山形の森 保守醒論

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凛々しさ無き、民主党・夢想族の「ゆるキャラ政権」

2009-11-09 12:05:44 | Weblog
あたり構わず内外で“友愛”を振りまく鳩山首相。
癒やし風を奏でれば、すべて良きように解決できるが如く“友愛精神至上主義”の友愛教租の全開模様を呈している。
昨2008年ころから、子どもにも身近な親密さを表現でき、地域振興に活用する「ゆるキャラ」ブームが盛んだ。
一方で昨今、凛々しさを持つキャラクターがほとんど見えなくなってきたように思われる。
1995.4からの市町村合併特例法施行では、やたらと「ひらがな文字の市町」が誕生して、漢文字ならではの合併の歴史的経緯を探究する関心さも潰えてきている。
これも「優しさ」が「易しさ」となり、愚かな低位平等のマルクス主義に通じる「日本壊滅の行く末」かと感じ取ってしまう。
鳩山首相を始めとする、民主党・夢想族議員の「ゆるキャラ政権」に、凛々しさなどみじんも感じられない。
「担ぐ(総裁)神輿は、軽くてパーがいい」とは、小沢一郎が自民党幹事長として、1989.8に海部政権(首相・総裁)を誕生させたときに嘯いた言葉である。
いまの鳩山内閣は軽いという以上に、担いでいる手応えさえ感じられない「友愛風船内閣」で何処へ飛んでいこうとしているのかも解からない無責任状況にある。
もっとも政治家だけでなく、日本国民全体が劣化・沈下状態にあり、国際社会から淘汰の道を歩んでいるのかも知れない。
テレビのバラエティー番組は言うに及ばず、ワイドショーにも「バカキャラ」のタレント出演が常態化している。
大宅壮一がテレビ普及の低俗化で「国民総白痴化到来」と発したのは、1957.2であった。
先の新閣僚が任命直後の記者会見に臨むにあたって、登壇の際に国旗に礼を失した閣僚が大半を占めた。
なかには(反日思想の)確信的行動議員がいたこともあるが、かつて自民党に所属していた議員(地方議員時代なども含め)の無礼行動には、実に考えさせられるものがある。
もし自民党議員としての閣僚任命だったなら国旗に礼を失することなどなかったのではと思い浮かべる。
平野官房長官が後の会見で述べているように「閣議で国旗に礼する統一を申し合せていない」とあっても、議員個々に礼道徳が自然なものとして持ち合わせていれば、目前の国旗を無視することにはならないだろう。
単に「朱に交われば赤くなる」を体現した堕ちた行動であろう。
1952.革命主義者(共産・社会主義者)は、武装闘争を封印して、教育による共産革命に転じた。
日教組はその先鋭工作部隊として、1961.2には(共産党から)社会党に幹部が集団入党、1996.9第一次民主党結成では民主党潜入に転じた。
革命運動の基本工作として、現体制下の社会秩序・道徳観念を破壊して社会混乱を惹起させることから始まる。
自民党時代には、まともな道徳観があったであろう国会議員が、民主党に所属変えすると違和感なく失礼に至る様は確実に腐敗革命への道を進んでいるようだ。
鳩山が語る「友愛精神」を最も欠落している人物こそ、小沢一郎ではなかろうか。
「(鳩山は)軽くてパーだ!」、ガハハハと笑い転げている、(笑う)革命セールスマン・喪黒福三(小沢一郎)が、「ココロのスキマ、お埋めします」と国民に仕掛けた「甘いワナ」。
いつまでも咲き続ける造りものの夢想花では困りもの、早く凛と咲く現実の生花を見たいものだ。

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