Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

我が家の花便り -23 ライラックが盛り

2007-05-31 22:17:14 | インポート
先日の「札幌ライラックまつり」のことをTVなどで知っていたが、 旭川も暖かな日が続き、やっとライラックが盛りとなった。

個展のことで、庭の花をチェック出来なかったので、咲きだしたことを知らずにいたが、鮮やかで優美に咲くライラックを見てやっと夏を迎えたことを実感した。

屋根からの落雪で、折れるなどしたため花が咲く木が少なくなったが、健在に残ったライラックの木が、がんばっているのでうれしい。

りんごの白い花と紫・白のライラックは、庭を華やかに飾っている。

     

     

個展準備のちょっとしたハプニング

2007-05-30 22:00:05 | インポート
6月1日から10日まで、旭川としては喫茶ギャラリーのはしりである「千繪莉」で、ふるさと旭川の風景を展示するため、31日に陳列することになっていた。

会場の都合で、2日前の今日飾り付けとなって予定がくるったが、なんとか作品を揃え、時間の都合をつけて展示作業が終わった。

4日前、是非展示したいと思っていた小品「桜の頃」を床に落とし、フレームとガラスを破損させてしまったが、オープン寸前のことなので、特注の規格外横長フレームの補充がきかないのだ。


? 展示に加えたい「桜の頃」水彩画(9×29cm)

個展の準備で、こんなハプニングは初めてだが、45℃角に断ち切る道具があるので、オープンに間に合うように、フレームを手作りとすることにした。

二つの個展が重ねてしまったのが、そもそも無理だったわけで、 時間も精神的にも余裕がなく、追い詰められたようだが、こんな状態の方が、志気が高揚する場合だってある。

元気を保つうえで、時としてこんなことがあってもいいのだと思っている。

制作だけでなく発表も含めてアートは、刺激的でいい。

人気の作品は「思い出の棚」 

2007-05-30 00:08:26 | インポート
ヒラマ画廊での個展が始まった。

個展の人気NO.1の作品は, 小さな箱を組み合わせた塔状の立体(高さ65cm)に、私的な小物を組み込んだ「思い出の棚」であり、予想していた説明を求められ、その都度再三の解説が続いた。

誰にでもありがちな、忘れかけたような思い出の小さな品々と、思いがオーバーラップするからだろうか、面白がってくれるのがうれしい。

随所に珍しい置物や、鏡やゼンマイ仕掛けや、のぞき穴を設けてあるので、塔を回しながら楽しんでくれた。

赤・黄・青・緑の系統色を四方の面を、バランスよく調和するようにした造形であり、これもまたアートとして有りなのだ。

一日中画廊で過ごすことになり、入場者の対応や、環境が急に変わったことや、ゆっくり昼食がとれなかったことなど、極度の疲労感のまま帰宅した。



今年1回目の個展会場準備

2007-05-28 23:48:51 | インポート
今年は会場と日程の関係で、3回の個展が5~6月に集中となって、めっぽう忙しい日々を送っている。

まず1回目は、明日29日から6月4日まで「旭川ヒラマ画廊」は、1963年以降の抽象作品と風景木版画の融合展示とし、今日準備作業を終えた。



壁面に35点、立体を床に10、天井から吊し3点を会場いっぱいに、造形作品を楽しく鑑賞出来るように配置してみたが、初の試みである。

発想と遊び心が、造形作品として心象表現と具象表現をどのように追求し深め発展させようとしているかを見てほしいと思っている。

抽象と具象が渾然となった展示なので、何々一筋何十年の画業の軌跡として見てもらうわけではない。

一貫した心の柱や支えがなく、気まぐれで移り気な作品の展示に見えて、節操のない様をさらけ出す個展でもある。

時の流れやしがらみで、心が移り変わって変容するありのままの姿を披露するに等しい展示とも言えるだろう。

画壇だの美術団体などと、固定化した画風や惰性の類型的と思われる風潮・流派とのしがらみには関係なく、心のおもむくまま自由に表現して発表してみたいと思うのは、大衆絵師としての本音である。




我が家の花便り -22 プラムの花

2007-05-27 23:11:38 | インポート
旭川ってこんなに風の吹くところだったかなぁと思うくらい、最近は風の日が多い。

寒さも加わった晴天の今日は、小学校の運動会は順調に行われたのだろうか。

個展の3日前で、何かと気ぜわしく、戸外に出る機会が少なかったが、家の前の道路脇にはプラムの花が咲いているのがわかって、うれしくなった。この白くやさしい花がやがて、甘美なプラムに成るからだ。

道路脇にはプラムの木の他に、ナナカマドや栗の木もあり、市有地なのだが、我が家の庭のように思って育てている。冬期間の除雪で、枝が折れるなどして、殆ど野生状態で育っているが、樹木の生命力はすごいものだ。

白い花は殆ど実をつけるが、すぐ虫がはいって食べることはできない年がある。

消毒などして手入れをすると、枝もたわわに成るプラムを食べることができるので、この白くやさしい花に期待をかけている。