Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

冷房の効いた展覧会場で個展開催

2018-07-31 23:41:29 | 展覧会

7月は個展の準備に集中していましたが、予定外で順調に進まなかったのは、異常気象で猛暑続きのためバテ気味のせいでした。それでも何とか開催にこぎつけ安堵しています。

    

 ふるさと旭川市内の風景が主ですが、ドイツ(ヴュルツブルグ)やアメリカ(ニューヨーク)で写生した水彩画作品や、流氷の多色刷り木版画など、特別な思いのこもった作品を含め、油絵/水彩画/木版画/パステル画/クレヨン画による風景作品21点を展示しました。 

  

       

 旭川は内陸で盆地のため、北海道でも暑い地域なのですが、最高気温31℃~34℃の日が続くと、熱中症で死者もあるほど記録的な猛暑です。例年だと扇風機を数回使うくらいで秋が来る気温なので、うんざりの暑さです。

外出を控えているそんな激暑の中、わざわざ来場くださる方々には感謝しています。

近年はメディアから注目もされずで個展会場を覗いてももらえず、電話取材すらなかったのですが、今回は電話取材で地方向けのNHK-TVや新聞記事などで開催案内がありました。

電話取材だけでの開催案内ではなく、会場で作品を見てもらって開催内容を伝えてもらわなければ注目されたことにはなりません。

会期は8月24日までですが、13~16日のお盆休みがあります。

外気との差がある冷房の効いた会場でお待ちしています。


雑草の小さな花を愛でる

2018-07-18 23:44:38 | 自然観察

普段は目立つ草花に目を向けているが、雑草と呼ばれる草の小さな花に注目してみた。

新しい気付きがあって興味深いので、敷地内の地面に目をこらして観察する。

この草は、踏みつけて歩く地面に生えているので、雑草として抜かれてしまいそうだが、宵待草の花姿に似ていて美しい花のだ。

       

花径は約1cmで草丈は5cmから最大で15cmだから、見逃してしまいそうな小さな草花だ。

                         

寒い日や暗い日には、花びらを少し閉じ加減なところが可愛い。

名前がわかればもっと親しめるのだが、今のところ調べている最中で、謎の雑草なのだ。

 

これは、カタバミ(片喰)の仲間で、すいば/かがみぐさ/すずめぐさなど多く別名がある。繁殖力が旺盛で根深いので駆除が厄介な雑草だ。

        

花径は約1cmで草丈は3~5cm。3枚のハート型の葉の尖った先端を寄せ合ってクロバーの葉のように見える。日向で開いていた花が日陰や寒い日には閉じて、葉は反り返ってしぼんでいる。

小さな草ながら、日光や気温には敏感に反応する可愛いやつだ。

日本の家紋に葉がデザイン化されている。根付いて絶えることがないので、縁起担ぎで家運隆盛や子孫繁栄として武家の家紋に多いそうだ。

 

ヒメフウロウも美しい小さな花で、繁殖力が旺盛であちこちに開花するが、雑草の仲間なのかどうかわからない。

       

 

その他の雑草の花にも目を向けて観察するのが楽しいし、旺盛な繁殖力から元気をもらっている。

人間にとって邪魔な草が雑草だとしても、その雑草は雑草だと思っていないだろうなー。