森歩き 事務局日誌

森に山に、森林ボランティア活動に、面白い物があれば何でも見に行きます。

猪瀬戸湿原保全の会 輪切り開始

2018年08月27日 | 猪の瀬戸湿原保存の会

見よ この青空  猪ノ瀬戸は今日も めちゃんこ 暑かった

で、来年の春に行う 野焼きの準備の輪切り(防火帯づくり)を開始しました。

大体10mぐらいの幅に草刈り 刈った草は 乾かしてから燃やします。

刈った草を燃やすときに 草原の方に火が移らないように刈った草を寄せておきます。炎天下でしんどかった。

でもね ちゃんとしてないと輪地を焼くとき大変なことになる。 数年前のことは忘れてはいけない。 眉毛焦げたぜ。

湿原の森の中には なんとカエンタケがいっぱい生えてました。

おう いい色だねえ。

あちこち たくさん生えてます。 しょうがないので ちょっと触ってみました。(良い子は触ったらだめよ)

ちょっと触るぐらいでは 私は何ともありませんでした。 同行のIさんが つぶして汁を触らんと とかおっしゃるのですが今回は却下

涼しげな コケたち ジャゴケでいいんだよね

そして ヒナノシャクジョウソウ 小さくて可愛い

これも可愛いでしょ  ナガコガネグモの卵嚢です。アケボノソウについてます。湿原には大きなナガコガネグモが

たくさん巣を張っていたのでここはナガコガネグモさんには いいところなんでしょうねえ。

すずしげな サワギキョウも咲いていました。

でも 涼しくはならなかったので 帰りに かき氷を城島で食べて帰りました。

 


どんぐり君 No,144

2018年08月22日 | 通信4コママンガ

8月が 台風とともに終わっていくぜ。 毎年のことながらあわただしい月でした。

今日から新学期という中学校も多いそうで その分冬休みに上乗せもないとかで、、。不憫でならん。

大学生はまだ夏休み。 でも魔の就活が待っている。 でインターンシップとかあるらしい。

できるヤツは 昔からできるし できないやつはできない! トホホだよ。


昆虫学者はやめられない  裏山の奇人、徘徊の記   小松 貴 著

2018年08月21日 | 書籍紹介

小松さんの新著 でましたよ~~

もう これは読むしかない!

今回はなんと カエルの話から始まります。

そして カエルの鳴き声をうまく真似て カエルの合唱を呼びかけることができると!!自慢。 カエル界の福山雅治だと!

彼に言わせれば 「カエルは虫と違って外見が人間に似ているので親しみを持ちやすい」 これには私も そうだけど無理がある と思いましたよ。

カラスとの攻防戦 昆虫以外もなかなかやるなあ 蛇の話も 毒蛇以外なら噛まれても大丈夫と思っていたけど お口に雑菌がたくさんあるので

噛まれないようにとのこと そうか 今後気をつけなければ

相変わらず 超レアな昆虫の 超レアな採集の話があります。 でも嬉しいことに 九州大学で講師をされたりして 大分や熊本の山でも採集した様子が書かれて えへへです。

やはり 日々フィールドに出て 生き物を見ていると 私のような素人でも何かしら見つけ 生き物はほんとにすごいと思うのです。今日はねスズメバチがサザンカの下枝に巣をつくっているのを見つけました。

小松さんのように スバラシイ知識と技があれば 日々リア充やなあ とうらやましく思いました。その爪の垢がこの本です。 爪の垢を煎じて飲みたい人はこの本を読もう!

 


鏡城から勝光寺あたり

2018年08月19日 | 森林ボランティア

森林ボランティア団体「碧い海の会」の新しいプログラムに参加

大分市の竹中の近く鏡城 知らない人はみんな知らない 合戦場マニアなら知ってるかもの鏡城

城跡などなんもない岡みたいなところから お寺までの子供向けの森を造ろうとのこと

竹中界隈は碧い海の会の縄張りみたいなもんで あっちこっち 頼まれたり自主的に森林整備をしています。

いずこも同じで 荒れた山が多いのですが 植えた木は手入れをしないとやっぱ悪いなあと思います。

自然にはえているところは そんままでいい と思うのだけどなかなか区別をつけにくい。

道にかかってる 枯れた竹やら木をどけながら お寺までの道を行きます。

お墓もあって 誰も来た形跡がない。 明治3年に亡くなられた人のお墓、ツルを切ってきれいにしました。

この人は 江戸時代というか幕末を生きたんだなあ。

蔓やら 笹やらまあ子どもたちが通れるようになるにはもう何回か来て頑張らんと。

大分は 山の中ではなくて こんな里山、人家と裏山の間がどこでもぐしゃぐしゃです。

こういう場所に住む人は減り高齢化しています。手入れは毎年のようにしないといけないし

場所は増えるし 何と言いますか森林ボランティアも減少気味で 手は足りないばかりです。

それでも次から次にやり続けるなんて すごいなあと この後どうなるんだろ と思いました。

広場に植えてあった ケツメイシ(えびすぐさ) 薬草の会も始めて あちこちに薬草が植えてあります。

黄色い花がきれいに咲いていました。美味しいお茶がたくさんできそうです。


水族館には船に乗って

2018年08月16日 | カエル

駿河湾に浮かぶ淡島には 水族館があるという 船に乗って 5分

併設されている「カエル館」が見えてきた

まずは 淡島水族館へ

とりあえず ウニの裏側や

ヒトデの裏側を見て   すみっコぐらしではなくて 裏側ぐらしもいいかも アシカショーも見て

いざ カエル館に 

日本一 カエルの種類が多い というのがウリの このカエル館

当然ですが 外国のカエルが多い

カラフルでカワイイのですが あたしゃ日本の 沖縄のカエルが見たいっ

ウシガエルのような 外国のカエル 夏休みとあって 人が多くてゆっくり見れないし写真も撮れん

このカエルも外の国の方

もちろん日本のカエルも展示してあるのですが わりと雑? 

ニホンヒキガエルとナガレヒキガエルとアズマヒキガエルがいっしょのケースに入っていて

連中団子のように集まって重なっていたので どれがどれか分からんかった。

沖縄のカエルコーナーとか 北海道のカエルとか 分けて展示して欲しかった

でもケースの中の植物は 本物で よく育っていたので 手入れはいいんだなあ

オオグソクムシとダイオウグソクムシがいないので スタッフさんに聞いてみた。 夏場は飼育が難しいので

とか 言われて え~~っ!でありました。ここ駿河湾なのに。 マニアックにごねないようにしよう。

こじんまりした 可愛い水族館でした。