小学校に木版画の出前授業をしました。
使っている道具の内で気になるのは、いわゆる彫刻刀です。
子どもが使っているのは版画専用の刀ではなく、大人用サイズの多目的彫刻刀ですから小学生の手のサイズには合わないと思います。
最近のことではなく、以前からずーとこのサイズです。
最近の彫刻刀は、木製の柄ではなく全体が装飾的な合成樹脂製です。
安全を優先して、刃にガードギアーが付いているのもあります。
使ったことがないので使い方の指導のポイントがつかめないのです。使ってみると彫り進む先が見づらく馴染めません。
見慣れない使いづらいと思うのは、昔人間だからでしょうか。やっぱり馴染んだ木がいいなー。
鉛筆や箸の正しい持ち方が出来ていない子どもには、この柄の長さでは大変難しいと思うのです。
昔は、こんなだったのになー。子どもの手のサイズに合わせて短く切ることもできました。
日本の伝統的木版画に使っている大人用の版画刀は、柄が短いのです。
道具を使う学習でから、正しく安全に使えるように指導しなければなりませんが、それが又難しいのですよね。
今日で、2クラス延べ16時間の授業は終了しましたが、日本の伝統文化の伝承に役立ったような気分で楽しみました。
ちなみに、外国で入手した版画刀は、どれも手のサイズにあったモデルが多いようです。
アメリカで入手した刃の部分が、ねじ込みの取り替え式になっていて握って使います。柄は合成樹脂製です。
ドイツで入手したのも、殆ど同じモデルです。刃は押し込み式で取り替え時には、柄にあけてある穴から棒を突き刺して刃をはずします。
多分これらで、木版を彫るよりノリューム版を彫る方が多いのだと思います。
道具もお国柄があって関心が深まります。
使っている道具の内で気になるのは、いわゆる彫刻刀です。
子どもが使っているのは版画専用の刀ではなく、大人用サイズの多目的彫刻刀ですから小学生の手のサイズには合わないと思います。
最近のことではなく、以前からずーとこのサイズです。
最近の彫刻刀は、木製の柄ではなく全体が装飾的な合成樹脂製です。
安全を優先して、刃にガードギアーが付いているのもあります。
使ったことがないので使い方の指導のポイントがつかめないのです。使ってみると彫り進む先が見づらく馴染めません。
見慣れない使いづらいと思うのは、昔人間だからでしょうか。やっぱり馴染んだ木がいいなー。
鉛筆や箸の正しい持ち方が出来ていない子どもには、この柄の長さでは大変難しいと思うのです。
昔は、こんなだったのになー。子どもの手のサイズに合わせて短く切ることもできました。
日本の伝統的木版画に使っている大人用の版画刀は、柄が短いのです。
道具を使う学習でから、正しく安全に使えるように指導しなければなりませんが、それが又難しいのですよね。
今日で、2クラス延べ16時間の授業は終了しましたが、日本の伝統文化の伝承に役立ったような気分で楽しみました。
ちなみに、外国で入手した版画刀は、どれも手のサイズにあったモデルが多いようです。
アメリカで入手した刃の部分が、ねじ込みの取り替え式になっていて握って使います。柄は合成樹脂製です。
ドイツで入手したのも、殆ど同じモデルです。刃は押し込み式で取り替え時には、柄にあけてある穴から棒を突き刺して刃をはずします。
多分これらで、木版を彫るよりノリューム版を彫る方が多いのだと思います。
道具もお国柄があって関心が深まります。