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フランスの目玉焼き


 フランス料理シェフのなんたらいう人が、フランスに修行に行った時、師匠のフランス料理界のエライなんたらいうおっさんに、目玉焼き(フランスではどういうんか知らんけど)をつくれといわれた。で、そのシェフ(当時はシェフじゃないな)普通にフライパンで目玉焼きをつくりかけた。すると、そのエライおっさん、ノンノン「目玉焼きはこうつくる」といってつくったのがこれ。
 ま、この人やからここで修行でけたけど、ワシやったら「フランスのんは知らんけど、日本の目玉焼きはこうつくるんや」ゆうて、エライさんとケンカして一日で破門やろな。
 これ目玉「焼き」というてるけど、焼いてない。湯煎しとるんや。皿にバターをぬって卵を割り入れる。それを水を張った鍋に入れて湯煎する。湯煎やからゆっくり火が通る。しっとりとして滑らかな目玉焼きとなる。フランスやから醤油やのうてバルサミコをかけた。
 ま、これはこれでまずうはないけど、ワシはやっぱ、白身のふちがパリッとした普通の目玉焼きがええな。
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