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SFマガジン2015年10月号


SFマガジン2015年10月号 №711

雫石鉄也ひとり人気カウンター

1位 苺ヶ丘         R・A・ラファティ 伊藤典夫訳
2位 彼女の時間       早瀬耕
3位 イシン―維新―     マデリン・アシュビー 幹遥子訳
4位 無能人間は涙を見せない 上遠野浩平
5位 罪のごとく白く、今   タニス・リー 市田泉訳

連載
小角の城(第34回)                夢枕獏
椎名誠のニュートラルコーナー 第47回
現代でもちょっと油断すると「島流し」にされるのだ 椎名誠
マルドゥック・アノニマス(第5回)        冲方丁
青い海の宇宙港(第5回)             川端裕人
近代日本奇想小説史(大正・昭和篇)(第23回)   横田順彌
SFのある文学誌(第42回)           長山靖生
にゅうもん!西田藍の海外SF再入門(第6回)   西田藍
アニメもんのSF散歩(第6回)          藤津亮太
現代日本演劇のSF的諸相(第15回)       山崎健太

伊藤計劃特集
同世代作家座談会
2009年3月から1歩ずつ離れていくために 仁木稔×長谷敏司×藤井大洋
20代作家座談会
「伊藤計劃の文法」を超えていくこと 柴田勝家×伏見完×吉上亮
現役学生座談会
心に刺さる、伊藤計劃の「問い」
母(国)/の喪失              前田塁
伊藤計劃の創作と病             風野春樹
伊藤計劃とロボット―意識のはかなさについて 稲葉振一郎
ボンクラ青春SFとしての『虐殺器官』
~以後とか以前とか最初に言い出したのは誰なのかしら? 前島賢
“伊藤計劃以後”はいつ終わる
―2020年代SFの始まりに向けて            大森望
伊藤計劃読者に勧める「次の10作」ガイド

 いいかげんにしろ早川書房。いつまで伊藤計劃で稼ぐ気なんだ。もう6年も前に亡くなった作家だぞ。そんな作家をとことん絞りつくそうとしているのか。いつまでも伊藤計劃でもあるまい。
 小生は「虐殺器官」「ハーモニー」「屍者の帝国」の三冊とも読んだ。確かに伊藤計劃は非常に有能な作家だ。大変に優れた作家であっただけに、その死は非常に残念である。しかし、その存在が、その前と、後でガラッと日本のSFシーンを一変させてしまうほどの作家であったか。確かに無視できない作家ではあるが、この特集でいうほどの作家であったのか。
 小生が初めてSFマガジンを買って読んだのは1967年のことである。だから小生がSFもんとなる少し前に、小松左京、星新一、筒井康隆、眉村卓、光瀬龍、豊田有恒といった第1世代の作家たちはデビューしている。また、山田正紀、田中光二、堀晃、かんべむさし、横田順彌、梶尾真治といった第2世代の作家のデビューはリアルタイムで知っている。
 こういう作家たちデビュー直後、デビューを知っている小生にとって、伊藤計劃ってそれほどの作家であったのか疑問である。
     
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巨人に引導わたすのんは、もうちょっと先にしたろか

きょうもええ試合やった。きょうの巨人先発は天敵ポレダ。そのポレダを3点差で7回にひっこめさせる。こうなると今年の巨人のリリーフは弱い。宮國、山口、澤村を攻めて1点差まで追い詰めるけど、あとひと押し足らんかった。これでなんとか巨人も望みもつないだやんか。
 ヤクルト勝っとうから、これで阪神ヤクルトは首位に並んだ。巨人が2ゲーム差で追いかけてくる。おもろいやんけ。
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