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秋のお弁当


 きょうのお昼はお弁当をしつらえました。秋も深まってまいりました。お弁当で秋を表現してみました。秋のお弁当です。
 まずご飯ですが、栗ご飯です。むいた栗を買ってくれば、簡単ですが、できればやめた方でいいです。自分でむいた栗はだんぜんおいしいです。お湯に30分ほどつけておけば鬼皮はやわらかくなってむきやすいです。渋皮もていねいにむきましょう。炊き込みご飯にするのですから、渋みが出てはおいしくありません。炊飯器で炊けば簡単ですが、私は土鍋で炊きました。
 右のおかずは、ツバスの幽庵焼きです。ツバスはブリの若い魚で、モジャコ→ツバス→ハマチ→ブリと出世していくのです。若いだけあってブリほど脂はのってませんが、充分おいしいです。ゆずの汁、醤油、味醂、酒をあわせた幽庵地に漬けてグリルで焼きました。ゆずの香りが効いておいしい焼き魚となりました。
 緑の野菜はほうれん草です。おひたしにしました。真ん中の三角のコーナーはデザートです。栗のバターグラッセです。むいた栗を全部栗ご飯に使わず少し残しておきました。
 鍋にバターを溶かし、栗を炒めます。水、砂糖を入れて20分ほど煮ます。途中で栗を上下ひっくり返しましょう。仕上げに、ラム酒、バニラエッセンスを入れて水分がなくなるまで煮つめればでき上がりです。

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