走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

難しい仕事をやり抜く部下 PartⅡ

2006年02月08日 01時54分52秒 | その他
まちづくりの難しさは、一人ひとりの価値観を摺り寄せる難しさです。
総論の話をしているうちはいいのですが、各論に入り始めるとまったく話が進まなくなります。
どうしてもエゴが出てくるからです。どこに妥協点があるのかをさぐりながら、意見調整をしていく。実は、この調整能力こそがまちづくりに最も必要な能力であり、やる者にとっての醍醐味なのです。
いつもいつも、クルクル変わる話をつむぎながら、一つの糸にしあげていく。たまには、絡んだところもあるけれど、粘り強く解きほぐしていく。
「わかった、あんたの言うとおりしようわい。」と言わせた時が、何ともいえない快感なのです。
でも、油断しちゃあいけません。また、翌日には変わりますからね。
そこで、まちづくりを担当している家ちゃんと誠ちゃん、あなたたちは本当にここ数ヶ月、粘り強くまちの人たちと会話してきましたね。
12月に、「課長、私に説得させてくれませんか。」と言った家ちゃん、まさかこんなに大変だとは思わなかったでしょう。
でも、本当にあきらめず部下を引っ張りながらよくがんばりました。
誠ちゃんは、君の背中を見ながら学んでいますよ。
おそらく、まちづくりを担当する部署でこれほど部下に現場第一主義を強要する上司はいないでしょう。
でも、あなたたちは気づいていないかも知れませんが、確実に君たちの力は付いてきています。
ですから、どんな時にもへこたれず、がんばってください。
明日の松山市は明るいぞ!!