走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

イノベーションを起こしそうな予感

2011年03月24日 23時59分32秒 | うれしい
 今日東京から来られた方と知り合った。
 第一印象としては、「何かありそう...」的な方だった。

 話をしてみると、その予感は的中していて「やっぱり」みたいな感じであった。
キャリア的には、ある大手の国際部長をされ、ベンチャーを起こし、その企業を上場までもっていかれたという。
そして、今、まさに二つめの企業を上場させようとしている。

 それだけにバイタリティがあり、話の内容が深い。

 話の内容がおもしろいので、つい吸い込まれていく自分がいる。
驚くことに、今までやってきたご苦労を初対面の私に話してくれる。
そればかりか失敗したことも腹蔵なく話してくれる。
警戒心など微塵もない。
その人間的魅力に圧倒されながらも、私自身の持論をぶつけてみる。
つい熱弁になる。

 気付けば相手の聞き上手に乗ってしまったような感じだ。
「話し上手は、聞き上手」というがまさにそのとおりである。

 日本のある分野の技術革新を起こす人を目の当たりにみた。
 こういう経験を個人的に最近、よく出くわすようになった。

 そして、恥ずかしながらも自分が体験し、そこから学び取ったり感じ取ったことを素直にぶつけてみると、思わぬ反応が返ってくる。
正直、しっかりとした理論的な裏づけはないが、本当に漠然とではあるが方向としてはまちがっていないような気がしてきている。

 人の出会いは、本当に楽しい...

湯築小学校卒業式

2011年03月24日 19時43分06秒 | 職場の出来事
 今日の午前中は、市長代理として湯築小学校の卒業式に出席してきました。
まず、東北太平洋沖代地震の被災地の皆さんへのお見舞いの言葉を述べて、祝辞に入ることとなっていました。

 式が始まって子どもたちを見ていると、被災地の子どもたちの中にはこのように卒業式を楽しみにしながらも、その尊い命を亡くした子もいるのだろうと考えると、つい祝辞に入る前に次のような言葉を足してしまいました。

 「昨日、甲子園で全国高校野球が開幕しました。
  その中の宣誓で次の二つの素晴らしい言葉がありましたのでご紹介いたします。
  『仲間同士で支えあえば、どのような困難も乗り越えられるということと、
  生かされているということに感謝し全身全霊をかけてプレーします』
  皆さんと同じように今日の卒業式を楽しみにしながらも叶わなかった
  子どもたちが被災地にはたくさんいます。
  皆さんには、本当に生きているということを感じてもらいながら、
  それを支えて下さったご両親や先生、地域の人たちに感謝しながら、
  これから起こりうるさまざまな難題に対しても逃げずに取り組んで
  いただきたいと思います。
  それでは、野志市長の祝辞を...」

 蛇足だったかもしれませんが、10年前の今日、芸予地震で松山で唯一被災にあった小学校の子どもたちには「生かされている」ということを噛み締めてもらいたかったのです。