山形の森 保守醒論

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サクランボの被り物発信で、山形県は、吉村ならぬ「ヨシモト知事」(吉本興業所属)となった。

2014-04-30 19:09:39 | Weblog
吉村美栄子山形県知事は、新年度初め恒例の幹部職員への訓示で、サクランボの被り物を頭につけ、「思い切って殻を破り、山形の魅力を発信してください」などと、発言してから一ヶ月が経とうとしている。
パフォーマンスの意外性から笑いを誘い、新聞メディアが報道したことから、イッパツ芸としては成功だったのだろう。
知事に続けとばかりに、細谷副知事が仙台で開かれた国連防災世界会議の開催実行委で、同様の被り物あいさつ。
この模様を県の公式フェイスブックに掲載したことから、賛否両論の書き込みが相次いだ。
『知事の「思い切って殻を破り・・・」に共感した「チェリーボーイ」です』、などと切り返すぐらいの機転があれば、さらなる笑いを誘うことができたかもしれないが。
「砕けすぎ、不謹慎」などの批判の声が多いとあって尻すぼみの様である。
王道(本道)があっての邪道(笑道)。
TPOと露出加減を見極めないと、テレビメディアに氾濫する、「お笑いバカ」、「軽薄ジャリタレ」などと同じに見えてくる。
知事が指摘する発信力不足の前に、真面目な県民性から、(県庁マンは)委任された範囲の管理・処理能力はあるのだが、発想力、企画力が伴っていないからだと見る。
県庁職員の「チェリーボーイ」から、一皮剥けた(勃起)成長が求められる。
サクランボの被り物発信で、山形県は、吉村ならぬ「ヨシモト知事」(吉本興業所属)となった。

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