深雪が当たり前の冬季なのに、少ない降雪だったので助かっていたが、2月中旬に入って、キタ、キター、キターアーアッ。積もるわ、積もるわ。
やっぱり来るモノは来るモノだ。
暖気の後には荒天や深雪になることがわかっていたが、こんなに毎日の降雪だとウンザリで、自然には逆らえないし、立ち向かっても勝負にはならない。
深雪を敵にしてるわけではなく、親雪と考えているこの頃だが、除雪に苦労して疲れてくると「雪には負けられないぞー。」と、親雪だと思っても深雪を敵視する瞬間が時々ある。
湿ったドカ雪で、枝に積もった重い雪のため、雪面まで折れ曲がった幹先が、更に積もった雪で立ち直れずに、そのままアーチ状になったままだ。
深雪に負けてしまったこんな情けない姿は珍しい。
我々は、深雪と勝負してるわけではないので、勝たなくてはならいとは思わず勝たなくてもいい。自然とは五分五分の引き分けでいいのだ。
しかし、アスリートが勝負で白黒付けるためには、勝たなければならない。
「負けられない。」は負けでなければいいと言うことで、勝たなくても引き分けでもいいと言うことだ。
今夜のサッカーをTV観戦していると、解説者やアナウンサーは、決して「勝たなければならない。」とは言わず「負けられない。」と言っていたが、今日だけに限ったことではない。
「負けられない。」精神では勝てないから、「勝たねばならない。」精神で徹しない結果は、結局引き分けで終わった。
「勝たねばならない。」精神でGO!GO!がいい。