2006年ありがとう、さよなら

　ドカ雪が降ることもなく、大晦日の静かな朝を迎え、2006年を清めるような久しぶりの雪で、改めてきれいな銀世界になった。
　一年を振り返りながら眺めるには、とてもいい雪景色だ。



　日中の日差しで地面に残る雪になり、穏やかに2006年は暮れてゆく。
http://www12.plala.or.jp/tsuny/のカウンターがくしくも9000を越え、訪問してくれた方々に感謝して新年を迎えることになった。
　よい年をお迎えください。
　2006年よ、ありがとう。さよなら。
　来年は明るい年でありますように。

年に一度のそば打ちが年越しそば

　そば打ちの方法は、20年以上前に勤務した中富良野町で、近所のおばあちゃんから教えてもらった方法を基本にして、なんとなく世間の縁起にあやかろうと、家族の評判はよくないが、年に一度だけ晦日に手打ちを楽しんでいる。

　年越しそばについての由来には、諸説あって、細く長いのが長寿に関係があるとか。
　私の作り方は邪道で、TVで見るような正統的作り方ではなく、不揃いで太く短いから、年末に一年の苦労や厄災、あるいは借金を断ち切る意味に当てはまると勝手に解釈し気楽に自分流を楽しんでいる。
　毎年一定の作り方ではなく準備不足だから、今年のそば粉は、きめこまく白っぽい北海道新得町の石臼挽き粉と、ありあわせの薄力粉を使った。
　例年と違う味だったり、いい経験もしたから、まぁまぁの年越しそばだったと思っている。

コンサドーレが堂々の戦い

　サッカーの天皇杯全日本選手権準決勝が今日あるというのに、うっかり忘れていたが、途中からのTV観戦で、一時釘付けになった。
　初の4強に入ったコンサドーレが,J1のチームと互角の戦いをしている。
なかなかやるなー。
　全部の観戦はできなかったが、いい形で度々昨季の覇者ガンバ大阪の陣内を脅かし、ゴールなったかと思われる場面があって、普段は殆ど応援もしないのに、ファイターズのにわか応援に似て、思わず道産子魂をゆさぶられて力が入り、堂々の戦いに声をあげてしまった。
　形がよくても、ゴールにならなければねー。
　強豪チームに挑む頼もしいチームだったが、惜しかった結果を後で知って、まじめに残念だと思った。
　 ご苦労さまでした。来期に期待しているよ！
　

最近観た展覧会の印象 - 3

　■日本画巨匠作家版画展
　　　　　　　　　　　11月14～19日　旭川西武画廊
平山郁夫をはじめ人気作家の作品展示。デパートの催事だから商品としてつくられた版画。詩情豊かな山河など一般受けするものが多い。タイトルは日本画なのにごちゃ混ぜ。

　■ヒラマ教室作品展
　　　　　　　　　　　 11月22～27日　旭川ヒラマ画廊
　ヒラマアートスタジオの生徒と講師の水彩画・版画・パステル画・陶芸などが展示。　　
　初心者からベテランまで、意欲的で新鮮な表現が多い。講師として水彩画2点を出品した。

　■38展
　　　　　　　　　　　　11月28～12月4日旭川ヒラマ画廊
　昭和38年に北海道教育大学を卒業した仲間7人の油絵・彫刻作品で6年ぶりの作品展。
　共に教職を経験し制作を続けている熟練の技を披露している。

　■北海道版画協会作品展
　　　　　　　　　　　　　12月7日～12日　札幌大同ギャラリー
　比較的小さな作品の展示。54名の会員全員の発表ではないが、それぞれの個性や技法を巧みに表現している。会員に一人として木版画多色刷りを2点出品した。

　■ 風と大地のしらべ ? 北の作家たち展
　　　　　　　11月17～2007／4月22日北海道立旭川美術館
　北海道ゆかりの作家の所蔵品を長期間の新しい企画で創意をこらして展示しているようだが、新鮮味に乏しい。
　もっと幅広く作家を紹介してほしい。
　退屈そうに椅子に座る眠そうな監視嬢の姿がうっとうしい。

師走のどか雪も、雨も遠慮したい

　曇り朝だと思ったら、忍ぶような小雨がしとしと降っていた。
　天気予報が当たっている。スキー場では子供達の3日連続のスキー教室が始まっているはずなので、特に関係がなくても気になってきた。

　師走の小雨が道路の表面を溶かして、今日の旭川はツルツルの氷道になったため、危険な交通事情だと聞いたので、外出を見合わせた。
　雨の中を承知で、玄関前のわずか7段の階段だが、べばり着いた氷を削ったり、湿った雪が凍って重くならない前にと思い、時間をかけて広い範囲の除雪をした。

　氷雪に慣れているはずの旭川では、予想外の数字をTVで報じていた。
　滑って転んだ怪我人が骨折を含めて40数名が病院へ。車の接触事故が3倍近くの件数だとはおどろいた。

　降り続く小雨は、今夜から大雨に変わるとの予報を気にしながら、一日中PCの前で新しいプリンターと格闘していた。