山形の森 保守醒論

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参院選山形選挙区の候補者公募、結果は良かったが公募広報に問題あり!

2010-02-21 13:44:04 | Weblog
2.20、山形方式と謳った参院選山形選挙区の自民党県連による新人公募候補者選定(準決勝戦)で、東京財団研究員の大沼瑞穂を選出した。
この結果は良かった思っているが、山形県連が公募広報にどれだけの方法を取ったものかを考えれば、単に県連ホームページのみに掲載しただけである。
ブログ子は自民党本部のメールマガジンに登録しているので、毎週、党活動に関する情報が自動的に送られてくる。
その中には全国都道府県連での候補者公募なども掲載されており、公募県連にリンクされるようになっている。
隣県の宮城県連なども当然ながら掲載されており、全国からアクセスされて20数名の応募があったわけだが、山形県連はこのような基本措置を取っていなかったようだ。
気になって後に確認してみたが、やはりリンク掲載を行っていない。
(最初からアリバイ作りだけの気の引けた公募?)店舗の開業であっても「開店したから、気がついた方はどうぞ」程度のPR不在の姿勢では、千客万来を期待する有為な人材を求める公募広報にはまったくなっていない。
このような無策(?意図したのか)での応募状況に危機感を抱いた加藤紘一会長が、締め切り終盤に「(応募を勧める)個別の情報提供をした」事態となったものであろう。
これが公正な公募選定にあらぬ疑惑をもたらしてしまった。
公募実施を決定した時点から、広汎な広報手段を検討実施し、党員筋には自薦・他薦での応募督励を公開上で発することがなにより必要だった。
県連執行部の広報不策が問われるものだ。
ともあれ、大沼瑞穂嬢が現職岸宏一議員への新人挑戦権を得たことは結果オーライではあるのだが。
ブログ子は過去に大沼保昭教授が帰形した折(年3回ぐらい)に開いていた「大沼教授の会」に参加していたことがある。
応募報道で大沼瑞穂嬢が大沼教授の娘と知り、期待と不安を併せ持った。
教授が関係していた「(1995)アジア女性基金事業」において、国家観・歴史観の差異があり、自民党の保守政策上でも距離のある問題と考えていたので、その思考確認をぜひともしたかった。
2.14山形市での「語る会」で質問の機会を得たので質してみた。
瑞穂嬢の答弁は、「父とは議論し合う。(おまえは)右翼かと言われることも。(わたしは)父より母親似かなと。「武士道」が好きだ。」などだった。
これで自民党の公募に応じた保守性の理念を確認できたことで懸念が払拭され、31歳の彼女に期待するものが湧いてきた。
山形の瑞穂は福島(瑞穂)とは違ってマトモな純粋日本人であった。
由緒ある寿虎屋酒造(山形市)の親戚筋、大沼保吉第10代山形市長の曾孫になる小柄な体躯の挑戦者に『マメトラ(豆虎)』の愛称を送りたい。
小型でも馬力ある「マメトラ」で瑞穂の国を耕し、日本国に大きな果実が収穫できることを期待してやまない。ガンバレ、出羽のミズホ!。

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