Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

最近観た展覧会の印象 - 4

2007-01-31 17:47:05 | インポート
「パレットのなかま展」 
                                   1月12日~21日 旭川Gallery多夢座
 旭川教育研究会図工美術部員の内10名の先生方が、自己研修で描いた油彩・水彩・版画・デザインなどの発表で2回目。
 現職中に作品つくりを怠りがちですが、よく頑張っています。追求度や完成度に個人差があって苦しみ悩んで作品つくりに励んでいることが、見てとれました。
 頑張ってください。



田本 實/君子写真展-清流の鼓動
                                    1月23日~29日旭川ヒラマ画廊
 旭川市在住の北海道野生生物写真コンテストで1席入賞など上位入賞の常連で、カワセミやシマフクロウの生態をシャッターチャンスみごとな写真。
 夫妻ともども感動のある秀作が展示され、多くの風景写真展と違い、写真の世界の幅の広さと深さを実感しました。

「 第53回チャーチル会旭川油絵展 」
                                   1月24日~28日旭川西武8階催事場
 この会は創立40周年を迎え、チャリティー小品展38回目を同時開催しています。
日曜画家の集まりといっても、絵画歴を重ね、しっかりとした描写力をもとに質の高い作品が多く、21人が38点出品。
 名誉も地位もある安定した人生が表現されているようです。

北岡文雄木版画の世界展
                                     1月30日~2月11日旭川西武画廊
 一昨年の札幌展で、ご本人にお会いし親しく会話できたことを思い出しました。
 1947年ころの白黒木版に衝撃的な印象を受けていいましたが、豊かな色彩を巧みに刷り上げ、詩情ただよう今回の代表作の画風にも魅せられました。
 じっくり観て制作意欲が高揚しました。

まるごと骨董品の家             

2007-01-30 21:51:32 | インポート
 知る人ぞ知るということなのですが、 旭川市内には人口の割に「骨董品屋」が多いのです。
 特に賑やかで目立つのは、JR旭川駅から徒歩約8分の位置にある「家どん船どん」でしょう。

 古美術と古民具の店なのですが、店の内外が古美術で埋まり、外観は野ざらしの品々が色とりどりに装飾され、見とれて素通りできず、立ち止まってしまいます。
 普段は車の中からチラッとしか見ることがでず、気になっているのに、たぶん5年以上も立ち寄っていません。

 今日は、 徒歩でそばを通りかかったので、買う目当てがないのに、久しぶりに寄ってみました。
 白い雪に慣れた瞳孔のまま、暗がりのやっと1人通れるくらいの通路を入ると、古物だらけの通路奥の狭い空間に、店主のおやじさんが、3~4人でストーブ囲んで話し込んでいました。

「見せてください。」と声をかけると
「社長。うちはいいものないよ、何かあったら呼んでちょうだい。」と腰を上げることなく声が返って来ました。

 やぁ、昔と変わっていないなぁ。以前にがらくたを買ったことが有り、このおやじさんとは何度も会話したことがあったけれど、当然ながら覚えてはいません。
 でも、古い陶磁器、掛け軸、タンス、時計などなど、時間をかけてじっくり見たい物ばかりでした。



国会崩壊と言える程の行儀悪さ     

2007-01-30 00:07:19 | インポート
 カーラジオのスイッチを入れると、勝手な叫び声が飛び交う騒音の中で、誰かが演説していると思われる音が、聞こえてびっくり。聞くに堪えないよ。
 どうやら、国民がやらせてくださいと言うから選んだ国会議員が集う国会の様子だとわかりましたが、行儀の悪い者の無秩序な集会の光景を想像し、唖然。

 人の話をちゃんと聞かず、罵声、怒号、嘲笑、 高笑いで妨害し、不規則発言と言うのか勝手気ままに野次り飛ばすのが、活気ある国会だとの誤解に気が付いていないのにあきれるばかり。

 野次で楽しむのが国会議員の仕事のはずがないよ。 野次ると手柄になると錯覚しているんだろうなー。
  うるさいよ。!ちゃんと聞けよ。!

 教育再生で提示されている中に、「指導力不足の教員不適格者を教壇に立たせない」を課題にしていますが、論議不適格者が、これを論議するのですから、笑っちゃうよ。

 今さらとも言えるのですが、議長は何をやっているのでしょうね。正常な運営が出来ない議長不適格者が議事をすすめるなんて異常だよ。秩序を重んじる一般社会ではあり得ない集会ですよね。

 教室で私語が多く、うるさくて話を聞いてくれない、勝手に歩き回るなどを制止できず、行儀の悪さで授業が成立しない状態を、「学級崩壊」と言われています。

「学級崩壊」を嘆いている国会は、すでに崩壊しているのです。

冬の暮らしに親しむ - 4

2007-01-28 20:23:13 | インポート
スノーランタンの大きさに挑む      

 朝の温度計はマイナス20℃を示し、久しぶりに冷え込みました。
 除雪で積み上げた雪がぎっしり締まって手頃な堅さになっている雪塊で、大きなにこだわって「雪のランタン」つくりをしました。

 まず、均質に固まったと思われる雪塊に、内径25cmくらいの穴を75cmほどの深さになるまで丁寧に移植シャベルで堀ります。

 次に外側を円筒状になるよう厚さ3~4cmに、大型スコップを使って彫刻の要領で削って行きます。これが最も集中力が必要で神経を使うところです。

 最後にローソクを横から入れる穴を開けて完成です。
壊れずに、過去最大の高さ95cmのスノーランタンに、我ながら感激です。
完成時は曇り空なので、半月のはずですが真っ暗で、気温はマイナス15℃の無風でした。

 雪質が均等でないことで、 ゆらゆらとローソクの不安定な灯火の明かりが透けて、幻想的な雪面の明かりが魅力的に庭を照らしています。



予定外の上海料理  

2007-01-27 22:31:33 | インポート
 まだ行ったことのない中国旅行に関心があって、 海外旅行のサイトを覗くことがあります。

 旭川西武8階で開催中のチャーチル会展で、偶然出会った高校同期の友人たちと、予定外の昼食を共にすることになった時、中国旅行のことを思い出し、中国料理を選びました。
 10階の幾つかのレストラン中に「上海」という 中国料理店があり、入り口のサンプルを見て「海鮮炒め定食」を食べてみました。

 上海料理といえば、魚介類と農産物が豊富な地域から、酒・醤油・黒酢などの醸造物をふんだんに使った甘くて濃厚な味が特徴なのだそうです。

 甘みが強い魚介類と野菜がたっぷりの、油っけ少ない味は、なかなかいける味でした。普段は単純に肉や辛みが中国料理のイメージでしたが、改めて中国料理の幅の広さと深さを知りました。

 本場の上海で食べる機会が早く来ないかなぁー。