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海鮮しゃぶしゃぶ


 寒いのである。寒い時はなんちゅうても鍋である。一日の労働で疲れて会社を出る。通勤電車に乗る。電車の中は暖かいからいい。でも、ずっと電車に乗っているわけにもいかん。電車を降りる。駅から出る。六甲おろしが吹きつける。タイガースが勝った時に歌う六甲おろしはいいが、冬に六甲山から吹き降ろす風は冷たい。
 こごえながら家に着く。うう、さむ。こういう時は熱いお鍋に熱燗だ。ちゅうわけで今夜はお鍋だ。しゃぶしゃぶにする、牛、豚、鶏、といろんなしゃぶしゃぶをするが、今日は海鮮しゃぶしゃぶだ。
 まず、土鍋に昆布を1枚入れて水をはる。これに酒を入れる。水の半分ぐらいの酒を入れよう。で、肝心の具だが、マグロ、ハマチ、イカの刺身を用意した。野菜は水菜。豆腐やくずきりは入れない。刺身3種と水菜だけ。シンプルに行こう。
 ポン酢は手作りしよう。市販のポン酢はどうも薬臭くていかん。ゆずやかぼす、すだちといったかんきつ類のしぼり汁に酢を足して、これに醬油を加える。昆布鰹出汁でお好みの濃さに薄める。今回はポン酢に大根おろしを添えた。
 鍋が沸騰してきたら、しゃぶしゃぶして食べよう。生でも食べられる刺身だから、さっと色が変るだけでいい。もちろん、桜正宗の熱燗もいただく。
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