森歩き 事務局日誌

森に山に、森林ボランティア活動に、面白い物があれば何でも見に行きます。

おサルな日々   猿口調査開始です

2012年11月27日 | 自然
昨日から高崎山で、お猿の個体数調査を始めました。  
ボランティアの皆さんと1年ぶりの再会です。
初日は小雨、、。

ラインに並んでも 寒さが身にしみます。
手袋のかたっぽが見つからないのでかばんの中をごそごそしていたら
オバサンお猿が寄ってきました。思わず歯をむき出して がぁーーっとサルを威嚇。
    いかん、サル化している。
 これから5日間 ボランティアとはいえ昼食を出していただき
 時にはスタッフさんの手づくりのおいしいお菓子の差し入れがあり
  で、デブ化の一方  これをボランティア仲間うちでは 餌付け と言ってます。

 いや、まあ結団式も無事済んで がんばるぞっ

 ある日の高崎山

 若いサルが お芋を洗って

食べてます。 
宮崎県の幸島では えさのサツマイモを海で洗って砂を落としまた塩水につけて
塩味をつけて食べる という話が有名です。

 ここでは 海岸ではないのでイモは砂まみれにもならないし
 水道水では塩味もつかないし なんでかなあ?

 洗うと美味しいの?しょっぱい味もつかないでしょ?



 しょっぱいのは 人生(猿生)だけで たくさんさ
                と言ったかどうだか


一夜ひとよに、、、

2012年11月23日 | 自然観察会
自然観察会の下見に自然観察指導員で出かけました。 小学校の先生から
「子ども達は キノコに興味を持っています。キノコのこと教えてください。」と
 連絡が入ってます。

さて 高尾山自然公園  ここんとこ乾燥注意報で キノコ見当たりません。
も、みんなは 椎の実探しやら なんやらになっておりつつ、、

おっ 目ざとい方が見つけてきました  ヒトヨタケ

このキノコ 若いうちは裏側 腹も白いんだけど

ちょいと大人になると 腹黒くなってしまふ

で、一夜で でろんでろんに 溶けてしまうので ヒトヨタケというのだとか
  アタシは知りませんよ。一晩見張っていたことないもん。

   で、なんとなく ヒトヨヒトヨニ ヒトミゴロ、、など古めかしい呪文が
   出てくるあたり いい年になりました。

森は来て見ると びっくりが必ずあって

こんな大きな クズの葉っぱがあったり

こんな 楽しい柄のクロキが立っていたり

  ふふふ この顔 子ども達に教えてあげなくちゃ やっぱ森はこわいいぞおって

もてない男

2012年11月21日 | 自然
11月も終わりに近づくと 高崎山の季節です。 
おサルの数を調べる 「猿口調査」が始まります。で、ボランティアは事前研修にいくのです。

で、まあ もてない男

おサルたちのコミュニケーションは 毛づくろいをしあうこと。
おサルたち 食べてるか 寝てるか 毛づくろいしてるか ですかね。
子ども達はずっと遊びまわってます。はい 人間といっしょ。


もてない=だれも毛づくろいしてくれない
     ひとりでいじいじ 毛づくろいしてます。
隣のオスは 若い子に毛づくろいされてます。

  くそっ

左側にいるメスに毛づくろいして欲しいっ のに もう ふて寝しちゃうぞ

もてる男 あ~~いい気持ち   もてない男 不貞寝のふりしてこそっと見てます

今度はぼくがキミの毛づくろいしてあげるよ  あらあ~~ん


 えっと その若い子はまだ出産経験のないほんとに若いメスではありませんか

 え~ もてるヤツはもてる。 もてないヤツはどげんしてももてん。

 このもてない男、家族で毛づくろいしているサルの間にわりこんで
 蹴散らしていきました。
 あー だけん 嫌われるのよ。

どんぐり虫

2012年11月20日 | 通信4コママンガ
ドングリから出てくるのを ドングリ虫とかってに呼んでます。
おもに クヌギから出てくる ちょっと蛆虫似のあのしと。
この時期ドングリ拾ってはテーブルの上に置いたりしてるので 這い回っておりまする。


どんぐり君にも ドングリ虫が、 なんてね。ウバメガシから虫が出てくるのは
まだ見たことがありません。

ドングリ工作をする時は水につけて 浮かんだのは虫が入っているから
捨てたりしますけどね、沈んでたのにも 虫が入ってたりするので まあ気休めかな。

 今度はドングリ虫を育てて どんな成虫になるか調べてみよう。

            だんだんパンピー(一般ピューピル)から遠くなるワタシ

虫の 言い分

2012年11月19日 | 自然
「ナメクジの言い分」という本(足立則夫著)に
ナメクジは嫌われもので 清少納言の「枕草子」に
「いみじう きたなきもの なめくぢ」とあると書いてある。

きたなくは ないよね。 山で会えば ヤマナメクジ

ややっ なにやらお取り込み中!

それをかまわず 手の上にのせて眺めていたら
ややっ  白いものが引っ込んでしまいました。


   じわっと 悪いことしたなあとかは 思いました。


何と、背中で這い進んでいるイモムシ発見! どうもね腹脚がないのでノコギリクワガタ
ではないかと思われるのよ。

ひっくり返したら 顔の先っちょにクワガタの角のようなものが見えるでしょ。

でも すぐひっくり返って また背中でずんずん進み出しました。
で、またひっくり返したのに また仰向けになって進みます。これを数回繰り返す。

  なんで??


家の庭のナガサキアゲハ君 でかいぞ、メタボだ、サナギになるのを忘れたのかっ

とか声をかけていたのです。辞典を見たら ナガサキアゲハは7cmほどにもなる
アゲハの幼虫では最大とか書いてありました。
ナガ君 測ったら まだ5cmでした。 ごめん まだこれから大きくなるのだった。

皆様 たくさん言い分がおありでしょう。
口答えされないのをいいことに 無礼の数々、 ゴメンでござる。

       月夜の晩以外は 気をつけて歩こう