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森歩き 事務局日誌

森に山に、森林ボランティア活動に、面白い物があれば何でも見に行きます。

陣屋の村整備  秋の陣

2016年11月20日 | 森林ボランティア
日ごろ観察会でお世話になっている 陣屋の村での森林ボランティア活動です。

紅葉(黄葉)の美しい陣屋の村です。まずは準備体操をして 作業に取り掛かります。

栗の木広場の草刈り。 次回(2月)はここでたき火をしたいなあ。
竹林も整備。 整備をするとタケノコ採りがきてタケノコを採るので なかなか美竹林になりません。

でも すっきり片付きました。 いつでん正月がきてもよいです。

オオイタサンショウウオの保護池も掘り戻して 水が貯まるようにしました。 いつでん卵を産みに来ていいよ。 カエルオオイタサンショウウオさん!
実は 今日 ヤマアカガエルの鳴き声が聞こえたので もーすぐかなあ と思ったのです。

お昼におでんをたらふく食べて 午後からは樹木札つけ。  3年前と5年前につけた名札が かなりくたびれています。

朽ちているのは取り外し 名前が薄くなっている札は 書き直しました。

今回は Mさんが樹木札については 難題を出しまして このケヤキの名札の書き手がなかなかいなかったのです。
難題というのは 名前(カタカナ表記)の横に 漢字でも書くこと。 図鑑をもってきていたのですが 字が小さいと分かりにくいのです。
で、スマホでググって拡大してもらって書きました。  欅(ケヤキ)です。
分からなかったのが エゴノキ えぐいという意味から来た名前なので 漢字が無いのかもしれません。
30枚ほどみなでワイワイ言いながら名札をつけました。 なんだか楽しい時間でした。

今回の 甘いもん。 おはぎ  少し大きめなのですが皆さん別腹で食べていただきました。

 ありがとうございました。

サイエンス・カフェ 大分の両生類

2016年11月19日 | サイエンス・カフェ
おひさしぶりぃ いろいろ忙しかったのだよ。
今朝がたのすごい雷も 午後にはいい天気になって 今日はサイエンス・カフェ  待ちに待った 両生類ですぞ!

講師は 日野先生。 サンショウウオやカエルの調査・研究をされてます。

つぶらな瞳のシュレーゲルアオガエル君から始まりです。

オタマはこんなもの 食べてます。 あのグルグル巻きは腸なのです。
プランクトンをたくさん生み出す環境が大事です。 大人になると 昆虫とかクモなどを食べます。
何を食べてるのか調べるのに お腹を切り裂いたりは致しません。 口から突っ込んで胃袋出してひっくり返して中身を出して また元に戻す。
私はしたことがありませんが こんなことをされても カエルは死なないそうです。 ケロッとしているそうです。


大分といえば オオイタサンショウウオ!

標準産地とは 初めて見つかって名前が付いた生き物が 見つかった場所のことをいうそうです。
佐伯の城山で どなたが見つけたのでしょうか。 よくぞオオイタサンショウウオとつけてくれました。
 宮崎にも熊本にも四国にもちょこっとですが 生息しているそうです。

オオイタサンショウウオは 大分では あっちこっちにいるので 絶滅危惧種なのに あまり大切にされて無いような気がします。
そして 主に環境の変化で やはり数が少なくなっています。気がついたら いなくなったでは困ります。 産卵のある場所は 壊さないようにしてくださいね。
壊れたら できれば元通りにしてほしい。 休耕田は 産卵池に改良してほしい。・・・・・したらカエルもたくさん卵を産めるし。
などなど いろんな思いが頭を巡ります。  12月になるとオオイタサンショウウオの産卵が始まります。県民の森の池では 雄がもうやってきています。
下判田の休耕田も穴掘りしなくっちゃ!

大分にいるのはオオイタサンショウウオばかりではありません。

カスミサンショウウオ やら

名前改め ソボサンショウウオ 
ほかにもブチサンショウウオなど 何種類もいるのです。 オオサンショウウオもいるしね。
北九州まで行けば 会えるそうで 是非にも行きたいものです。

お話は尽きず 時間を少々オーバーしてしまいました。日野先生 ありがとうございました 
これから ヤマアカガエルやオオイタサンショウウオの産卵の時期になります。  また同じ場所に来てくれるよう がんばろな。

サイエンス・カフェ 大分の両生類

2016年11月19日 | サイエンス・カフェ

おひさしぶりぃ いろいろ忙しかったのだよ。 今朝がたのすごい雷も 午後にはいい天気になって 今日はサイエンス・カフェ  待ちに待った 両生類ですぞ! 講師は 日野先生。 サンショウウオやカエルの調査・研究をされてます。 つぶらな瞳のシュレーゲルアオガエル君から始まりです。 オタマはこんなもの 食べてます。 あのグルグル巻きは腸なのです。 プランクトンをたくさん生み出す環境が大事です。  大人になると 昆虫とかクモなどを食べます。 何を食べてるのか調べるのに お腹を切り裂いたりは致しません。 口から突っ込んで胃袋出してひっくり返して中身を出して また元に戻す。 私はしたことがありませんが こんなことをされても カエルは死なないそうです。 ケロッとしているそうです。 大分といえば オオイタサンショウウオ! 標準産地とは 初めて見つかって名前が付いた生き物が 見つかった場所のことをいうそうです。 佐伯の城山で どなたが見つけたのでしょうか。 よくぞオオイタサンショウウオとつけてくれました。  宮崎にも熊本にも四国にもちょこっとですが 生息しているそうです。 オオイタサンショウウオは 大分では あっちこっちにいるので 絶滅危惧種なのに あまり大切にされて無いような気がします。 そして 主に環境の変化で やはり数が少なくなっています。気がついたら いなくなったでは困ります。 産卵のある場所は 壊さないようにしてくださいね。 壊れたら できれば元通りにしてほしい。 休耕田は 産卵池に改良してほしい。・・・・・したらカエルもたくさん卵を産めるし。 などなど いろんな思いが頭を巡ります。   12月になるとオオイタサンショウウオの産卵が始まります。県民の森の池では 雄がもうやってきています。 下判田の休耕田も穴掘りしなくっちゃ! 大分にいるのはオオイタサンショウウオばかりではありません。 カスミサンショウウオ やら 名前改め ソボサンショウウオ  ほかにもブチサンショウウオなど 何種類もいるのです。 オオサンショウウオもいるしね。 北九州まで行けば 会えるそうで 是非にも行きたいものです。 お話は尽きず 時間を少々オーバーしてしまいました。日野先生 ありがとうございました  これから ヤマアカガエルやオオイタサンショウウオの産卵の時期になります。  また同じ場所に来てくれるよう がんばろな。


なぜ蚊は人を襲うのか   嘉糖 洋陸 著

2016年11月14日 | 書籍紹介
おなじみ 岩波科学ライブラリー シリーズの251  

なんといいますか このシリーズは ほとんどハズレが無い。 今回も楽しく読ませてもらいました。
私的には なんて地味なタイトルや とか思ったけど  すごかったです。 ごめんなさい。

なぜ人を襲うかって? 卵を産むために栄養のある人の血を吸うのでしょ とか簡単に思ってたけど 奥が深いのだよ

まずは 血を吸う仕組みから始まって 皮膚に穴をあけるための方法(蚊にとっては大変な穴あけ作業)
当然へたくそな蚊もいて(作者によると) ネッタイシマカは上手でステフェンシハナダラカは 説教したくなるほど下手 だそうです。
  日本にいないから 心配しなくてもいいよ。

血を吸って体重がいきなり2倍にもなった蚊はうまく飛べなくて 数時間かけて壁などにとまって水抜き(血液から水分をとってお尻から出す)するそうです。濃厚な血になるのね。

しかし 1番の問題は いまだに毎年数十万の人たちがマラリアで命を落としているのです。すごい数です。 戦争規模ですね。
マラリアを媒介する蚊の対策の研究が 世界中でされてます。
血を吸った蚊のお腹から 血液を集めたり 遺伝子を変えたり  あの小さい蚊を、、 大変な研究です。
蚊って 中腸 というのがあるそうです。 人は小腸と大腸しかないのに。あの蚊を解剖するのか、、。

遺伝子組み換えとか 不妊の蚊を作って放すとか行いながら 生態系に手を入れることについても 書かれています。

今日 桃園小学校の1年生と自然観察会をしました。恐竜の話から 蚊はいらない生き物だ という意見が出て 「いらない生き物なんていないよ。」と話したのですが
内心複雑。

なんで恐竜の話になったかというと 校庭に石の標本があって 阿蘇の火山から飛んできた石のことから 隕石の話になって 隕石がどうして恐竜を滅ぼしたかという話になって
隕石が飛んでこなければ 今でも恐竜は生きているのか と質問されて 分からないと正直に答えた。  もう1年生 あんまり難しい質問をしないでくれい。

蚊についても もう少し考える時間をください。

下判田里山観察会 お芋ほり

2016年11月13日 | 自然観察会
秋晴れの良い天気です。 ではでは恒例のお芋掘りです。 この芋を新年会で焼き芋にしていただきます。大事にとっとかんと。

せっせと 芋堀り  今年は芋のできがいいようです。

芋畑のお約束 いも虫です。 でもこれは 誰だ。 セスジスズメではないし ベニスズメ?
観察会も行います。いつもの観察路へ。

クコの花 実がなるまで切らんでね。 里山はこまめに草刈りされるので 気が付いたらなくなっていたなんてことがよくある。

観察路の近くにこそっと咲いてました。 キッコウハグマ。 下判田里山観察会で見たのは多分初めて。 お山にしか咲かないと思ってたよ。
小さくて 3つのピンクが可愛いです。

少し終わりかけの コウヤボウキ。今年はたくさん咲いていました。  くりんくりんの花びらは楽しいです。
スミレ・キランソウと気忙しい花を見て 名残のゲンノショウコ、イナカギク、シラネセンキュウ、キツネノマゴ、サイヨウシャジン、ヨメナ、ヤマハッカ
ヤマラッキョウもありました。 名前の分からない黄色と赤紫のキク ヤブコウジの赤い実 オチャの白い花  秋の里山も花ざかりです。
最後に出現

ラブラブのヤマナメクジさん。  その卵すごいすね。 いっぱい増える気ですな。