山形の森 保守醒論

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人民戦線「9条世界会議」に与する“ナイーブな日本人たち”

2008-05-06 09:29:41 | Weblog
「9条世界会議」なる集会が、幕張メッセ(千葉)で開かれている。
直接意図を隠し、市民社会に潜入して、微笑みながら一般市民の煽動を図る、左翼共産主義の人民戦線戦術である。
日本は自由な民主主義国家であるから、集会活動を批判するものではないが、名を連ねる呼掛け人の面々と、運営を仕切る事務局を窺うと、凡その意図が見えてくる。
まず、呼掛け人を一見すると、その殆どは「反日・親中朝人脈」に連なる左翼活動家たちである。
事務局のピースボートは、1983に辻元清美と内縁の夫で赤軍派の北川明らが中心となって設立された。
辻元・北川を引き合わせたのは、小田実で“ベ平連(1965発足)”も同様の人民戦線戦術として大衆運動を展開したが、ソ連崩壊後の極秘文書露出から“ベ平連”にはKGBから活動資金が供与されていたことが判明した。
さらに亡命したレフチェンコ証言から「あんなに容易い工作はなかった」とKGBによる(反米)政治工作であったことも暴露された。
ベ平連事務局長を務めた吉川勇一は、親ソ派として日本共産党から1965に除名され、ベ平連活動に身を移し、1974解散後には、小田とともに北朝鮮との交流人脈となる。
1976.10小田実は初訪朝、よど号犯と面会し、金日成と会談した。
この1976年は、金正日による工作員の現地化指示(拉致強化指令)、宇都宮徳馬が日朝議連を設立するなど対日工作が本格化した時期であり、翌77年度朝鮮総連の事業方針指示書に「小田実のような(工作活動に都合よい)人物を2、3名工作獲得すること」との項目が含まれた。
横田めぐみさん拉致事件はこの年に発生している。
代々木ゼミナールで講師と浪人生として出会った、小田と辻元、早稲田入学と同時に左翼活動家として行動を共にすることになる。
およそ新左翼の過激派に連なる人物・組織が“民主だ!平和だ!人権だ!”と唱えることを、マトモに受け取れないほど欺瞞なことなのだが、“ナイーブな日本人たち”は、詐欺商法のような人民戦線戦術の罠に、毎度毎度と入り込んでしまう。
人民戦線「9条世界会議」開催が、最も必要とされるお似合いの国こそ「中国・北朝鮮」両国であろうと考えるのだが。
“ベ平連”と同じように、近い将来“9条の会”活動は「中国・北朝鮮」工作機関からの資金援助と対日政治工作に与した人民戦線戦術だったと明らかにされることだろう。
闇金融の後ろにコワ~イ暴力団が控えているように、面子を窺えば“ナイーブな日本人たち”が与する「9条世界会議(9条の会)」のウラ舞台はハッキリと見える。
山形西高出の劇作家“渡辺えり”も名を連ねているが、そんなところ解かっているのかなァ。

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