森歩き 事務局日誌

森に山に、森林ボランティア活動に、面白い物があれば何でも見に行きます。

枝打ち

2010年12月24日 | 森林ボランティア
山道を行きながら考えた。 
この山は50年前はどんな姿なのか。50年後はどんな森なのか。

 先週の日曜日は日田、天瀬の「湯ノ見岳愛育会」の活動に参加してきました。
 天瀬まで1時間半くらいかかって、いろいろぼんやり考える訳ですよ。私でも。

まあ、元気のいいスギ林は50年前は無かったはずだから、自然林だったのか、それとも
別の人工林だったのか。

これから50年後は人工林は伐採されて、次のスギやヒノキが大きくなってるところか。
それともほたりだされて、自然の雑木林になりつつあるのか。

森はずうーーっと姿を変えないような気がしてたのだけど、どんどん移り変わっているのだと気がついた。

湯ノ見岳愛育会、今回の活動は「枝打ち!」でした。
「枝打ち」ってめったに無い作業で、猫缶を開けてもらった猫みたいになってしまいます。 うれしいのよ。

こんなに 枝打ちするヒノキがあります。

みなさん セッセと作業。
なんてったって 達成感があります。1本1本枝を打つと、林床に日がさし、明るくなります。そしてすっきりした林のできあがり。
そりゃあ 草刈りしたときも さっぱりすっきりするのですが、一ヶ月もすると元通りって、また来年も同じように草刈りです。
もちろん枝打ちしたあとにまた枝が生えてくる!なんてことはありませんから。

で、そのすっきりさっぱりした林床の写真を撮り忘れてしまいました。
時間ぎりぎりまで作業していて、皆さんもそうでしたよ。

お昼には 森林組合の方が焼き鳥をご馳走してくださいました。
外で炭で焼いたお肉、おまけに一汗かいたあと、なんてのは
猫にかつぶし(大袋 10袋) でございました。

ありがとございました。森林組合の皆様、上野様。  

クリスマスリースつくり

2010年12月23日 | 日記
明日はクリスマスイブです。県民の森で行われた「みどりの教室」
クリスマスリース作りに参加しました。

じつは リースなど作った事がない。 仏教徒だもんね。
            でも ケーキやプレゼントは必須アイテム

 そこは それ 県民の森のスタッフが 手取り足取り

 あたしにも 作れますわっ

受付をすますと ラジオペンチやら 剪定ハサミやら渡されて

まずは このリースの輪っかに ウラジロモミの葉をつけます

なんかねえ 大きい葉っぱをつけてたら 寝起きの頭みたいになってしまった。

でも 気を取り直して サルトリイバラの赤い実やらヤシャブシの実アメリカフウの実をつけると  

 まあっ ステキな クリスマスリースがっ

金色にスプレーしたまっぼっくりやら ベルやらリボンやらたくさん用意して
下さっていたのですが 私の好みでこんな感じです。

これが 一年経つと

みんな茶色になって これはこれでいいなあと思いました。

一年とっておきましょう。  注連飾りじゃないもん。燃やさんでいいとよ。

森林づくりボランティア支援センター 新年号

2010年12月18日 | 通信4コママンガ
もうすぐ正月です。 気はあせるが仕事は進まん ってヤツです。
今年最後の 通信4コママンガ。(あ、新年号なのでお正月用です)


えー どんぐり君の出演者の 出自を書きました。

 ぶちょー はマテバシイ
 後輩のコジイ君は ツブラジイ

 どんぐり君は 私の好きな ウバメガシです。

 マテバシイもツブラジイも美味しく食べられます。
どんぐり君だけが 食えないヤツ?

  ウバメガシは備長炭の原料にもなる いい炭が焼けます。

  つまり スミに置けない  って 自分で書いてて寒いッス

里山整備 その2

2010年12月15日 | 映画
里山整備の報告で 忘れてはならないのが おいさん達の土木工事

里山に流れている川は 少しの雨でもすぐ土手が崩れます。で、大雨が続くと、川岸の遊歩道が川になって、もうどこが川やら道やらになってしまいます。
これではオオイタサンショウウオも産卵場所に困ります。とどめにイノシシが岩ひっくり返してサワガニ探し。

そこで 宇目んしを 大将とする おいさん軍団登場。

川岸の崩れている岩をはこんで

崩れたところに 積み上げます。 上には土を盛って、遊歩道を復活。

一言で書いちゃったけど、岩を動かすのは すべて人力です。
バールやら ロープに引っかけて 必要な場所まで岩を移動します。  
みんなで タイミングを合わせて動かさないと 岩は動いてくれません。 

 見てるとねえ、ほとんど趣味の世界。楽しそうです。(すごいきついのだろうけど)
 男の子に穴を掘らせたら 一日中掘っているというような世界の 続きです。?

 この土木工事班のメンバーも固定してるし、この仕事は達成感があるんだろうなあ。

仕上がりには 必ず記念写真を撮らされます。

でもいい仕事してくれてます。 2年前からあちこち工事してるけどまだ石積み 壊れてません。
本当に感謝です。問題は修理する面積より壊れていくほうが多いということ。

   まだまだ がんばらせる、、いえ頑張ってもらいたいデス。

里山整備

2010年12月13日 | 自然
昨日は陣屋の村で、里山整備活動。
で、オオイタサンショウウオの保護池も整備しました。

 四国ではヤマアカガエルの産卵が始まっているとかで、もしここも産卵が始まっていたら、整備はこまるなあとか思っていたのですが、まだ産んでなくて ホッ

作業している皆さん  

と その時 泥の中にうごめく物 発見!
捕まえて 流れで洗って(洗っていいのか?)

ヤマアカガエルの おとーさん  すでにスタンバッていました。
 さすが というか 早いねえ。

ああそれなのに
暖かい泥の中にもぐっていたのに、 引きずりだされて 冷たい水でゴシゴシされて
ぬっくい手に しっかり握られて もーえーらい迷惑じゃ

とどめ

この腹で ヤマアカガエルと確認。(腹にてんてんがある)

ごめんね。でも早くから来て、一番いい場所を確保しにきていたのかも。
今日は雨降り。
昨日掘り返した池にも水が溜まり 今頃いい声で おかーさん呼んでいるのかも

  ヤマアカガエルは ほんとにきれいないい声で鳴くのですよ。