山形の森 保守醒論

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堕メディアの自壊、言論・報道の自由が聞いて呆れる!。

2010-11-01 18:55:42 | Weblog
10月23日から東京・六本木ヒルズエリアで開幕した第23回東京国際映画祭。
初日の開幕式を前に中国代表団が台湾代表団に対し、「台湾」の名目で同映画祭に参加することにクレームを付け、「中国台湾」あるいは「中華台北」として参加するよう求める事件があった。
台湾は例年、同映画祭には“台湾”の名目で参加してきている。
このたびのクレームは最近の菅政権(日本政府)の軟弱外交の足元を見透かすように、東京国際映画祭の舞台で起こした中台間の政治問題を絡めた理不尽な中国の横暴である。
結果は台湾からのゲスト陣が開幕式のグリーンカーペットへの登場を直前に取りやめることとなった。
翌24日、同映画祭の特集上映企画「台湾電影ルネッサンス2010」の、オープニングセレモニーに登場した台湾の女優ビビアン・スーは、前日のグリーンカーペット欠席について、「私たちが、どんなにがんばってもどうにもならない」と、(横暴中国と無策日本に)メディアの前で大粒のくやし涙を流した。
日本の政府関係機関も後援している国際映画祭であるが、執り成しに努力した様子も感じられず詳細報道には、ほとんどの既存メディアがスルーして国民の多くはネット上で、僅かに知るほかない状況となっている。
戦後、左翼陣営はメディア界に潜入工作、「編集権・編成権の独立」をタテに思想浸透を重ね、偏向編集・編成権限を以って(左翼思想に)都合良い国民世論の操作活動を行ってきた。
この流れは現在も継続されているが、さらに経済不況のなかで広告収入の減少から経営サイドの収益優先の事勿れ主義に徹したような痴堕落報道を繰り広げている。
そこに取材報道の信頼性は失墜し、来る地上デジタル化により死を迎えようかと「メディア・ビッグバン」到来の様相がする。
そのような中で、10.31(日)のフジテレビ「新報道2001」に、ゲストコメンテーターとして崔洋一(日本映画監督協会理事長)が出演した。
崔は東京国際映画祭の主催法人「ユニジャパン」の理事のひとりである。当日放送のサブタイトルは「仰天強硬中国“会談拒否”」となっている。
当然に中国報道の絡みで、国際映画祭開幕式での台湾代表団との事件について触れるものと観ていたが、1時間半の放送中、番組司会者もまったく触れずの完全スルーであった。
正論派のフジサンケイグループのフジテレビですら、野蛮中国に気遣い阿る報道姿勢では、日本メディアの公正な信頼性を何処に求めればよいものかと考えあぐねる。
もっとも、北鮮の文化工作員・崔洋一をレギュラー出演させている制作スタンスこそ、フジの現根本問題でもあるのだが。
堕メディアの自壊、言論・報道の自由が聞いて呆れ果てる国情にある。
人民日報築地支社のアサヒる(ペテン・パクリ中国化)蔓延。

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