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所詮、野中広務は異邦人と見るべき!

2013-06-13 21:32:18 | Weblog
6.3、野中広務元官房長官は、日中関係の改善を訴える訪中団団長として劉雲山政治局常務委員と会見。
その際に「田中角栄元総理から(1972.9)日中国交正常化の際、尖閣問題の棚上げで両国の合意があったと聞いた」と語った。
これは「棚上げの合意はない」とする日本政府の見解に反するものである。
この(尖閣問題)時期に招待を受けて、このような発言をすること自体、正常な日本主権観とは相いれないものであり、批難の弁よりも「あなたは異邦人だ!」と斬り捨てたい。
同行者が古賀誠と仙谷由人であり、反日左翼のDNAが満載の訪中団である。
元共産党員の野中、全共闘過激派の仙谷の中国ルートは、戦後の対中貿易商社を通じた資金援助を得て反日闘争を繰り広げてきた象徴的なものである。
それらの主要人脈に繋がる関係者リストが、中共の対日工作機関にはしっかりと残されており、永久脅迫のツールとされている。
結果として、30~50年前の一時の悪状と切り捨てられない赤化DNAが深く刻み込まれ、払拭できないものとして反日工作ポジションを担っている。
日本は自由・民主・人権を重んじているが、左翼はこの宥和思想に取り入り潜入跋扈してきたものである。
社会主義を標榜する政党ならまだしも、保守の自民党の中枢まで入り込み、長らく政権に影響を及ぼす工作活動を行って来たのである。
いわゆるリベラルと表するのも、非共産としての隠れ蓑にすぎない。共産党を名乗っている人物のほうが、発言行動全体がガラス張りであろう。
1968年の宮本顕治日本共産党と毛沢東との決裂から、除名・離党に至った社会主義者は、日本共産党を離れはしたが基本思想の転換に進んだのではなく、社会主義親中派の構成員になったまでのことである。
野中訪中団はその延長上にある反日工作員であり、堕落した自民党が精査することなく率いれた積年の親中分子と言えよう。
野中は、菅官房長官の否定会見にも「私はそれを言うために(中国に)行ったのだから、発言の撤回などしません」などと悪びれる様子もない。
所詮、野中広務は異邦人と見るべきで、至極当然ではあるが、自民党議員(候補者)が親日純化政党(政治団体)に充分であるのか検めて問いたい。
30年余の自民党員であるが、左翼野党よりマシなだけでベストには程遠い。晋三さんには最後に託す期待と言ってもいい。

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