走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

道後保育園の卒園式

2011年03月26日 21時42分08秒 | 職場の出来事
 今朝、道後保育園の卒園式に市長代理として出席してきました。

 とっても小さな卒園生がたくさんいて、かわいくって仕方がありませんでした。
式が進み、卒園証書を授与する段になって、園長先生から卒園証書を受け取ると園長から「おめでとう」と声がかかると大きな声で「ありがとう」と元気よく挨拶し、反転し保護者の待つところまで行き、やはり大きな声で「ありがとう」とお礼を述べながら卒園証書を保護者に手渡すという心にくい演出だった。
保護者は卒園証書を受けとる子どもを見ながら涙ぐみ、そして子どもから卒園証書を受け取る瞬間、涙が堰を切ったように流れ出る。

 そんな中、ある園児の番が来て、保護者に手渡すときに「おめでとう」と言ってしまった。
ハッとしてすぐに言い直したが、席に戻ると泣きじゃくっていた。
彼女にとって一世一代の晴れ舞台での失敗。
よほど恥ずかしく悔しくて、悲しかったのだろう。

 でも、大丈夫だよ。

 君のこれからの未来にはたくさんの障害が待ち受けている。
 小さいからわからないかもしれないけれど、君自身が一生懸命がんばっていれば、周囲の大人たちは優しく見守ってくれるよ。
その証拠に、少しくらい失敗しても笑って許してくれるよ。

 だからお願いだから、失敗をおそれない大人になって下さい。

 おっちゃんから、「卒園おめでとう」
 素敵な未来が来ることを祈っています。