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Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

就実の丘での撮影は怖い

2014-05-23 22:34:42 | インポート
今日の気温は20℃くらいで、久々の晴天だった。
就実の丘で、5月の爽やかな薫風を感じながら大雪山の絶景を楽しんだ。
 
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最近では雲一つない最高の天候だが、春霞のせいかくっきりとしない。
それでも、初夏のふるさとの山並みを眺めるのは気分がいい。

今年初めての就実の丘なので、案内(説明)板が新設されたことを初めて知った。
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そこには「ヒグマがいます」という標題が目に付き、ジュースの飲み残し缶ヤ生ゴミを持ち帰ることを告げている。
大雪山連峰から十勝岳連峰までの山並みの説明が書かれ、就実地域の開拓の歴史や畑作が生活の基盤で、土壌を大切に守っている説明もあった。

最も協調していたのは「皆さんは農地に踏み込まないでください。」だった。
車は舗装路のみの走行とし、未舗装農道への進入はご遠慮ください。駐車の際は農作業トラクターの通過幅を十分残し安全な路肩に止めてください。交差点から5m以内は駐車禁止です。豊かな農村景観を次世代に伝えるために、皆様のご理解とご協力をお願いします。」書かれていた。
従前の、激しくきつい表現の命令調の立て札が多かったのに比べて、丁寧に優しく呼びかけている。

優しく表現しているけれど、農地に入り込む不届き者への忠告が本音だと思う。

中富良野町や名寄市在住時代に、農家が土壌を様々な雑菌や害虫から守ろうと懸命に努力していることを十分理解しているから、私は雑菌や害虫が付着しているかも知れない靴で農地に入ることは決してしない。

5年ほど前に、道路脇で写真を撮っていると、遠くから汚い言葉で激しく怒鳴られたことがあり、濡れ衣だと思っても、それ以来就実の丘に行くたびビクビクしながら撮影していた。

現在も、農地に入り込む心ない撮影者が存在するのだろう。
今日も又、前回よりもっと激しく怒りを込めた口調で怒鳴られた。

十勝岳連峰方面にカメラを向けて撮影中のことだった。
飛行機のように両袖を広げたトラクター(ブームスプレーヤー)が防除剤を蒔きながら、40mほど離れた手前の畑を横切ったので、それをカメラで追いながら山並みの景色に入れようと撮影したのが、ダメだと言っているようで「何でオレにカメラを向けるのだー・・・」という内容にも聞こえた。

わざわざトラクターを止めて怒鳴ったので、その喧嘩腰の恐ろしさに身が震える思いだった。
対話して謝るべきことならばと大声で叫んだが、去っていった。
トラクターの行く先や駐車した位置から推察して、5年前の怒鳴り声と同じ人物のように思えた。
面談して本音を聞いてみたいものだ。

高まった心臓の鼓動は、再び素晴らしいふるさとの山並みを眺めることで癒やされた。

就実の丘の説明板に「トラクター撮影禁止」と書いてほしい。
ふさとの山並みを眺める旭川市の景観としては、NO.1なのだが、農家が本心嫌っているのは誰なのだ。


学生レストランで日本料理を楽しむ

2014-02-20 23:58:00 | インポート
旭川調理師専門学校卒業記念学生レストランで、日本料理を賞味した。
卒業記念学生レストランは、レストランを模して一般の客に賞味してもらう実習の一環として、2年間の授業で学んだ成果を発表する絶好の機会であり、集大成でもある。

日本料理部門の全紙大のお品書きが壁に展示されていた。

   
下部に書かれた料理の絵の素晴らし出来映えに感心した。
授業で協調したポイントが反映しているのは嬉しい。

丁寧に調理され、盛りつけの彩りも食欲をそそる仕上がりだ。
多彩な器の使い分けにも気配りされていた。
学生が腕をふるった見事な料理が次々に目前に現れた。

 前菜               お椀とお造り

 強肴               焼きハ寸


蒸し物

 お食事(土鍋炊き込みご飯) 炊き込みご飯・赤だし味噌汁・香の物


水菓子

このような数多い料理を食べる機会がめったにない生活を過ごしているので、おしながきをよく読んで、照合しながら吟味して完食したが、満足感十分だった。

美味しい料理の提供も良かったし、笑顔の接客態度も良く、プロ顔負けの学生レストランに拍手。
入学当時の顔付きから一変した頼もしい若者の将来を期待したい。

近年は洋食優先の食事習慣が一般化された傾向にある中で、改めて日本食のすばらしさを実感した機会でもあった。

雪庇落とし道具

2014-01-26 18:45:11 | インポート
雪の降らない暖気の後に、また雪がふっているが吹雪になっている。
さらに雪が降り積もって、また屋根の雪庇が成長するだろう。

山岳地帯の尾根などに出来る雪庇は、滑落や雪崩の原因になることがあるので、雪山での岳人の注意点の一つだ。

山岳地帯でなくても、積雪地帯では降り積もった雪が固くなって、建築物の屋上や屋根から外壁面よりも外側に雪塊がせり出してくる雪庇はやっかいだ。

屋根のひさしに雪塊が突き出した雪庇を放置すると、屋根の雪降ろしの際に雪庇ごと落下することがあり、毎年幾たびかその被害報道があって悲しい思いがする。

また、通行人や駐車中の車に雪塊が崩落して被害を及ぼすことにもなるので、雪庇には注意をはらわなければならない。

雪庇の出来具合は、屋根の傾斜にも関係があり、近年は緩やかな傾斜や平面の屋根の建築設計が多くなったので、この時期にはあちこちで雪庇が出来ている。
     
危険だと言うことを承知で屋根に登る手もあるが、登らずに雪庇を落とすことにしたのは昨年からだ。

先日の暖気をねらって、専用の道具で屋根の雪庇を落とした。         
             

屋根に登らずに、下から突き上げて少しずつ雪庇を落とすことが出来るので、なかなか便利な道具だ。
          

幅30cmの金属板がポール(5~12m自在)の先に付いている簡単な道具だが、優れものだ。
他にも同類はあるが固い雪には向かないように思う。

固い雪でも手頃な重さだから短時間連続しての作業が可能なのが気に入っている。
「雪ズバッ2」とのネーミングは面白い。

ただ、現在は頸椎に痛みがあるため、上を向くには厳しい身体状況なので、精一杯の作業が出来ないのが残念だし、駐車場に落とした多量の雪の処理作業も厳しい。


屋根から滑落した雪塊

2014-01-25 22:54:15 | インポート
最低気温が-15℃前後の日が続いていたのに、今朝は+気温だった。
+気温といっても早朝3℃~1℃くらいだ。

雪道の一部は氷面が融けて、小石をばらまいたような凸凹と、シャーベット状の雪面など不規則な路面でガタガタ・グニャグニャ・べチャべチャとなって、車の運転は要注意。

低温だ続いたため降り積もり固くなった屋根の雪は、落雪せずままだったが、プラス気温にもなれば、一度にドッーと一般道路まで落雪が予想されるので気掛かりだった。

午後3時ころ帰宅して、その落雪が起きていた。

 
 
この落雪は軒下に落下するのではなく、1m以上屋根に積もった重い雪が、屋根の傾斜を勢いよく滑り落ち、庭を飛び越して軒から10m近くの1m以上も積もった生け垣に激突して、道路にまで積み重なるのだ。

少量ずつの落下しないこんな状態は4~5年に1度くらい起きるが、雪塊がゴーっと轟音をたてて落ちる光景はすごみがあって、地面が揺れているように感じる。

今日の場合は、約80%くらいの落下だが、100%の落下の場合は、生け垣に積もった雪全部を直撃して、屋根の雪と共に道路一杯に積み重なってしまうから、油断はできない。

今日のようなプラス気温であれば、屋根からの落雪は予想できるので、この辺りに駐車することはないが、若しも知らない人が駐車すると、とんでもない事態になるので、今後予想できる場合は駐車禁止の立て札を出すことにした。

この落雪は、その年の積雪量と気温に関係があるようだ。

今日は2度目の汗をかく除雪になっていまい、体力筋力が減少していることを自覚しながら頑張ったが、無理をせずにあと少しのところだったが、作業終了とした。

早く落ちてくらないかなーと待っていたので、今日の落雪でひとまず安堵ということで、少量ずつ軒下の落下を期待している。


小屋の餅帽子

2014-01-18 22:02:59 | インポート
雪が止んで低温が続いている。
餅のように面白い形状で降り積もっている光景に趣がある。
晴天になったので、その景色をウオッチィングしながら近所を散歩した。

               
こんなになったのでは、落雪注意なのか何を注意すればいいのかわからない。

あちこちで見ることができるのが、小屋に積もった雪が餅のようでもあり、帽子をかぶったようでもあり、その形が面白い。

 

  
 
鏡餅が乗っているようで滑稽にも見えるが、固くなった雪はたやすく崩れないので、
次の降雪で又大きく成長する。

家屋の庇に覆いかぶさって突き出し垂れ下がる雪庇も、なかなか落ちない。
             
この雪庇を崩して落とすために、屋根に登って落とそうとすると危険を伴うので、難しい作業だ。
旭川市内で1日に3人もが、落下して負傷したこともあった。

              
特別の用具を作って、下から強く突き上げるにしても落雪の危険を覚悟で作業しなければならないし、用具を扱う技術の必要な作業なのだが、よく見かける光景だ。

この作業が、まだ残っているので気になっている。