森歩き 事務局日誌

森に山に、森林ボランティア活動に、面白い物があれば何でも見に行きます。

ぼくの村がゾウに襲われるわけ。 野生動物と共存するってどんなこと  岩井 雪乃著

2017年09月29日 | 書籍紹介
野生動物 アフリカゾウが減って 絶滅の危機にある。 日本にいるとアフリカのニュースはこんなふう。

この本は タンザニアのアフリカゾウの住んでいる場所で生活している人の話だ。
まず、畑にゾウが野菜を食べに押し寄せてくる。多い時は200頭ぐらいで。 柵なんてなんてことない。
ゾウを止めることはまず不可能。 車で脅かしても200頭もいれば間に合わない。 そしてやっと実った穀物は1日でなくなってしまう。
昔は集団で畑を荒らしに来ることはなかったそうで、いったいどうなっているのだ。

ゾウにたいする イメージ変わります。
そもそも どうしてこうなった。 タンザニアには国立公園と鳥獣保護区があるのだけどそこと村の畑の間には 柵や区切りはないそうです。
いままで人々は 野生動物(ヌー、シマウマ)を捕って食料としていたので野生動物は人の住む村には近寄らなかった。
が 国立公園や保護区(サファリ)ができて野生動物を捕れなくなると、人を恐れなくなって 村にやってきて畑を荒らすようになったそうです。
タンザニアでは 野生の王国 野生動物観光が ヨーロッパやアメリカの観光客に売りなので。

観光で儲かる人 野生動物のせいで生活ができなくなっている人 そもそも観光ってヨーロッパ流の自然保護の押し付け?

このややこしい関係をこの本は大変分かりやすく書いてあります。  で、知らなかった現実がたくさんある。
もちろん アフリカゾウも密猟のため 絶滅の危機にあるのも事実です。 で、密猟をしている人(組織)もあるのだ。

これからどうしたらいいのか。現状の取り組みも書かれていて興味深いです。
知らないってことは いかんなあと思いました。 群盲象を評す 勝手に思い込んでいた自分を反省しています。

 ぞうさん と ぞうさんの歌が好きな人は ぜひ読んでみよう。
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食料調達

2017年09月28日 | 自然
今日は風が強かった。 高尾山自然公園も木々の葉が擦れる音がする。

ツチイナゴも葉っぱで顔を隠している。 右みたら左に 左見たら右に隠れるので半分顔しか撮れなかった。
     わしゃあそんなもん向けられるの好かんのよ 変な音もするし、 そげえ近かずくなぃ
では食料調達

いっぱい風で落ちてます。 イノシシの上前をはねる。
で、変なキノコを見つけてしまった。 なんじゃこりゃ

頭に リボン(?)をつけている。 キノコの上に他のキノコが生えることもあるけど そのたぐい?

でも きれいなキノコですねえ。

で、キノコを食べる

アラゲキクラゲを食べる

白いキノコを食べる
コベソマイマイは食欲旺盛  食料を備蓄したりしないのよ。 とにかく見つけたら腹いっぱい食べるのだ。

備蓄できる食料を大量に備蓄したりすると ろくなことしないもんねえ。  人間とかさ。
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樹木たちの知られざる生活  森林管理官が聴いた森の声  ペーター・ヴォールレーベン著

2017年09月26日 | 書籍紹介
今評判の本です。

やっと読みました。
「樹木たちの知られざる生活」評判通りというか 分かりやすくて楽しくて何より同感できる内容です。

私は森の中で 木たちをみて あっちの枝がこっちに行って ここは虫食いで そんなのを見ながらなんでかなーと考えるのが好きです。

それってこうなんじゃない  ってこの本は教えてくれます。 木とほかの生き物との関係 菌類とか鳥とか昆虫とか
天候とか 風向きとか 降水量とか それの変化とか

私は 菌類との関係が  小川真さんの「きのこの教え」とか  「森は海の恋人」フルボ酸の話とか つながっているので
特におもしろかったです。
ただ とっても残念なのは ヨーロッパと日本ではあまりにも 森林の環境が違う事
木の種類も5~6種類しか出てこないし(実際日本に比べるとものすごく少ない) 気温や降水量が違うので樹林の様子も違う事。
もちろん住んでいる哺乳類もだいぶ違う。
誰か 日本バージョンを 書いてくれないかなあ。

生物多様性についての考え方も 共存する木々のことも 強いものが生き残るシステムも こういう考え方もとらえ方もあると
納得できるものでした。

何より 木材生産目的ではない森を(人工林でもそうなんですが) どうとらえるのか という点は いろんな人にぜひ読んでもらいたいと思いました。
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上野の森の観察会

2017年09月24日 | 自然観察会
今日は上野の森の観察会に参加しました。にゃんとキノコ一家 Tさんご一家も参加。

まずは お寺のサルスベリ おサルさんたちが滑りやすいように 皮をはがしています。 べりべり  おサルさん来ないかな

草むらには 今日はヤギさんいないので ツマグロのだんな のんびりしています。

道沿いに山からの水が出ているのですが カワニナやカニがおります。 ワイワイとカニを捕まえましたら たくさんコガニがお腹から出てきました。
大変!  でもこんなところで出産とは。 すごいですねえ。

階段にはムクロジの青い実がたくさん落ちてます。 台風が全部落としたのではと心配です。 あの蝋のような黄色が好きです。
で、ノウタケです。

若いの

古いの  なんか黒砂糖パンみたいね

終わりのスポンジ  ぼそぼそですがな。  とまあたくさん パンが落ちていました。

このイグチ 軸を割ると

たくさん コバエの幼虫がいます。 森を食べるキノコがいて キノコを食べる虫がいて 虫を食べる生き物がいて よくできてます。
キノコのTさん一家が頑張って なんだかキノコの観察会のようになりました。
最後に花粉だらけになってお花を食べてる イモムシさん

誰でしょうねえ。 花粉も食べるのかなあ。
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里山観察会

2017年09月23日 | 自然観察会
竹中にある碧い海の会にお邪魔。里山観察会に参加してきました。

入り口は工場の側。

雨降り後で ここでもキノコ。 分からないけど 切ったらそこから赤くなってきました。 

自慢の炭窯も見学。3基もあるのだ。
水辺の観察路に降りていくと こんな花が咲いててびっくり。ミズアオイ  大分で見れるとは 感激です。

この場所を昔のように 池にしたら生えてきたそうです。 典型的なシードバンクですね。

で、この池にたくさんいるマツモムシ いつもひっくり返って泳いでいるのですが 戻してみたら
なんと 普通の虫というか イケメンじゃん。 またまたびっくり 写真撮ってたら 飛んでいってしまいました。 飛べたのね~マツモムシ

ジイソブもたくさん蕾をつけています。これからですね。可愛い花だなあ。
最後にお土産にって たくさんかぼちゃが出てきました。

小さいかぼちゃがたくさんなったそうです。 10cmくらいなんですが いっぱいあると ハローウィンだなあ。
玄関に飾ろって 5つももらいました。  もちろん後で食べますよ。 丸ごと蒸したらどうかしら?
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