森歩き 事務局日誌

森に山に、森林ボランティア活動に、面白い物があれば何でも見に行きます。

いろんな木を植える

2012年07月29日 | 森林ボランティア
今日は森林ボランティア入門講座の2日目。森づくり実習で植樹ですっ。
講座のハイライトです。

で、この日のために 苗木を注文します。今回から植える場所を変更したので
樹種も ちっと凝ってみます。  この場所「100年の森づくり」という
計画を立てたので  立てただけさあ。誰も100年生きられんし、、。いやいや
広葉樹をいろいろ植えています。

前回は カツラやイチョウなど10種 20本を植樹
今回  8種 15本を植えました。

 で、街路樹や庭に植えるような苗ならすぐ手に入りますが、そうでない木の苗は
 探さないとありません。

 今回、たくさん苗をそろえている苗屋さん(杵築で遠いのよ)まで行く時間が
 なかったので ネットで注文! てのをしてみました。

指定した日に どーーんと段ボールの箱が おそろおそる開けてみると
  (とっても心配だったのです)

ちゃんと 15本入ってました。

 ハルニレ・ウりハダカエデ・ケンポナシ・シリブカガシ・キハダ・ヤブツバキ
 オニグルミ・ネムノキ


木の説明を受けて、受講生の皆さんはそれぞれお気に入りの苗を 植えました。
苗の写真を撮っている方もいらして、ちょっと嬉しかったです。

受講生の皆様 ヘルメットもらったんだから この苗がちゃんと育つように
森林ボランティアに来てね。
 オニグルミやケンポナシはおいしい実がなりますよ。 それまで長生きしませう。

鬼に訊け -宮大工 西岡常一の遺言-

2012年07月28日 | 映画
暑っついし クソ忙しいし んで 映画を見てきました。
一ヶ月ほど前に上映されたのすが好評につき 再上映とか。
見そびれたので これは良かったと てけてけ最終日に見に行きました。
最終日にしては まあがらがらでしたけど、、。

宮大工だった 西岡常一さんのドキュメンタリー映画です。
なんというか 感動してしまいました。
建物を木を使って建てる その集大成としての 法隆寺や薬師寺
その建物の 棟梁として働き  その技を伝える鬼として

難しいことは分からんけど 
法隆寺の修復に 鉄骨を使うことに納得がいかず 法隆寺の棟梁を止め
薬師寺の 再建に力を尽くした晩年

 槍カンナで仕上げられていく 木の表面の美しさったら
 かんなくずまで 美しいのです。 シンケンかんなくずが欲しいと思いました。

 釘もボルトも使わず 柱が組み立てられて 骨組みが出来ていくのはすばらしかった。

 それから ヒノキはいいなあ。日本には柱に使える大きなヒノキが無かったので
 台湾の山に探しに行く映像もありました。

 100年後 200年後 1000年後の事を思い

  木の苗を植えたいものだと思いました。

支援センター通信 8月号 4コママンガ

2012年07月24日 | 通信4コママンガ
長かった 大雨だった梅雨もようやく終わったようです。
で 暑くなりました。

ドングリ君 暑さで少々可笑しくなっております。


昔はカミナリ様が一番怖いという子どもが たんといたもんです。

 今のお子達は 「ふしんしゃ」とかいろいろゆうてます。

カミナリ様こわいですよお。 パソコンやられたらおまんまの食い上げです。

うーたの里山のしかけ

2012年07月21日 | 森林ボランティア
ひさしぶりによそ様の森林ボランティア活動に行ってきました。
「うーたの会」にお邪魔。 大分市内の比較的狭い里山なのですが
ここには「しかけ」というか 面白い試みがいっぱいです。

 まずは「縄文人の生活を知ろう」とかいうのがありまして
わき水を溜める マスが作ってあります。
この中に 紐などとして使われていた葛を水につけて使いやすくする のだそうです。


こっちの二つの水たまりは ドングリを水につけておくための 水穴(?)
あく抜きをするためではなくて 虫に食われないようにするため  だそうです。
ここらへんに住んでいた 大昔のご先祖さまは イチイガシなどをあく抜きをせず
食されていたそうです。    え~~それって 渋いじゃん。

今日の作業に 「文化財発掘チーム」の方がお見えになっていて 何でも教えてくださいました。
 縄文時代の遺跡って 東北が本場と思っていたのですが 大分にもあって
 東北の方々とは お食事もちょっと違っていて とてもお話が面白かったです。

で、どんぐり浸し穴に シオカラのご夫婦が産卵にみえていたのですが
このあと 穴は大きく掘り繰り返されて、、、、卵はどげえなったか、、


こちらは アサギマダラを呼び寄せる! ためのフジバカマとヒヨドリバナを植えた
場所。草取りをしています。
まだ2年しかたっていないのでアギマダラはまだこないそうです。

 私も実は 庭にフジバカマを植えて 今年が3年目。 そろそろこないかなあ。

はやばやと 黒いチョウがきてました。 ゴマダラチョウの仲間とかいったけど
違いました。タテハチョウの仲間みたいです。
ああ 捕まえて 羽の裏を確認するんだった。これだけでは分からないです。
  ごめんね Kさん。

お食事処 くぬぎ

2012年07月17日 | 自然
大雨であちこち大変です。 で、「森の先生」の自然観察会も 台風が来る前に
行いました。 そのときに見つけてもらった レストランです。

川の側のクヌギの木です。
なにやら お客さんがたくさん

ちょっと 怖いシト 飲まないで レストランの壁を囓ってます。
持って帰って おうち(巣)を大きくするんですね。
こういうしには あまり係わらない方がよいですよ。 スズメバチです。

あとカナブンさんと ゴマダラチョウさん 
  なんというか お食事のマナーが カナブンさんはないようです。 
  押し合いへし合い 隙あらば 追い出す 様子です。


ゴマダラチョウさんは すこし離れた枝で優雅にお食事していました。

この付近は クヌギ林で たくさんのクヌギの木があるのですが
この木にだけ 虫たちがきているのです。

 だれかが この木にキズをつけたり、カブトムシの餌とかいうようなゼリーを
 塗ったりしたのでしょうか?

 手の届かない高い所の幹にも 集まっていたので この木は
 公認(?)のレストランなのでしょう。
 ちょっと 訳を知りたいですねえ。