走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

ハンディキャップ・スーパーマン・プロジェクト

2006年02月23日 23時56分37秒 | その他
「ハンディキャップ・スーパーマン・プロジェクト」て、知ってますか?
私が勝手に名付けて、志ある人たちと立ち上げようとしているプロジェクトです。
どんなプロジェクトかって?
ハンディキャップをもった人たちに雇用の機会を創出するとともに、継続的に就労をしていただくことで、経済的自立と精神的自立を目指すスーパーマンを造っていこうというサポート・プロジェクトです。
立ち上がってまもないこともあって、まさにこれからなのですが、松山青年会議所の福祉委員会の皆さんと立ち上がりました。
これを強力に推し進めているのが、S伯さん。彼のパワーに引っ張られて、福祉委員会の皆さんは高い志の下、「なんとかせにゃならん。」という意気込みでがんばっている姿に感動し、お手伝いをさせてもらっています。(このフレーズは、役人らしい。)
今日の夕方、色々な話をさせていただきました。
少し気になっていたことをこの段階で、正直に話していた方がいいと思ったからです。S伯さんの強力パワーによって、福祉委員会のみなさんがズルズル引っ張られているような気がしたのです。そのために、嫌だということをはっきりといえない環境をつくってしまっているのではないかと気になったのです。
そのことをストレートにぶつけてみました。S伯さんと同行していたS本さんから「実はそうなんです。とんでもない事に足を踏み入れたというのが正直な感想なんです。今日、そのことが言えたので少し気が楽になりました。」
そうなんです、無理をしない方がいいんです。無理をすると、どこかでポッキリと折れてしまうものなんです。
S伯さんが他の誰よりも凄いパワーが出るのは、彼にはかわいいハンディキャップ・スーパーマンを3人抱えているということです。
同情のエネルギーだけでは、続かないのです。でも、焦らなくていいですよ。
S伯さんの周りの人たちは、同情で行動していませんからね。
志は本当に高いですよ。少しだけ、何をどうすればいいのか、わからないから不安なんです。
そのためには、このプロジェクトを儲かるビジネスモデルに仕立てあげましょう。
この国の人たちが、根底に持っている弱者に敬意を表せる国になるまで。
S伯さん、私も一生懸命、応援しますよ。