ブログ子も原告の一人として集団訴訟に参加した、4.5NHKスペ「アジアの“一等国”」は、日本共産党に支持された“反JAPANデビュー”だった。6月25日の参院総務委員会で、自民党の世耕弘成議員は「放送された内容は、私が知っている台湾の人々の対日観とあまりにかけ離れている。相当偏った取材をしたのではないかと思う」と番組批判を展開した。一方、共産党の山下芳生議員は「非常にいい番組だった。番組に登場する現在の台湾の人たちの表情を見ると、親日的と言われる台湾の人々の心の奥底にある複雑な思いが伝わった。歴史を直視し、互いに共有し、反省すべきは反省してこそ相互理解とより深い友好関係が構築できると感じた」と述べ、世耕とは正反対の評価を示した。NHKの日向英実・放送総局長も同委員会で、日台戦争・人間動物園などの呼称について「私どもの集めている資料の中では使われている」と殺到している抗議内容に反論した。野球のルール的に解釈すれば、「1センチでもラインをかすればフェアでファールではない。(NHK制作サイドには)そのように見えたので編集権の範囲内である。」と詭弁を弄している姿勢だ。番組取材に協力、出演した(柯徳三さんら)台湾人からの(偏向編集への)抗議に対しても、知らぬ存ぜぬの態度である。このようなメディアの身勝手な対応から見えてきたことは、NHKに限らずマスコミ全般に信頼性を欠く編集権・編成権の乱用が、戦後一貫して行われてきたのではないか?。ネット普及時代を迎えて、やっと、その疑念があからさまになって見えてきたとの思いがする。日本共産党が共感する番組作りが平然と行われてきたことで、長年に亘り蓄積されたメディアコントロール被害はどれほどのものかと、暗澹たる思いに駆られる。すぐにも(共産主義者の)情報侵略から覚醒することが急がれる課題だ。「(取材先)発言の趣旨を十分に反映している。恣意的な編集はしていない」と述べるだけの反日NHKには、“(赤・垢)アカスリ解体の道”しかありえない。NHKスペ「アジアの“一等国”」は、日本共産党の戦後歴史観の捏造につながる“反JAPANデビュー”こそが真相である。
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