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茶巾すし


 すしである。一度、にぎりすしを自宅でにぎったことがあったが、ぜんぜんダメであった。にぎりすしは素人が手をだすべきではないということを思い知らされた。かといって単純に外で食えばいいかというと、そうではない。回っているすしと、回ってないすしは区別すべきだと思う。すしは職人さんがにぎったのをただちに口に入れるべきだ。それが、ぐるぐる回っているすしは、豆を挽いて淹れるレギュラーコーヒーとインスタントコーヒーの違いと同じではないか。インスタントコーヒーはコーヒーではない。コーヒー風飲料。回転すしはすしではない。すし風米料理だろう。
 それはさておき、素人が手を出してもいいすしをつくったぞ。茶巾すしだ。まずすし飯はいつものすし飯。卵でカワをつくる。錦糸卵を作るときよりも、少し厚めにした方がいいだろう。焼くのは、こういうテクニックを使った。
 すし飯には、干し椎茸を戻して煮て、みじん切りしたもの、釜あげしらす、青のりを混ぜ込んだ。
 あとは、うす焼き卵で具を混ぜこんだすし飯を包んで、ゆでた三つ葉のジクでくくる。少し上を開けて、エビとイクラを乗っけた。
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