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森歩き 事務局日誌

森に山に、森林ボランティア活動に、面白い物があれば何でも見に行きます。

陣屋の村の観察会

2016年11月12日 | 自然観察会
いい天気です。こんな日はさっさと洗濯を済まして お布団干して お山に出かけるにかぎります。
だんだん寒くなって生き物やら お花が少なくなったとはいえ 遊びもんはいっぱいです。

スッポンタケ なかなか伸びてきません。 来週のお楽しみか。

コノマチョウはじっとしています。 日が差さないからかなあ。

さっそく 捕まって いつも閉じてなかなか見れない 表の模様を見せてもらいました。  ちょっとお ひどくない?

ヒヨドリジョウゴの赤い実がきれいです。

ツルリンドウも

センブリも。 で、観察会に来ていた年若いユウキ君がおじさんたちにそそのかされて 味見をしました。
ほんとに苦かったみたいです。何ごとも経験。小学生で体験できたのは いいんじゃない。

きれいなツチグリを発見。 フクロツチガキ?かなあ。 ツチグリではないよね。

これはせっせとむかご採りをしているところ。 陣屋のむかごはまだ若いのか 触っても落ちないので 落ち着いて集めております。
この後 ゆずの実をちぎったりと たくさんお土産がありました。

ツユムシ君が ユウキ君の袖にとまりました。 観察会最後のお客さん。 にしても ツユムシ君 顔の 面白いこと。

アップ しちゃえ。  じゃ またね~

モニ1000 沢水調査終わり

2016年11月11日 | モニ1000
モニ1000での植生調査は4月から11月まで。今年度最後の調査です。
いそいそ出かけていたら

いきなりロードキル。 アナグマです。 アナグマこれで二度目。こんしたちは注意力散漫なのか。 道路に出ないでね。
久住高原は秋色

森に入ると 黄葉が美しいです。

終わりのツチアケビ。 お疲れ様。

これも色づいた マムシグサ。 葉っぱがのって お化けの顔のようです。 

地衣類ではないかと思うのだけど よくわからんものもあった。

林内と草原の蕾・花・実のどれかがついている植物を調べます。 草原はすっかり刈られて 数種類しか見つかりませんでした。

草原でリンドウが美しい青  草刈りの時頭を下げて隠れていたのでしょう。たくさん咲いていました。

で、これ どうしても顔に見えてしまう。なんか考えてるみたいな。

私の頭が変なのか? ウバユリの種

植生調査が終わると いよいよ始まる 両生類(カエル)調査。 終わりは始まりなのだ。

自然を楽しむ   盛口満 著

2016年11月11日 | 書籍紹介
ご存じ ゲッチョ先生こと盛口満先生の 最新版

「自然を楽しむ」 子供のころから学生時代 そして教師をされていたころのことが まとめて書いてあります。
一貫して 自然を楽しむ姿勢で 見る・描く そして伝える
この「伝える」というところが大変なのだ。  自然観察会で 森の先生で 子供たちと野山で過ごすとき 自然の何が伝えられるのか
この本には たくさんのヒントがあり なんかもうねえ 自然観察指導員の手引きにもなるのでは と思いますよ。

自分は自然大好きで 泣かんでいつまででん遊んじょる  のは毎日のこと
でも興味のない子に興味をもってもらい 自然大好きになって 自然保護に関心を持って それを実行してもらったら もう本望なのですが

そうはいかんのが 現実なのだ。
で、アンチョコのようにこの本を読んでみる。  
身近なものから興味を持ってもらう。そうだよねえ。毎日見ているものが実は ~だった。は受ける。
その中から出てきた疑問。もう一歩踏み込んんで考えてもらう。面白い!と思ってもらうと 好きになる。

現実はキビシイのだ。そんなに上手くいかない。この前は話を聞いてくれない子が観察会にいて困った夢をみた。
子どもたちもリップサービスで観察会楽しかったとは言ってくれる。 でもね もう少し踏み込めるといいな。 日々反省。

ザリガニの釣れない日

2016年11月08日 | 自然
とある公園に池があったとさ。 池にヘドロがたまったのでお掃除したとさ。

かいぼりされた池はきれいになりました。 でアメリカザリガニがようけいおったので かいぼりしてくださった人がきれいになった池に戻してやりました!!とさ

この池には毎年オオイタサンショウウオが産卵にきます。オオイタサンショウウオの幼生やら時には成体までも アメリカザリガニが食べるのです。
オオイタサンショウウオは 日本固有種で絶滅危惧種にもランクインしてる。 かたやアメリカザリガニは特定外来ではないけど要注意外来種。
 聞いたら 20~30匹ぐらい 池にもどしたとのこと。あ~~なんてことしてくれたんや。

てなわけで ザリガニ釣り

スルメが好物  美味しそうなスルメを惜しげもなく糸につけて ザリガニのいそうなところに。

やったけど 釣れない。 本所の釣り堀ではないけど ホンにつれない
どうもやっこさん 寒くてこもっている様子。 
で暖かくなるまで待つか ほかの方法を(も一度水を抜く?)考えることにしました。

これは数年前この池の淵の穴にいたヤツ。この時も捕まえ切らなかった。 30匹とは言わないほどいるんだろうなあ。
頭痛いです。

ここ? 大分市の上野の森の美術館の下の池ですよ。

耶馬渓帰り道

2016年11月07日 | 自然
森つくり大会が終わって 帰りは高速に乗らないで てれてれ院内を帰りました。

駐車場は河川敷。対岸の崖。 紅葉には少し早いのですが 面白い景色の多いところです。

で、もちろん 道の駅に寄り道。

展示されてます。 オオサンショウウオのはく製。 よくできてるなあ。 背中もつやつや。 今にも動き出しそう。
オオイタサンショウウオの調査をしているとよく オオイタサンショウウオが大きくなって オオサンショウウオになるのか と聞かれます。
ゆうに80cmはあろうという生き物に 10cmくらいのオオイタサンショウウオがなるわけないじゃん とか思うのだけどねえ。
今度聞かれたら そーなんです。特別な食べ物を食べると大きくなれるんですよ とか言ってやろうかしら。
オオサンショウウオは 精力が付くとか言って 密漁がさかんだったとか。それも数が減った原因とか。 人のしでかすことはわからん事ばかり。


本物の生きているオオサンショウウオの水槽が隣にあります。 水の中じっとして動きません。はく製みたいね。
隣のはく製を見て 俺も死んだらはく製にされて あの隣に並べられるのか とか思って動く気にもならないのかも。
井伏鱒二さんのように 世をはかなむのか
はたまた カレルチャペック風に 人類皆殺しをもくろんでいるのか 
まったく分からない生き物でした。   人の都合に振り回されているのだけはわかった。