山形の森 保守醒論

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“バ~カとアホ~ウの絡み合~い。”、世襲ブルジョアの政治ゴッコに悲観

2009-06-06 18:50:38 | Weblog
「バ~カとアホ~ウの絡み合~い。ド~コに日本のユ~メがある~?」。
総選挙を控えながらも、視界不良の中央政界天気図模様。6.4、橋下徹大阪府知事は自民党若手議員の勉強会で、「霞が関を変えてくれる期待は民主党にある。民主党以上に強烈なことを言わないと、国民はついてこない。民主が公約で掲げる政権交代に勝るには、霞ケ関解体を自民党のマニフェストに入れるしかない」と持論を展開した。
橋下知事の世論支持が高いのも肯ける。 国民期待と関心の視線こそ、ここに凝縮していると言えよう。
それが解っていながら(?)、手をこまねく麻生首相は余程の“阿呆太郎か楽天家”のいずれかと見てとれる。
小泉構造改革についての(経過途上の)賛否はあるが、「ゼロかヒャクか!」の議論で国民世論を情報操作して、自己有利に導く官僚利権と連動する権益派が存在するのは明治以来の官僚支配守勢の常道である。
小泉構造改革について、日米をつなぐ利権の構図で国民の金融資産を米国に搾取されるものなどと極論を論じるむき(?一極盲従攘夷派)もあるが、郵政民営化を持ってして一方的金融資本流出を論じることこそ極端な愚論である。
金融防衛策は国益論として国際経済・外交全般で政策・立法論議すべきことで、郵政民営化は国富売却などと短絡的に述べることこそ官僚利権に与する言動と言わねばならない。
本質的なことは米国に“イエス・ノー”を言える国家意思形成を構築することであり、それが現状結果として出来ていないことにある。
日米構造協議にしても相互主義に則り、異論反要求の権利は担保されているのである。
もっとも胸襟を開き(自由・民主的)相手の米国と五分に対応出来ない卑屈交渉とすれば、一党(王朝)独裁国などとはとても太刀打ちできない様は当然と言える。
貸借癒着の無い変人小泉なればこそ、官僚利権制度の元凶(財政投融資の原資・郵貯年金)に手を付けることができた。
麻生は小泉内閣で関係要職を歴任してきた。その主たる意味と必要経緯を汲み取れないようでは、「タダのアホー太郎」でしかない。
岡田克也民主党幹事長は「麻生首相のガバナンス(統治能力)のなさ、リーダーシップのなさを改めて見せつけている。大きな出来事が起きたときにこの内閣で対応できるのか」と批判。
日本郵政の西川善文社長の続投に反対する鳩山邦夫総務相に、自民党内からも総務相の辞任要求や、混乱を収拾できない麻生太郎首相への批判が相次いでいる。
国際政治経済で窮迫の今、国民の冷静な判断を仰ぐためにも、総選挙前の総辞職も日本の未来のためには必要な決断とも思える。
吉田茂と鳩山一郎の孫同志に政治ゴッコを許している国情を厳しく見つめ直す時だと考えるが・・・・。
バ~カとアホ~ウよ、サヨ~ナラ。 今度はマトモなリ~ダーが来る~!。 JAPANレビュー「傷だらけの日本政治」

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