森歩き 事務局日誌

森に山に、森林ボランティア活動に、面白い物があれば何でも見に行きます。

産卵日和、、? モニ1000調査

2016年01月31日 | モニ1000
週末にどんどか雨が降りまして 土曜日は二日酔いで でれっとしておりました。
で、土曜の朝からお電話  いっぱい出てるよ  オオイタサンショウウオもヤマアカガエルもいるよ~
んで しょうがないので どっこらしょと お出かけ
まずは お電話のあった下判田

C地点になんと お二人さん!

沢山産卵がありました。  C地点も昨年より産卵数が増えてます。
にしても おとーさん ちっちえ~  あ、これは余計なことですが

では と日曜日に陣屋の村

ぎょうさん産んどるわ  これは産みたてです。もりもり 
 道の轍に 前回26個で今回また産みつけて 36個以上ある もうここを産卵場所にしているみたい
イノシシ狩りの軽トラックが入ってこないように祈るばかりです。

こんなになったのもあって これはちょっと残念です。寒さが厳しい日があったからねえ。  まっ ほかの子のご飯になるから、、。
保護池には新しい産卵とおとーさん3人

川にも産卵あり

つぶらな瞳で見つめてくるので 何枚も写真を撮ってしまった。

これではたぶんと 霊山に行きますと

やはり沢山出てきていました。 ヤマアカガエルの産卵も数え切れないくらい(例年通り)ありまして 安心です。

霊山の小さな池のなかに沢山の命が ゆらゆらと 誕生まで 眠っています

どんぐり君  No,113

2016年01月25日 | 通信4コママンガ
1月ももう終わり。 それにしてもここ2~3日の寒いこと。沖縄にまで雪が降ったそうです。
カエルの卵 凍ってないといいのですが。
で、通信の4コママンガ。 号数を今回書いて見ました。 113回目。よう書くなあ


ケヤキ欅の木を書いて見ました。 支援センターの側のメタセコイヤもイチョウも綺麗な樹形をしています。
で、某小学校の校庭の木が切られて ショックだったのよ。

どう転んでも 人間は 自分の都合のいいように利用してきたのだなあ。

ぐるっと カエル巡り  モニ1000調査

2016年01月23日 | モニ1000
いいお天気だったので モニ1000調査に出発
まずは陣屋の村

なんと今年も 道の轍にヤマアカガエル 産卵。ざっと数えても 20以上あります。
去年も産卵があり 上手く育ったのです。 運良く雨が降り 運良く、、なのにっ
もうここを産卵場所としてしまったのでしょうか?  やれやれ

ぶつぶつ言いながら歩いていると 鳥の羽を見つけました

長々し ヤマドリの尾 です。本当に長くて50cm以上あります。これはいい物みっけた。
で、県民の森をみて下判田に。

調査地A-1地点に沢山の産卵がありました。 前回の分を(5個)を差し引いても 14個  やった 新記録だ
産卵用の池を掘って下さった 皆様のおかげです! ありがとうございます。
去年も前年より増えて 今年は一気にもっと数が増えました。  ヤマアカガエルが増えているのかしら? 
そうだとしたら なんとうれしいことでしょう。
B地点にはオオイタサンショウウオ  C地点は何も無し
しょうがないので ハリガネムシを捕まえて

この先っちょが白いところが どうもお尻みたいで 水中で流されないように捕まっているようです。 小さいのでよく分からない。

ほんで 反対側の先っちょは 少しいろが黒くなって こちらをあげてくるので頭のようです。
でも 目とか口とかどこにあるのか 分からない。 キモイのでしっかり触りたくない。ので よく分からないままでした。
ハリガネムシをいたぶっていたら 急に空が曇って風も出てきたのでそそくさと帰りました。 少し反省。ごめんなさい。

下判田里山観察会   新年会ですよ

2016年01月20日 | 自然観察会
毎年1月の下判田里山観察会は 新年会と称して みんなで焼き芋を焼いて食べます。
さて今年も 集まった面々は

挨拶もそこそこに お芋に濡れた新聞紙をまいてその上からアルミホイルで包みます。

庭木やらしめ縄やら どんどん焼いて オキになったらお芋を入れます。
そのまに観察会。 セリ、ナズナ、ハハコグサ(ゴギョウ)、ハコベ、ホトケノザ(コオオニタビラコ)下判田で七草がそろいます。
大根と蕪は畑でですが。

通信の表紙に書きました。  
調査の池には氷が張っています。さっそく氷を取る子ども達。 氷なんて珍しくもない と北海道産のN氏。

そげんことゆうても あんたんとこじゃあ 正月に焼き芋できんじゃろ。   雪が積もっていてできないそうです。

今年はなんだか ホウジロさんが沢山います。
ABC地点とも 新しい産卵はありませんでしたが B地点に行く溝にオオイタサンショウウオの産卵が5つありました。
どちらも産卵があってほっとしました。
もどって 焼き芋やらお餅を頂きました。 お肉もあります。  おいし~

遠くから見てるしが

ノスリです。  お芋ではなくお肉を食べたかったのかな?

サイエンス・カフェ 番匠川の魚

2016年01月17日 | サイエンス・カフェ
年明けてのサイエンスカフェは 魚の話  大分の川でも清流ランキングに入る番匠川
番匠川おさかな館の館長の立川さんに来ていただきました。

清流なので 魚種は多いし 川もさらさら流れているに違いないとか 勝手に思っていたのですが
やっぱし 思い込みでした。

こんなに堰があって 魚道もいくつか造ってあるのですが とても使えそうにない物とか なかなか魚が昇ったり下ったりするのは
大変のようです。
また番匠川は大分でも 黒潮の影響を受けて

河口には いろんな魚がいます。

だだ 川は魚の種類が少ないのだそうです。それは今をさかのぼること 1万年前
海の水深が浅くて 大陸とつながっていたころ 隔離されてしまったので 魚の種類が少ないのだそうです。
生物が多様にいるほど自然度が高い とかんたんにくくっていたのですが 昔のまま よそからの魚が
あまり入ってこないで 昔からの自然の状態を守ってきたのですねえ。 なんかすごい

でほかにも いろんなタイプの魚の分類を習って 時々川を上る海の魚がいるとのこと。
どうやら身体の表面についた寄生虫を落とすためらしい とか びっくりです。

川を三面張りにすることで 生き物たちは大変なダメージを受けました。
生活の安全のため(大洪水対策)でこういう施策をされるのなら 地域の住民の安全といわれたら もうどうにもしょうがないです。

その中での自然観察会は 自然保護とつながるのだろうか という大変な問題も出されました。

まとにかく 暖かくなったら 番匠川でみなで観察会をしようということになりました。 おとなの川遊び ですな。こうご期待

 おさかな館のホームページはとても楽しいです。 ぜひのぞいて見てください。おさかな館