山形の森 保守醒論

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マンガばかり見てるから、阿呆太郎になる!

2008-12-26 11:31:00 | Weblog
中曽根元首相が衛星放送番組で、麻生首相が私邸住まいと夜のバー通いを続けていることに「首相は夜寝ている時も首相だ。天下、国民を背負っている(との自覚が必要だ)」と苦言を呈した。
麻生は(1996)第二次橋本内閣に経企庁長官で初入閣以来、党・内閣の主要ポストを続けざまに歴任、自民党総裁選挙にも2001年から4度挑戦してようやく射止めた総裁(総理大臣)の椅子である。
400人超の自民党国会議員のなかで、元首相経験者を除けば、これほどの経歴を重ねている政治家は他にいない。
経験充分で、特に小泉政権時には傍にいてワンフレーズポリティックスの効用を、最も知る位置に居たはずであるのに。
中曽根大勲位が呈するように、麻生には日本国総理大臣としての職責に対する自覚(心構え)が見えない。
相変わらずのバー通いも、自腹であるからとか、大した金額でないとか言い訳がましいことを述べているが、国民が観る視線はそんなところではないことが解っていない。
池田勇人元首相は、就任以降、大好きなゴルフと料亭通いを封印して職務に励んだ。
一般人とて目標成就するまでは、酒やタバコを断つなどと自らを律することがある。
秘書官との打合せなどは公邸でやれば警備上も安全だ。
時間を見つけては漢字(日本語)の勉強、魚屋の妻(善幸の娘)から庶民が食する魚の名前をしっかり教えて貰うなりすべきだろう(大衆魚すら知らないから、ホッケの煮付けを食べたなどと言ってしまう)。
繰り返される漢字の誤読などは、国民からすれば漢字が読めない恥しい日本国総理大臣を擁していることである。
マンガばかり見てるから、阿呆太郎になる。
麻生がかつて日本JC山形大会に来県した際、山形駅近くのクラブ「L」を訪れ、山形の夜に浸っていたそうだが、総理在職のいまは一切の欲求を断ちきり国家国民のために精励して欲しい。
どうせ残された時間はそんなに無いのだから。

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