森歩き 事務局日誌

森に山に、森林ボランティア活動に、面白い物があれば何でも見に行きます。

ウィル・グレイソン、ウィル・グレイソン   ジョン・グリーン、ディヴィィッド・レヴィサン著

2017年12月25日 | 書籍紹介
アメリカのYA小説

二人の作家による一つの小説。 ウィル・グレイソンという少年を二人の作家が一章づつ書き進める。
主人公は同じ名前だけど 別々の2人の少年。
一人は平凡な少年 でも素敵なゲイの友人がいる。 もう一人は鬱を抱えたゲイの少年。 別々の場所で別々の高校生活を送っている。

気持ちの描写がいいなあと思う。私はこの年代にこういう立場になったことはないのだけど 共感がおこってぐいぐい引き込まれる。
LGBTの高校生が主人公の読み物って 日本にはまだない。
チャットの会話や 日々の会話のテンポが良くて きつい重たいテーマなのに どんどん話が進む。
同名異人の二人がポルノショップで出会う。 違う考え方をしている二人のシンクロ部分が面白い。

それにこの小説に出てくる子どもたちの会話のセンス いいねえ と思う。  ワタシだけかも

久しぶりに 面白い本読みましたので ご紹介。

モニ1000 開始

2017年12月24日 | モニ1000
まだ早いと思うけど 去年は12月25日に見に行ったら 陣屋の村に産卵がありましたので土曜日に出動!

12月3日に皆さんで整備してもらった 保護池。産卵はありませんでしたけど いい感じに水が溜まっています。

途中に こんなキノコも  ニガクリタケに似てるやん  そうだったら 毒キノコ  で見るだけね
県民の森にいくと お姉さんが忙しそう

クリスマスリースを作成中  明日はクリスマスイブ  県民の森のあちこちに飾るのだそうです。

ステキですよ~  ウラジロモミやら サルトリイバラの赤い実や松ぼっくり 白いのはナンキンハゼの実
ここも産卵無し。
で、学習展示館から霊山に抜ける道は 開通しているとのことで霊山も行きましたが 産卵なし
そして 下判田です。  フルコースで回っております。

ここは 何と前回の観察会で私は佐賀に行って休んだのですが GさんとSさんが 産卵用の池を掘っていてくれました。 
もう 感謝感激であります。 Sさんは陣屋でも池掘ってくれたし オオイタサンショウウオから感謝状が届くかも!
で、私もバチを持って行って少し掘り拡げました。  カエルさん好みの池にいたしました。 雨が降ったら来てくれるよね。楽しみです。

帰りに川で長靴とバチを洗っていると 通りすがりのおいさんに声をかけられました。  「なんしょんのかえ」
訳を話すと へぇ~が 3回ぐらいの顔をされました。  まあそうだわね。

どんぐり君 No,136

2017年12月21日 | 通信4コママンガ
もう 10日も寝ると お正月です。

新年号のどんぐり君はカルタ風にしてみました。
支援センター通信でもお知らせしておりますが  カルタ の ろ
森林ボランティア通い帳に集めたシールの数に応じて グッズをお渡しします。
この制度も10年過ぎまして 一通りもらったので もう欲しいグッズがないと 言われる方がいらっしゃいますが
おすすめは ヘルメットです。 来るかもしれない震災対応に 一人に1個ヘルメットを用意しましょう。
ぜひ ご家族 お友だち 大事な人の分も揃えましょうね。

 来ないと思うな 大地震 であります。

動物園 事情

2017年12月19日 | 旅行
久しぶりに 動物園に行ってきた。 本当は博物館に行く予定だったのだけどあまりにもいい天気で 外を歩きたかったしね。

まずは ゾウさん。いろんな種類に分類されるのを知らんかった。 インド象・アフリカ象ではいかんのよ。
で、ゾウのいる場所と人のいる場所がフラットになってます。 前は深い溝があったのに。  いろいろ落こむからかなあ。

次はニホンザル  ちょっと毛深いと思ったら 下北のおサルだそうで 体重計付きであります。  ここでもダイエットかっ

ニッポニアニッポン がいなくなっても トキは世界中にいるさ  南アフリカに生息 ハゲトキ  にしても名前ひどくね

ここらで 爬虫類・両生類館にいそいそ  UENO ZOO は広い

東京にいるので トウキョウサンショウウオ オオイタんのと違って目の間が近い  オオイタサンショウウオの方が可愛いのである

こげな ツンツンしたヘビもいて 名前を忘れた 

これは ウシガエルの展示ケースの横に表示  ここには10匹いるらしい   高尾山には数え切れんほどいるぞ トホホです

アカミミガメのこんなポスターもありました。 なんかいい感じですね。 でもこのポスター大分ではとんとみらんわ。  アカミミガメは要注意外来です。

久しぶりの動物園で お土産まで買いました。 モモンガのぬいぐるみです。 でもなんかね お約束ですが

 おもしろうて やがて悲しき 動物園     ごめん

早生樹(センダン)見学

2017年12月13日 | 林業
早生樹というのは 木を早く大きく育てて その人の代で元を取ろうという林業。 昔は祖父が植えた木を孫の代で切るのが普通だった。
で、早く大きく育って かつ 材として使えるもの、、で センダンなんだそうです。
センダンは ふもとの川の側と思っていたのですが 連れていかれたのは 耶馬渓の奥 標高700mぐらいだそうで

雪はあるし あとから降ってくるし すげー寒かった。

シカ害対策で 苗木を ハイトシェルターで1本づつ覆っています。 枝だけが出てるのがセンダン 葉っぱが出ているのはスギです。

このように周りのスギは積雪で倒れているようです。 こげな寒いところにねえ、、。
センダンが育つには標高が高すぎて(寒くて)難しいと思われていたのですが 思いのほか育っているそうです。
どうも ハイドシェルターが温室効果を出したらしいのです。

これが センダンを材にしたところ。  私的には 荒いなあと思ったけど ヒノキの代わりになるし ずっと安いとのこと。
間伐せないかん林がたくさんあって 間伐してもお金にならないので 跡地に苗を植えない というような現状で
せんだん植えたら 何とかなるよ みたいにしたい なかなかに難しいようです。

あとジビエの工房も見せてもらいました。

中に入ると

獲物を乗せて お湯かけて 毛をそぐところ お湯が下に流れるようにして 肉が煮えないようにします。

つるして 解体するフック。
美味しいお肉になるには やはりこういう工程があるのは当然でして、感心した次第であります。
この工房の裏には イヌが2頭おりまして 1匹はやせていかにも猟犬でしたが 
もう一匹はふくふくとしてすぐ触らせてくれて あんたダメじゃんと思ったのですが なんか身につまされました。  ここんとこ飲み会多くてデブ化してるのよ。