山形の森 保守醒論

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TBS「隠蔽捜査」の役職設定が可笑しい。

2014-01-14 11:18:28 | Weblog
刑事ドラマを好んで見る。
むしろ、それ以外のお笑いバカ、芸無しタレント、左翼系ワイドショーなど俗悪番組では見るべきものが無い。
おナベ、おカマ、おネエ系の氾濫は目に余るので、番組スポンサーの商品購入は極力避けるようにしている。
昨夜、TBSの新番組「隠蔽捜査」の第一回を見た。
主人公の警察庁官房総務課長は、官房総括審議官と警視庁刑事部長の3人が、キャリア入庁同期組とするあり得ない設定である。
官房総務課長(警視長)ポストは、長官・総監への出世ポストなのに、同期となる総括審議官と警視庁刑事部長は、すでに格上の警視監になっている。
年次が3~4年違ってなければならないはずだ。(総務課長が年次後輩)
警視庁刑事部長が、現場にやたらと顔を出して指揮するなども変である。
高校同級生の親友同士で、方や東大を出てキャリア入庁して、長官・総監狙いの警察庁官房総務課長(警視長)、一方はノンキャリ入庁で叩き上げの警視庁捜査一課長(警視正)とすれば年次の辻褄も合い、かえって面白いシナリオが書けると思うのだが。
さらに、同級時代の私的経緯からキャリア課長が、ノンキャリ同級に頭が上がらない関係などにすれば、倍加的に面白いこと受け合いだ。
所詮、フィクションドラマだからしょうが無いのだろうが、基本設定が余りにもいい加減では、どうにも気になるものである。
テレ朝「相棒」の杉下右京は、東大出のキャリア入庁にもかかわらず警部のままで、警部補の部下ひとり(相棒)の設定である。
警視正から警部に2階級降格の警視庁刑事部特命係長として、上司から疎まれているのもドラマ設定なので仕方ないものなのか。(実際、有り得るはずのない人事で、懲戒免職事案になろうか)
水谷豊の年齢(61)からすれば、キャリア入庁で順調なら警視監で退職、天下り人生を送ることになっているだろう。

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