山形の森 保守醒論

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「迷走・自民」と「暴走・民主」の国民不在のチキンレース

2008-03-22 19:42:10 | Weblog
日銀総裁不在の状況を作り出した「迷走・自民」と「暴走・民主」の国民不在の国会承認人事バトル。
福田首相も小沢代表も党内をまとめ切れない統治力不足を露呈させてしまった。
サラリーマン総理の康夫さんについて、リーダーとしての才覚の無さは、いまさらの感があるが、いわゆる側近とか国会対策を練れる近しい政治家すらいない。
議運・国対など汗かく経験を経ないで首相の座についた、「福田赳夫元首相の地盤を継承した長男である」と言うだけの選挙エリート(裸の王様)なのだ。
衛藤征士郎元防衛庁長官が福田側近(?)などとメディア取材を受けているが、最大派閥の清和会で途中入派の一外様議員でしかなく、河野グループを脱会して清和会に入った経緯は、台湾問題で、(当時)媚中の河野洋平外相と副大臣だった親台湾・衛藤のポリシーの違い(中国と台湾の二つの制度問題)であったはずである。
岸・福田両元首相から親台湾の流れを汲み日華系議員を多数抱える町村派では、何故か異端に位置する親中派の康夫さん(?いつ、中国の毒注射を受けたのか)。
衛藤の対応は、側近を自認して内閣改造で閣僚ポストを狙う猟官政治家としか映らないほど、康夫さんの親友たる議員は、本家の町村派内でもいない証なのである。
小沢民主に至っては、代表が口も手も出せないほど、コントロール不在の暴走族車と化している。
財務省が「(小沢側近で大蔵OBの)藤井裕久を通じて民主党内を武藤総裁承認で纏めるから大丈夫」のシグナルを福田に入れたものの、いまの小沢には豪腕統治など出来得ないのが民主党の内実。
ブレーキも踏めずに崖から落ちていくしかない自爆テロのチキンレース様相だ。
国益そっちのけの「自眠・民死」政治屋劇場など国民は見たくもない。
総じて(政界引退で)腹を切れ!!!と言いたい。

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