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Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

座れば牡丹の次は立ち姿美人の芍薬

2017-06-09 22:14:39 | 自然の恵み

花たちが一気咲き出す季節到来したので、庭の花たちを巡るのが楽しい。

庭の花たちの中で、華やかな大輪の花が咲き出すと、その存在感で周囲が一変する。

       

今年は、白いツツジの花が咲かないのは、どうしてなのか不明。

       

石楠花は、まばゆく華麗に咲いたが、今年は一段と花数が増えたのがうれしい。

 

花姿がそっくりの芍薬に先駆けて華麗に咲いた牡丹は、最盛期が終わりかけで、低温が続いた上に強風のためか乱れてきたが、大輪の花の王者らしく魅力満点。

       

花茎にどっしりと咲く姿が、座る姿を美人を形容する牡丹だが、一輪ではなく沢山咲くと豪華なので、その美人群に圧倒される。

牡丹は晩春、芍薬は初夏に咲く花と言われるが、当地では牡丹の終わりと芍薬の開花がオーバーラップする。

間もなく開花する芍薬の蕾は、見事な球体だが牡丹は球体の上部が尖っている。

            

咲いてしまうと花だけで見比べると、どちらが牡丹か芍薬かの区別するのは難しいが、葉の形状・開花時期・蕾などで判別できる。

芍薬は立ち姿の美人に例えて、すらっと花茎の咲くので「立てば芍薬、座れば牡丹・・・」のとうり、なるほどねっと納得する。

 

待っていたリンゴの花が咲いた

2017-05-18 23:23:46 | 自然の恵み

果樹に花が咲き始めると、果物の木に花が咲いている風景に憧れながらみかんの花咲く丘という童謡を愛唱していた幼い頃を思い出す。

みかんの花咲く丘は第2次世界大戦終戦直後の1946(昭和21)年にNHKラジオから流れた人気童謡歌手の川田正子さんの、明るく軽やかな歌声で大ヒットした童謡だ。

ミカンの花を見たことがないので、どんな色の花かも知らないし(現在も)、青い海もお船も知らないうえに、汽笛がどんな音かも知らなかった。

それでも、歌詞からあれこれ想像して明るい風景を思い浮かべ、希望や元気を届けてもらった気になって、みんなでよく歌った。

前奏の部分も軽快で気に入り、タララッタッタッー タラーララー‥‥と口ずさんだり、ハーモニカや木琴で楽しんだ。

みかんの花咲く丘は、終戦直後の弾まない気分を払拭してくれた。花にまつわる思い出の童謡だ。

この歌のモデルは、静岡県伊東市のミカン畑だとか。ミカンの花を見てみたいものだが、5月初旬に開花だとすると、もう実がついている頃だろうか。 

       

我が家のリンゴの木に花が咲き始めた。

サクランボやラフランスなどは、すでに開花しているが、リンゴは遅いので気になってなっていた。

赤い蕾から恥ずかしげに白い花びらが広がる頃の姿や生命力に感動する。

順調に実を結び、立派なリンゴに成長して欲しいと願っているのだが‥‥‥。


恵みの秋の味覚に感謝

2016-10-05 23:42:02 | 自然の恵み

旭川に初霜があった。今年は短い秋なのか冬の足音がもう聞こえている。

まだ目撃していないが、雪虫が飛んでいるとか。

雪が降ってもおかしくないくらいの朝の気温で、明日は最高気温11℃(52 F)の予報だ。

食欲の秋の期間をゆっくり楽しむことができたのは、葡萄と栗だった。

市販の栗を植えて育てた栗の木が大きくなり、今年は大きなサイズの栗が穫れたのが嬉しかった。

先日の猛烈な強風で残っていた沢山の栗は殆ど落ちてしまったので、道路に落ちて車に潰された栗が多く、後始末が大変だった。

          

便利な栗の皮を剥ぐ鋏で、一個一個こつこつと剝ぎ渋皮を剝く忍耐が必要なので、収穫が多いのは有り難い悲鳴??でもあるが、連日のように栗ご飯を食べることができるので、自然の恵みに感謝一杯だ。

               

葡萄もタップリ食べる期間があって楽しんだが、明日の収穫が最終となってしまった。 

         

五つ葉と三つ葉のアケビを植えていたが、五つ葉には今年やっと10個ほど実を付けた。けれども実をつける景色を鑑賞するのみだ。

               

りんご、ラ・フランス、プラムは不作、と言うよりも時間をかけての手入れ不足だったから、いい加減な育て方ではダメなのだ。

労せずして自然の恵みを受けようなんてと、自己反省しきり。  


宝石で飾られた野葡萄の門

2015-09-26 21:56:40 | 自然の恵み

ダイヤモンド・ルビー・サファイヤ・オパールと言えば、宝石のことだとわかるが、これらの宝石をしげしげと眺めたことがない。アクセサリーや宝石とは無縁のくらしをしているからだ。

希少性が高くて美しい外観の固形物で、高度が高く耐久性があることが宝石の条件のようだ。

身近にはない宝石だが、ノブドウ(野葡萄) の果実が熟すと陶器のような光沢のある美しい青色や紫色などに色づいて、外観は美しいので宝石とはこのようにも見えるのだろうと想像できる。

野葡萄と言っても、果物の葡萄とは別種でつる性落葉低木の鑑賞用園芸種だが、果実酒もつくることができるそうだ。

                 

家庭菜園や花園に出入りする野葡萄の門をくぐる時、宝石に囲まれているような雰囲気に感じて嬉しい気分になる。 

           

今年は、実が沢山付いたが色づきが上等ではないのが残念だが、見事な美しさで門を飾ってくれるだろうと、果実が輝く時期の到来を期待している。

      

この野葡萄の繁殖力は旺盛で、こぼれた果実からあちこちに芽吹くので、苗を育てて差し上げている。

放任栽培でもぐんぐん枝葉が伸びる生命力には驚くほどだ。

だから、他の植物を巻き込んで繁茂するので、頻繁に枝詰めをしなければならず厄介な植物だ。

9月中旬にもなれば急に成長が止まり、宝石にも見える果実が目立ち始めるから、その時期が来るのを待って果実の鑑賞を楽しみにしている。

しかし、その宝石のような時期が過ぎると、艶が消えた白っぽい実に変身するから面白い。

 


カラスに狙われたスイカ

2015-09-13 12:16:00 | 自然の恵み

花の栽培は楽しいが、家庭菜園でスイカの栽培も楽しい。

昨年は、小玉のスイカとマダーボール(ラグビーのボールの様なスイカ)とを大小9個収穫した。

今年もマダーボールを栽培する予定だったが、苗を買いそこなったため、予定外で大玉スイカの苗2株を入手し栽培してみた。

スイカ栽培の認識不足のため、わき芽を切ったり受粉のタイミングなど手こずってしまい難儀した。毎朝の目配りが大切で、素人の半端な手の掛けようではダメなのだとわかった。

それでも結局は、2個実をつけたので十分楽しめた。

      

ずっしり重い大玉のスイカを収穫する時の緊張感と満足感があって感動した。

カラスが、トマトやトウモロコシなどを食い荒らすので、スイカも狙われないように、網で覆っていたのだが、カラスが網をずらして突いたらしい直径6mmくらいの穴があった。

カラスには、熟した中身を透視する能力があるように、悔しいことに収穫時期を狙われたのだった。

         左側に傷跡が

少々早目の収穫だったためか、スイカの味は甘みに不足があるものの、自家産だと思うと満足な美味しさだ。

 

        

前庭での朝食の食卓にデザートのスイカがあるのは、気分がいいものだ。

水分をしっかり含んだ大きな大玉だと、2人家族では持て余し気味ながら、自然の恵みに感謝しつつ十分にスイカの味を楽しんでいる。

これから収穫するもう1個のスイカの味も楽しみだ。