました。

 

「Cafe花みずき」の入り口で、にこやかにお客さんをお迎えしています。

     

自宅用にもつくりましたよ。

 

左のカボチャは、大きなスイカくらいの大きさです。ちょこっとおとぼけ顔ですが、闇夜の玄関前でにらみをきかせています。

このカボチャは、ジャック・オー・ランタンだけではなく、アートな造形作品として彫刻できるのです。来年は栽培を予定しているので、アートな作品を試作してみようかなー。

第65回記念新ロマン派展を鑑賞

2010-10-29 22:28:15 | Arts
28日から「第65回記念新ロマン派展」が、旭川市民文化会館展示室で開催されています。

この展覧会は、陶芸が盛んな地域にふさわしく工芸部門があります。

     

多くの陶芸作家や、一般の愛好者が自分の窯で作陶する街なので、陶芸作品の展示が主ですが、七宝作品や織物などの上質な作品が展示されています。

毎年一番の鑑賞の目当ては水彩画の部門ですが、新人が台頭し始めていることは、嬉しいことです。

       
        「盛夏」150×122cm 及川洋子作

会友賞受賞の及川洋子作「盛夏」は、画面構成と色彩のバランスが絶妙で、作者の制作意図が鮮明な筆致の強弱でソフトな画風の表現が成功しています。

独特な色使いで豊かな個性が魅力の、松浦葉子作「時の流れ」(ヌーベル賞)にも注目し、佐藤啓子作「DSゲームする少年」・越前シズヱ作「薔薇たちのハーモニー」にも魅力を感じました。

油彩で注目したのは、会友賞の野村信子作「静寂の刻」F100で、対象物を凝視する作者の真面目な描写態度です。

       
       「静寂の刻」F100 野村信子作 

写真を頼りにした隅々までも不自然な写実的表現の作品が多い風景画の中で、光と影を意図的に強調して奥深い森の深さと広さを巧みに表現している点で好感が持てます。アカデミックとかオーソドックと言われて敬遠されそうですが、こんな制作プロセスも一時期は大切だと思います。

旭川市には純生美術協会とこの新ロマン派協会の大きな公募美術団体が、主に道北の美術文化振興を担っています。

二つの公募展が秋に開催されるので、展示内容などを比べて鑑賞できます。小さい街に二つもの公募団体がなくても・・・と思ったことがありますが、お互いを意識して競い合うことで、会の充実発展や展示作品の質などが向上が期待出来る点で、いいことだと思っています。

第65回記念新ロマン派展」は11月4日(木)までの開催です。

雪が降る前に巡りたい散歩道 

2010-10-28 22:06:37 | 自然の恵み
雨の降らない空模様なので、午後1時過ぎてから初雪後の秋景色を楽しむために散歩に出かけました。

思いついて、ひょいと出かけたのですが、団地のある山の中腹から約80分くらいの散歩でした。

?     

出発地点は、写真のやや中央に位置する傾斜地なので、下って登るコースです。

8℃くらいに気温が上がり、途中から、時々晴れ間が出てきたのです。

初雪でも木から離れない紅葉や草木は、陽が当たれば秋景色の美しさを構成する重要な要素です。

つかの間の刻を逃さずに、輝く秋の草木を撮影しました。

秋の草木は、既に枯れ落ちているのもありますが、秋独特の風情が好きです。
? ?
  

  

  ? ?
? ?
白樺セイタカアワダチソウススキヤマアワオオケタデなどの美しさに注目しました。

次の風景は、散歩中に撮影した内の一部ですが、自宅周辺の秋景色を紹介します。
?
     ?

     

     

     

     

     

     

     

     
?
晩秋の景色を眺めながら巡りたかった散歩道は、市街地に比べると野性味に溢れていますが、深雪・厳寒期ともなれば、山間の坂道は厳しいのです。

雪が本格的に降る前に、もう一度巡りたい散歩道です。

少しだけの初雪 

2010-10-27 21:32:47 | インポート
今年は10月18日に早くも雪虫がちらほら見られ、その後24日にもフワフワと沢山飛び回るのを見ました。

雪虫は雪の使者のように、初雪の前触れなので近々雪が降ることを知らせてくれるので、車に冬タイヤの装着など、俄に冬支度を考えます。

昨日の初雪で旭川空港では3cmの積雪だったようですが、自宅周辺や市街地では、少しばかりの降雪で、すぐに融けてしまい、道路は乾いたので交通障害に問題はありません。

でも、旭川より南の札幌は7cmくらいの積雪だったのは、いつもとは逆なのです。

旭川の初雪は、10月に1度は降ることが多く、例年より3日遅く、昨年は4日前の初雪だったのです。

昨日の初雪で冬タイヤに交換や履き替えのため、ガソリンスタンドなどに殺到したようで、最大4時間も待つこともあったとか。

今朝の7時頃からの雪は、地熱で地面に積もった雪は殆どが融けましたが、戸外のテーブルや草木には、ほんの少しだけ残ったくらいでした。
?
     

  ? ?

これで、多くの枯葉は散乱してしまい、美しくなるはずの紅葉は色あせが進みました。

今年の秋は、秋らしい秋が短い年だったようで、早足で秋が去っていく感じです。

これからの晴天の日には、名残の秋景色を楽しめといいのですが、庭木などの冬囲いや、畑の後始末や来年の準備に忙しくもなるのです。