森歩き 事務局日誌

森に山に、森林ボランティア活動に、面白い物があれば何でも見に行きます。

年賀

2016年12月29日 | 日記
皆さま 今年も残すところあと2日となりました。

良いお年をお迎えください。


ってさ 明日は餅つきなので アンコを丸めねばならんのよ。 あー忙し。

ところで この変な絵の中の植物は 鳥の生絵の付いたものを集めました。
カラスが多かったですねえ。 スズメもその次くらい。 白いぽあっとしたのは トリアシショウマを書いたつもりだけど
はっきりせんねえ。

ではでは また!

どんぐり君 No,124

2016年12月24日 | 通信4コママンガ
もう年の瀬です。 支援センター通信の締切は容赦なくやってきます。
どんぐり君 書かんといけんのよ。

正月号なので 応援団登場です。

このアラカシ合唱団は へたっていたら現れて コーラスで元気づけてくれます。(予定)

てなことで 頑張るみんなを応援します。  なんのこっちゃ

誰も 気が付かない 誰も応援してくれないと常日ごろ思っているそこのアナタ

アラカシ合唱団が きて フレー フレーと歌ってくれます。
もし来なかったら  あなたがアラカシ合唱団になって歌ってくださいね。


  ・・・最近 へたってるのかなあ~

出遅れモニ1000 カエル調査

2016年12月24日 | モニ1000
今年も始めるぞ~と 勇んで陣屋の村に行ったのですが ヤマアカガエルの産卵は始まっていました。

去年より 早いっ  去年は25日だったのにっ
2日しか違わないじゃん って そうではありません。

卵塊が こげんなっちょん! 塊が崩れてばらけるのは 一週間はたっているのです。12月の中旬には産卵があったことになります。
毎年年末だったのに、、。
県民の森では

オオイタサンショウウオの産卵。これも14日はあったそうです。 ここにはヤマアカガエルの産卵はありませんでした。
霊山は カエルとサンショウウオの両方の産卵がありました。 ここは毎年早いのですが 両方あるのがさすがです。
下判田は当然というか 例年通りというか どちらの産卵もありませんでした。 予想通りだったので 前回掘った池をもう少し広げてきました。
ヤマアカガエルの鳴き声が聞こえましたので 今度の雨で 産卵があるかもしれません。
C地点の溝の中では

シーボルトミミズが青光りしながら ゆらゆらしていました。 ミミズが水の中でも平気というのは本当だなと思いつつ 何してんのかな~

川では シソシギが いそいそ  もうすぐ正月。 こんなことばっかしないで 掃除やら 年賀状書かんとなあ~

絵でわかる 寄生虫の世界  長谷川英男 著

2016年12月21日 | 書籍紹介
寄生虫の本  再び

この本の監修が あの目黒の寄生虫博物館館長の 小川和夫氏となれば 目についたら読まねばならんでしょう。
で 長谷川氏は大分大学の名誉教授で 大分にお住まいなのだ。もっとすごいのはこの本たくさんの図が掲載されているのですが
すべて長谷川氏の描かれたもの。回虫・条虫・蟯虫などの緻密なイラストは もう愛ですな。

始に寄生とは というところから始まります。 いつも一緒にいなくても依存してれば寄生 寄生がいつの間にか関係が変化して共生のようになったり
いつもながら 自然界は 一言で言えないところが面白いのです。
でも 長谷川氏は真面目な方だから 寄生獣ミギー などには言及しない。  ミギーは共生といってもいいんじゃね

ほんとに世の中にはよくわからん生き物がたくさんいるのだと 改めて感じ入る。
まあチョウチンアンコウのように 雄が雌にくっいて 体の一部になるのは仕方ない(?)けど 
オスがメスの子宮内で生活しているってどうなのよ  ネズミの膀胱に寄生するトリコソモイデス・クラッシカウダとかいう線虫。

昔(19世紀ごろまで)は人の体にもともと虫が住んでいるのだと思われていて 「腹の虫」ということになっていたらしい。
 機嫌が悪いのも虫のセイ(虫の居所が悪い) 何かの予感も虫のセイ(虫の知らせ)、、、
今の日本人には ほとんど虫(回虫・蟯虫)はいません。 虫のセイにしてはいけません。
今年までで 小学生の蟯虫検査(お尻の穴にテープを貼って調べるヤツね)は終わりになったそうです。

後半は 虫たちの 解説になって ちょっと学術的になり 専門用語も飛び交って しんどくなった。
高校生や教養課程の大学生向きとあるではないか  やっぱりぃ

そういう時は ところどころにあるコラムがお楽しみです。
で 同じ回虫でも 豚につくもの イヌにつくもの 猫につくもの みな違うそうです。
で人につく回虫は やはり人で実験するしかないそうで  あとはお約束の、研究者 体を張っての実験です。
400種類以上いる寄生虫 そのなかで 人にしか寄生しないのが 40種もあるそうです。

だいたい 生物の本を読むとたいてい書かれている生き物が好きになります。 ミミズも蚊もモグラも サバクトビバッタも
でも 寄生虫はあきまへんでした。 絶対体の中には入れたくありません。 
生ものは食べないようにしよう といってもほかの経路もあるし もうすぐお正月だし お刺身あるし 困ったなあ
もしかしたら 密に私の体に住んでいるかもしれないし 困ったなあ
「意識はいつ生まれるのか」が思ったほど面白くなくて(知りたいことが書いてなかった)お口直しと思って読んだのに、、。 

長浜小学校 下見と様子見

2016年12月19日 | 自然
来週長浜小学校の育成クラブの面々と自然観察会(森の先生)を行う予定です。
で、下見に行ってまいりました。 ここは2年前に 4年生と 「校庭の木と友達になろう」自然観察会を行った学校です。
で、みんなで付けた樹木札はどうなっているかな~ というのもあったのです。

樹木札は 取れてるのもあったし このようにだんだん下がってきているのもあります。 これを博多弁では「ずんだれとー」といいます。

ホルトノキも ずんだれとー 次回シュロ縄をもってきて 直しましょう。

スズカケノキが お日様を透かして とても綺麗でした。 長浜小学校は 木の種類が多くて(80種ほど) 大木になったのもたくさんあります。
で、お目当ての 「友だちの木」イチョウは

少し枝を切られたけど 元気に立っています。
根元には 「大分市名木指定」の柱が立ててあります。 

実は 大分市にお願いして 何としても名木指定をしてもらったのです。 そうすると勝手に切り倒したりできなくなるからです。
2年前の4年生(今6年生です)が卒業して 20歳になって学校に来た時 ちゃんとこの木が 立っているように、、。

なんかにぎやかです。

コゲラさんが クルクル回りながら ぎぃーー ぎぃー 美味しい虫がいるのかな。
シジュウカラも来ています。 他にも ヒヨドリ メジロ シロハラ  あとカラスとハトとスズメもね
長浜小学校って 本当に町の真ん中にあるのですよ。それで こんなに野鳥がいるなんて 素敵ですよねえ。 木がたくさん植わっているからでしょう。

大きなサクラの木も何本もあるのですが この大きなサクラの古い切株の横から 若い木が伸びていました。
しっかり 花芽もついています。 若い人もちゃあんと育っているのだよ。 楽しみですね。