走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

学ぶとは...

2006年02月21日 23時45分02秒 | その他
今夜、松山青年会議所福祉委員会主催の講演会に行ってきました。
講師は、遠山真学塾の小笠 毅(おがさ たけし)先生(徳島出身)でした。
演題は「ハンディのある若者の進路」でした。
先生は、スウェーデンに20数回も行っているというつわもので、身体障害者の就学や就労について精通されておられる方であります。
私はといえば、たった一回の訪瑞だけで、知った風に人前で偉そうに話しているのです。本当に「井の中の蛙」とは私のことだと思いながら、小笠先生の話に聞き入りました。
その中で、心に残ったことを紹介します。
(その1)
  今、大企業に1.8%の義務雇用を課していますが、企業サイドにとっては
 あくまでも義務という観念的なことが払拭されませんから、採用される側の
 人格の尊重という点では多くの疑問が残ります。
 ====> 良かれと思ってもその手法によっては、かえって心の改善がされないと
    いうことを学びました。
(その2)
  もって生まれたハンディキャップに、成長ごとのハンディキャップを負わさ
 れる心の傷がわかりますか。
 ====> すみません、言われるまで気づきませんでした。肝に銘じます。
(その3)
  「教える」とは、ともに学ぶこと。
  「学ぶ」とは、心に誠実を刻むこと。
 ====> そのとおりですね。おっしゃるとおりです。

そして、最後に
 「発想のポディティブさが、新たな日本を創ります。」と
先生は私の名刺を褒めてくださりました。本当に、ありがとうございました。