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森歩き 事務局日誌

森に山に、森林ボランティア活動に、面白い物があれば何でも見に行きます。

下判田の里山 ひとり歩き

2020年05月10日 | 自然

ホントは自然観察会の日なんだけど 今回までは自粛 てなわけで ひとりで下判田の里山を観察

ナワシロイチゴも花咲いて 田植えの前の草刈の仕事が済んだおじさんたちとおしゃべりして お茶もらって

観察始めます

ノバラ ピンクなんです 可愛いなあ

なんと ギンランの花を見つけました  下判田で会ったのは初めて  15年も観察会してるのに、、、

里山では アマガエルやカジカガエル シュレーゲルアオガエルの声がします   カジカ早いね

で、シュレーさん いました のどの下が少し膨らんで 彼女を呼んでたのに なによ~ って顔

虫がたくさんいるので クモも元気  ホオジロハエトリかな  ハナグモ・コガネグモ・ハシリグモ たくさんでてきてます

チョウたちも  モンシロチョウや シジミチョウたち コノマチョウも

アゲハチョウが 集まって(6頭)水を飲んでます  モンキアゲハ  クロアゲハ?

ここ下水が川に入るところで あんましきれいな水ではないと思うのだけど  いいのか、、、

線路の下の崖にはウマノスズクサの蔓が伸びてます

ジャコウアゲハ 久しぶりです  いつもここは丁寧に草刈りをされるので食草のウマノスズクサが無くなって

しばらく来なかったのです 葉っぱにとまっているので 産卵してるのでしょう   してね!

したらあの きもカワイイ幼虫にまた会えるかなあ

モニ1000のC地点まで見てこようと水路まで行きますと

カップリング中のシュレーゲルアオガエルに会えました  なんかねえ 必死でしがみついているヒモ 

とかいうたらいけんよねえ  たくさん子孫を増やしてね

 

 

 

 


サクラソウ調査

2020年05月03日 | 自然

サクラソウ満開の時期です

これは猪ノ瀬戸湿原 ここはまだシカが食べない

由布岳登山口は毎年シカに花だけ食べられている 結果 株(全体数)がどう変化しているか調査を実施

主な群生をテープでくくって

けっこう広いので 大変なのよ  それを上空からドローンで撮影し 数年にわたって検証するというものです

で、やっぱしテープが足りなくなって 撮影が済んだ場所はテープを外して 次の場所に張って撮影というのをしました

それでも足りないところは みんなで手を広げて 株の周りに立ちました ちゃんと撮れてるかなあ  師匠が撮影したので大丈夫でしょう

近々 大分県自然観察連絡協議会のホームページにアップされる予定です

で撮影済んで お弁当食べて 水口山に観察会

ヤマシャクヤクがたくさん咲いています  これはまあ雄しべがすごい 撮り損ねたんだけどハチが中でグリグリしてました

ヒトリシズカさんの白くて三つに分かれているのは雄しべだそうです。とっくりみたいなのが雌しべ

シズカさんはもちろん 静御前からのお名前  群生しているのに一人とは フタリシズカと区別するためだそうで

謡曲では 幽霊の静御前が2人になって舞を舞うシーンがあるそうで 牧野センセ ここから名付けたのか  奥がふかいのう

スミレもいい匂い  私が嗅いだ後に嗅いだ人がにおわないと言い出して 私が全部匂いを吸い取ったことになってしまった シドイわ

ウリハダカエデの黄色の花と若葉と若葉を包んでいる赤い芽鱗(ガリン)がとてもきれいです

 

 

 


一人でサクラ見

2020年04月19日 | 自然

このご時世 一人でなんでもせんとね で一人で花見 サクラではなくて

そろそろ咲きだしました サクラソウ  シカに食われる前に見ておこう

で 目を凝らしてみると お顔にも 毛 産毛なのかな  ついついいらんことを

由布岳はこの時期お花がたくさん  スミレもたくさん

ちいさな フモトスミレ

がっつり? ヒトリシズカ

山道をてけてけ歩くのは いい気持です

ユズリハの雄花  赤くてきれいです

ヤマルリソウもぴかぴか

新芽の真ん中に虫がいるので これを撮ろうと思ったんだけど 葉っぱを見てると、、、

この写真を見て柏餅を思った方 マニアックてか変なヒト~  お友達になれそうです 

風も強いし帰ろっと

由布岳登山口駐車場は 県外ナンバーの車も多くて なかなかですなあ

 


名残の調査

2020年03月27日 | 自然

もう新しい産卵が無いだろうという事で 上野の森もオオイタサンショウウオの調査をしました。

2カ所調べたのですが 一カ所目は状態が悪く 産卵はあったものの 卵が孵るには至っていませんでした

水も濁っていて 悪臭がします。 成体も一匹いたのですが 生きてはいませんでした

18対の卵塊  残念です

数年前は たくさんのサンショウウオがきて たくさん卵が孵っていたのに

もう一つの場所では 無事卵がかえり

幼生が泳いでいます

卵も もうすぐ幼生が出てきそうです こちらは24対

ここには成体 (親のオオイタサンショウウオ)がいました

が よく見ると 片方の目が青く濁っていて どうも病気かなんかで弱っているので

森に帰れなかったようです

この場所は 数年前に回りの環境が激変しています。この場所の所有者(大分市)とも

事前に話合ったのですが 以前のままという訳にはいかなくなりました。

卵が孵らなくなった場所はしばらくは以前ここで生まれた連中が産卵にくるでしょうが

跡継ぎができないので そのうちいなくなってしまうのではと思われます。

その前に なんとかしなくてはいけません。  ほんと仕事多いなあ~

 


そうだ 野山に一人で行こう

2020年03月22日 | 自然

大分もあちこちお出かけは 推奨できないようになりました

ならば 人のいないところに行こう てなことで陣屋の村に

ツクシを採っていたら  まあ ピカピカ   スギナさん素敵

イノシシみたい? イノデの芽

オタマジャクシも大きくなって池の縁にぎうぎう  おや サクラの花びらが

ヤマザクラが 満開です

前回見つけたこの花が 咲いてるかなと思ってきたのだけど もうすぐね

ムサシアブミは もう咲いてます  兵は拙速をとかなんとかで せかされたんか

ヘビイチゴも咲いていてすっかり気分は4月

いやいや最後のモニ1000調査をやらなくては  下判田に向かいます

新しい産卵は無かったのだけど ここでも遊んできました

スズシロソウの横に アズマキシダグモかなあ 網を張らずに うろうろしてる

こちらは ブンゴキムラグモさんの巣  蓋開けて写真撮らしてもらった 本当に内側きれいにしてるなあ

 連休中に 家では部屋が散らかるのは なしか 反省!

新しい卵塊もないし オタマもサンショウウオも元気に育っています

とりあえず 今回で今年のモニ1000カエル類調査 終了とします バンザイ