山形の森 保守醒論

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健在「口利きビジネス」 IN 大分+山形?

2007-12-14 18:54:36 | Weblog
毎日新聞、9日の一面トップ記事「脱税疑惑:大分のコンサル会社、所得30億申告せず キヤノン進出事業、鹿島から裏金」、休刊日の前日に意図したスクープ?、と言えようか。
東京国税局査察部の強制調査(査察)時から、他社も取材を重ねており、脱税立件逮捕の時点で記事にする予定が、毎日だけ“鹿島”の追徴課税にあわせて先行掲載したのが真相のようだ。
一面トップで関係企業が経団連会長の「キヤノン」と建設業界の雄「鹿島」となれば関心を引く記事ではある。
が、驚いたのは法人税法違反などの疑いを持たれている大分市(現在)のコンサルタント会社「大光」(大賀規久社長)とは、1990.12.25に千代田区永田町2-14-2で設立された会社なのだ(設立時は大光インターナショナル)。
(山王グランドビル)そう、あのK前代議士の事務所なのである。
設立時期とその後の経緯、社名からも関係者の意味深さを漂わせ、いまだ健在なりの感がする。
「キヤノン」の大規模プロジェクトに絡み、「鹿島」から受け取った裏金など約30億円を申告せず、脱税疑惑が浮上、関連会社も含めてキヤノン関連の仕事を受注。
鹿島が絡む工事では、下請け業者を決めるなど強い影響力があり、大賀社長が受け取った金は計数十億円に及ぶとみられ、家族名義などで約30億円分の株などが見つかっているという。
東京国税局による法人税法違反(脱税)立件で終了するのか、地検特捜部が捜査に入り政治家などに及ぶ事件に発展するかは判らない。
査察後と思われるが、10月10日に定款に「建設コンサルタント業務」の一項目が追加されている。
「口利きビジネス」を示唆するこの一項が弁護方針を睨んだ定款修正なのか、チョッと気になった点だ。
山形に及ぶことはないだろうが、人脈からは気になるところだ。
「いま、大賀氏の東京オフィスは永田町・民主党本部入居ビルの上の階にあるはずだ」と知人が伝えてきた。
この場所が何かを物語っているのだろうか?。
今となっては「そんなの関係なーい。オッパッピー」だ、と元秘書のAさんは言っていた。

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