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走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

谷間の小学校の動き

2008年11月18日 22時00分28秒 | その他
ホットなニュース

 今日、今年から放課後子ども教室をスタートした五明小学校の校長先生とPTA役員の方が来られました。

 ここの放課後子ども教室は、「五明(ごみょう)っ子クラブ」の名で7月からスタートをしています。
前に、このブログでも紹介したのですが、今年度から同校は弾力化の指定を受けていて、校区外の児童も受け入れれるようになっているのですが、なにぶんにも市内から離れた山間部のため、なかなか手が挙がりません。

 そんな時、この放課後子ども教室の授業をオープンスクールの一つとして紹介させていただきました。
そして、それを体験された父兄から来年から五明小学校に来たいという申し出があり、決めた理由の一つに放課後子ども教室があったということです。

 担当者一同、この話にはたいそう喜びました。
 何かの役に立てる。
 とっても小さなことでも、役に立てる仕事、たまりませんね。

プロを育てる実践教育法

2008年11月17日 22時55分53秒 | その他
 昨日、TBS系で「夢の扉」という番組をやっていました。
 その内容をご紹介します。

 少子化が進む我が国では、大学への進学率は逆に上がっており、その反動で、工業高校や商業高校などの専門高校の進学率は下がる一方だと言われています。
ですから、統廃合の対象となるとともに、高校教育の在り方が問われてきているそうです。

 しかし一方では、三重県立相可(おうか)高校では、毎年入学希望者が増加しているというのです。
 その理由としては、文部科学省が平成15年から「目指せスペシャリスト」事業をスタートさせましたが、その開始年からモデル校に選ばれた同校では「食のスペシャリスト」を育てており、その中心的存在として食物調理科で生徒の指導にあたっている村林新吾先生の存在が大きいと言われています。
先生は14年前に熱望されて辻調理学校の講師から教員免許を取得して、この相可高校にやってきました。

 しかし、順風満帆にことが進んだわけではありません。
先生は最初から挫折感を味わうことになります。
文部科学省の基準で数学や英語の授業を優先しなければならないため調理実習の時間がおもうように裂けないということがわかったからです。

 先生は悩みました。
 そして、出てきたアイデアが部活動だったのです。
当然、部活動(任意の活動)ですから食物調理科の生徒全員が参加するとはかぎりません。
また、その活動は厳しさを極めました。
毎日、早朝から市場に仕入れに行き、授業が終わってからの活動は夜の9時過ぎまで続きます。
本当の調理現場のような厳しさです。
 でも、そのことが返って生徒たちの心に火をつけます。
部員も増えてきて、今は食物調理科の殆どの生徒が参加しています。

 さらに、地元行政にレストラン「まごの店」までつくらせてしまいました。
 このレストランは生徒たちが休みの日しかオープンしていませんが、地域外からもお客さんが訪れ、二時間くらいで売切れてしまいます。

 生徒たちは、表面的な調理技術のみを学ぶのではなく、素材の良し悪しから、調理方法はもとより、サービス、経営まで全て学びます。
どの生徒も真剣です。
映像に映し出される生徒たちの目は輝いています。

 先生は言います、「まだまだ高校生やからと思って、そこでやめてしまうと、社会に出たときに恥をかきます。」と。
誰のために厳しい教えがあるのかを誰よりも生徒たちが理解しているからこそ、がんばれるんだと思います。

 人間性や社会性が足りないといわれている若者たち。
 6人にひとりがニートになると言われている若者たち。
 しかし、その原因は、若者たちを思い、若者たちに真剣にぶつかっていく大人がいなくなったせいではないのかと、改めてこの番組を見ていて思ってしまいました。

宮前地区文化祭

2008年11月16日 19時12分26秒 | その他
 コーラスを通じた地域活性化

 本日第三弾は宮前地区の文化祭でした。
 前にもこのブログで書かせていただいたのですが、橘公民館長は音楽教師出身ということで、「地域を元気にしてもらう手法で音楽でなにかできないですか。」とお願いしていたところ、「日本の歌、世界の民謡を歌いましょう会」を立ち上げていただき、今日、その発表会がありました。

 前から言っている様に、地域活動は難しいことから始めるのではなく、誰でもが理解でき、すぐに取り掛かれるものから始めたらいいと思っています。
そういう意味では、橘公民館長は一歩踏み出してくれたと思っています。
 がんばれ、宮前地区!!



 この地区でしか見られない文楽です。なかなか見ごたえのある作品です。


 コーラス隊も二組あり、これも公民館長がもと音楽の先生だからですかねえ...


 少し心配そうに見ている橘公民館長


 学習活動の成果が展示されていました。


 大きなキルト作品も展示されていました。


 書道教室の子どもたちの作品です。のびのびといい作品ばかりです。

三津浜地区文化祭

2008年11月16日 17時37分24秒 | その他
 びっくりするくらいの人出

 本日第二弾は、三津浜地区の文化祭に行ってきました。
 最初に驚いたのは、規模が大きくなっていたということです。
 昨年まで公民館施設内だけで行っていた文化祭が飛び出して、隣の厚生福祉センターを借りての文化祭になったため驚くくらい地域の人たちが詰め掛けてくれました。
 公民館周辺の出店も増えており、どの店も長い行列が並んでいました。
 体育祭の時に、さまざまな行事に参加する人が増えてきているという公民館長の話がよみがえってきました。



 ポップコーン、焼き芋、海産物や農産物の販売、うどん、おでん、ジャコ天販売など、三津浜らしい出店が出てにぎわっていました。


 一番人気のうどんは、どんどんゆでられるように秘密兵器がありました。


 どうですか、この長蛇の列、たこ焼きを待つ人たちです。


 舞台では地元幼稚園児を交えてのマジックショーが行われていました。
 観客も満員で驚きました。


 展示コーナーのかわいらしい人形です。

新玉地区文化祭

2008年11月16日 17時09分34秒 | その他
 ほめる文化祭

 今日の第一弾は、新玉地区の文化祭にお邪魔しました。
 式典の中で地域の活動に貢献のあった方々の功労表彰がありました。
 このような機会に地域に貢献した人を地域全体で褒めるということ、本当に大切です。
 また、この地域では、学校と地域との連携の絆が強く、子どもたちの作品や伊予万才、水軍太鼓などの演技が披露されていました。


 功労者表彰の光景です。


 功労表彰者の代表から謝辞です。


 新玉小学校の児童作品の展示コーナーもありました。


 昔の農機具の展示コーナーもありました。


 盆栽のお城がありました。


 小学校2年生の伊予万才の演技です。可愛かったですよ。

コトバのエネルギー

2008年11月15日 10時16分37秒 | その他
 山あり、谷あり

 人生って長いですよね。
 いろいろなことがありますよね。
 しみじみとある人に言われました。

 何かあったのかしらとつい思ってしまいます。
 組織で重要な立場にある彼は、おそらく誰かに相談したくても相談できない立場だと思うのです。
 そこには、私では計り知れないものがあるんだろうなと思ってしまいます。
 肩の力を抜けばもっと楽になるのに。
 でも、置かれている立場で意地を張らなければならないことも多いのでしょう。
 ですから、具体的なことは聞けません。
 当然、話も抽象的な会話になります。

 天気に雨や晴れがあるように、自然に山や谷があるように、どのような自然の摂理にも相反する事象があり、それが繰り返されますよね。
 スコールのような土砂降りも、深い深い谷底も自らに瑕疵がなくとも、不条理にやってきますよね。

 大事なことは、まず自然体になることかもしれませんね。
 そして、例え不条理なことだったとしても、その時、その場所に立っていたということは自らが選択したということであります。
 つまり、自分を苦しめているのは自らの意思にもとづいたものであるということです。
 ならば、人や社会をうらむ前に自らの心を見つめ直してみてはどうかということです。

 谷底の時には投げ出さず、粘り強く立ち向かうこと。
 高(たか)みの時には奢(おご)らず、謙虚(けんきょ)に向かい合うことだと思います。
 
 こうアドバイスしながら自己反省しきりでした。
 (自分のことだと...)

 人生、まだまだこれからです。
 お互いがんばりましょう。

マインドをもつことの大切さ

2008年11月14日 21時36分05秒 | その他
 最新の人材育成方法

 「マインド」とは、心、精神と訳するのが通常ですが、これを志や愛する気持ちとあえて置き換えてみます。

 今日は、ある大手の人事部研修担当者の方の話をご紹介します。
 私たちは、以前はテクニカル(技術)スキルの研修のみの人材育成で組織は発展すると思っていましたし、確かに発展できていた時期がありました。

 そして、ある時からより発展するためには、モラルを含めた社内統制の必要性を感じるようになり、そのための意識啓発を含めた研修を行ったのですが一向に改善がみられませんでした。
 そこでたどり着いたのが、社員一人ひとりに何よりもマインドを持たせない限り組織のより一層の発展はないと気づいたのです。
しかし、このマインドを持たせるというのは簡単なことじゃないんです。

 経営理念を教えるだけでマインドが身につくかというと、そんなものじゃないんです。
実は、実践の中でさまざまな障害を乗り越えていく内に身につくものであり、その障害を乗り越えた数が多ければ多いほどマインドは大きく強固なものになり、やりがいや生きがいを自らが見出せるようになるのです。

 この話を聴きながら、地域の人材に置き換えてみました。
 地域のリーダーとして最も必要なものは、その地域を愛するというマインドがあるかないかということが前提になければ使命を果たせないんじゃないのかと。
 その地域を心から愛するためには、どのようなことをすべきかということにいたっています。
私は、それは難しく考えないでいいんじゃないかと思っています。

 その秘策とは、企業秘密です。
 でも、お金をかけずにやれそうな気がしています。
 がんばんべえー

教育サポーター事業、発信!!

2008年11月13日 23時51分10秒 | その他
 松山教育サポーター事業推進委員会

 今夜、第1回の松山教育サポーター事業推進委員会が開催されました。
 委員長には愛媛大学の白松・准教授、副委員長に和田・松山市教育会会長が就任されました。

 本事業は、退職後教員を中心としたシニアを活用した教育サポーターを養成し、これから需要の多くなる地域教育サポーターになっていただこうというものです。
そのための地域社会システムの基盤整備にさまざまな人達が関わってつくり上げていこうというもので、少しづつですがさまざまな人達が子どもたちのために汗をかこうという動きに繋がり始めました。

 オブザーバーには保護者代表である中村・市P連会長をはじめ、角田市民会議副会長なども出席いただき、熱い意見交換を見ていただきました。

おもろい部下

2008年11月12日 19時17分40秒 | その他
 後悔の連続です

 やっちゃいました。
 来年度の新規事業の立上げで部下とぶつかってしまいました。
 ついつい声を荒げてしまい、またまた後悔です。

 理由もなく、結果だけを求めてしまいました。
 この事業を立ち上げたいというだけで。

部下からは、
 「課長が言うてることとちがうじゃないですか。」
 「何が?」
 「子どもたちのことを考えろといいながら、課長のための事業になってませんか?」
(くやしいけど、当たってる。)

 「しかし、ここでこの事業を諦めたら、二度と立ち上げることができんやろ。」
 「そやから、ここはじっくり練り直して時間をかけてやりましょうと言うてるんです。」
 「そんな時間はない。」
 「なぜ、そんなにあわてないかんのですか。」
 「誰もあわててない。」
 「いや、あわててますよ。」
 「君こそ、時間があったのになぜすぐに取り掛からんかったんや。」
 「あの短時間では、無理です。相手がいることですから。」
 「なに言うてるんや。S君はあの短時間で仕上げてるやないか。しかも相手にネゴしてやぞ。」
 「Sさんは優秀やからです。」
 「なに言うてるんや。君が仕事の優先順位をつけてないからやろ。」
 「それは、すみません。」
 「企画は、殆どがネゴやろ。君には、ここに登場する人たちとインターフェイスがあると思ったから任せたんや。」
 「わかりました。一日猶予をください。」
 「ああ、待つわ。」

 本当に語尾の悪いやり取りでした。
 この文章を書きながら、反省した点。
 他の職員と比較してゴメンナサイ。
 なぜやりたいか、しっかりと説明できなくてゴメンナサイ。
 こんな上司でも、汗をかくと決めてくれてアリガトウ。

 こんな部下たちに恵まれています。


歴史の名残(なごり)

2008年11月11日 23時00分33秒 | その他
 歴史脈々

 今日、まちづくりに携わっている方と話していてはじめて知ったことがあります。
それは、この松山市の中心部に三方通路が多いということです。
 そのときの会話は次のとおりです。

 「松山の中心部に三方通路が多い理由を知っていますか。」
 「え、そうなんですかね。」
 「例えば、大手町と国道196号線の交差点、勝山通りと平和通の交差点、・・・」
 「そう言われればそうやね。」
 「不便だと思いません。」
 「そうやね。十字路の交差点の方が便利よね。」
 「実は、この三方通路は、この松山がお城下であるという証拠なんですよ。」
 「???」
 「敵が攻め込んできたときに、(敵の)動きが鈍くなりますから三方通路が多いほど(戦うときに)有利でしょう。」
 「なるほど。それで歴史の名残なんですか。」
 「そうです。いまだに、この松山の中心部には歴史が脈々と残っているんですよ。」

 この話を聴いて、自分の無知さを痛感するとともに、また自分のまちを誇れるものを一つ増やせました。

おっちゃんは、もう古い

2008年11月10日 23時59分06秒 | その他
 デジタルネイティブ世代

 今日のNHKスペシャル「デジタルネイティブ」を観ていて大変驚かされました。
 この人種(あえてこう呼びたくなるような私は、既に出遅れていると思うのですが...)を畏敬の念を抱いて観てしまいました。
 彼らは生まれたときからインターネットが存在した世代なのです。
つまりネットワーク社会の申し子なのであります。
そして、あと5年もすれば成人です。(ここで、年齢を意識していることすら彼らから観たら稀有にうつるかもしれません。)

 なぜなら、この番組で紹介された一番若い経営者の年齢は15歳だったからです。
彼は、化学の原子記号を覚えるために、ゲームカードにしてしまい、なんと1000万円を荒稼ぎ(あえてこう言わせてください。)したのです。
その発想力と商品化の手法やプロモーション活動はユニークで、ほとんど経費らしい経費をかけずに実現してしまったのです。
 またその手法とは、ネットワーク上のSNS(ソーシャルネットワークシステム)を活用し、デザイナーなどのスタッフを集め、プロデュースしながら商品化したという大人顔負けのやり方です。
わずか、15歳の少年がです。(えらくこのことに拘る私は、本当に古いと思っています。)

 彼はおそらくビジネス専門のSNSをコミュニティとして捉え、同じ価値観を共有できる仲間を徹底的に調べ、仲間に引き入れたのだと思います。
そして、スタッフの誰もが、自分たちのボスがわずか15歳の少年だと気づくのに、かなりの時間が経過してから知ったということです。
そして、自己の仕事を評価し、それに見合う報酬がもらえるのであれば、例え年下であろうと関係ないと言い切る彼らもデジタルネイティブなのであります。

 また、デジタルネイティブに共通することは、社会に対していかに貢献できるかということの方が優先し、自己利益はその後になるケースが多いようです。
高度成長期を過ごし、物欲や金銭欲にまみれた私など、彼らの高邁な精神と比べると足下にも及びません。

 近い将来、彼らが世界を支配するかもしれないと、ある本では語られていますが、人が人であるためには何を優先すべきかを、神が人類に対して警鐘を鳴らすために使わしたような気がします。

道後公民館文化祭

2008年11月09日 16時20分02秒 | その他
 いろいろあるよ

 道後支所と併設しています公民館の文化祭は、平素目立ちにくいところにあるにもかかわらず、賑わいがありすぐわかります。
 地域のさまざまな人たちが協力をいただき、地域の団結力を感じます。
 フリーマーケットあり、マジックショーあり、狭い空間を本当に上手に使っています。
 また、隣の農協も協力いただき、餅つきや果物の産直コーナーを設けるなど、魅力ある文化祭になっています。


 各種団体の協力を得て、ちょっとしたゲームやフリーマーケットが行われていました。


 玄関前に酔っ払いおじさんが寝ていて、訪れる人たち皆びっくり。実は人形で、素鵞公民館恒例の動く人形シリーズを借りてきたものです。今年は秀逸でした。


 展示コーナーはプロ顔負けの作品ばかりでした。


 これも、恒例の瓢箪作品です。これらは完全に商品だと思いました。

和気地区文化芸能祭

2008年11月09日 15時32分07秒 | その他
 受賞者のいない表彰式

 今日の午前中は、和気小学校の創立100周年と和気地区の文化祭に出かけてきました。

 まず、和気小学校の体育館で行われた100周年記念に参加させていただき、その歴史を映像で見せていただき、その伝統に驚かされました。

 次に和気公民館に移動して、文化祭に参加しました。
 今年から前夜祭でカラオケ大会が開かれたそうです。
 また、今日は式典に先立ち、「ええとこぞなもし」シリーズ著者の山野芳幸さんの講演がありました。
 そして式典では、地域に長年貢献いただい方にたいする表彰式があり、引き続いて分館長さんたちへの表彰がありました。

 その後、受賞者がいない(正確には出席できていない)表彰式がありました。
通常、受賞者がいない場合は表彰式しないものですが、あえて芳之内公民館長から表彰する理由について説明がありました。

 内容は、今年2月から始まったお遍路さんへのおもてなし行事にに対して、その報道を見た方からボランティアで毛糸で編んだ線香立てが送られてきたそうです。
それをよければお遍路さんに配ってくださいという心づくしです。
 今もその活動が続いているそうで、それを地域の人たちに知っていただくための今回の表彰だということです。
本当に勉強になりました。


 今の和気小学校になってから100周年。すごい歴史です。


 地域の功労者表彰のほかに地域の分館長さんに対する表彰もあり、その心配りに「地域全体で褒める」参考になりました。


 受賞者のいない表彰式。あえて行うことの大切さも学びました。

いい仕事をしてもらう要因

2008年11月08日 21時16分34秒 | その他
 成長に期待して

 今日、友人と話をしていてよい仕事をしてもらうためには、どのような要因が必要なのかということに及んだ。
 彼は、何かの本で読んだ「よい仕事の4つの要因」というのを紹介してくれました。それが、次の4つです。

 ①やりがいをもたせる。
 ②プライドをもたせる。
 ③よい報酬を与える。
 ④信頼し、仕事を任せる。

 なるほどであります。
 今直面する仕事に対して、何の使命感も持たず、ただ惰性で仕事をすれば成果もさることながら、失敗をする確立も高くなります。
やはり、仕事にやりがいを持たせることは必要不可欠です。
このこと(やりがい)を上司として部下に持たせることができるか、本当に難しいことです。

 そして、プライド(自尊心)をもたせる。一つ間違えると大変なことになります。
なぜなら、謙虚さがあって始めて人は成長するからです。
しかし、誤ったプライドは、その成長を妨げることがあるからです。
でも、プライドは必要です。
例えば、私たちの仕事は(直接的な)利益を追求しないでいい分、地域や市民のことを長期的・広角的・鳥瞰的に見続ける立場であるということのプライドを持つ必要があると思うのです。

 次に、報酬です。
これは、名誉も含まれるかもしれません。
大事なことは、きちんとした評価をすることができるかどうかです。
大切なことは、客観的に誰でもが納得する制度や評価指標をつくり上げることでしょう。

 そして、4つ目の「信頼し、仕事を任せる」は、やりがいにもつながることでしょうし、期待以上の成果をもたらしてくれる可能性があります。
 例え、胃が痛くなるようになっても信じ、使い続けることが大事なことかもしれません。(どこかの球団の監督みたい...)

愛媛産には愛がある

2008年11月07日 23時56分07秒 | その他
 地産地消のお店

 今夜、あるお店に行ってきました。
 そのお店は、地産地消をモットーとしているというので、そこを選びました。
 確かに素朴な調理なのに美味しかったです。
 きっと素材が新鮮だったからでしょう。

 松山には、名物がありません。
 なぜなら、どの農産物も、海産物も、どれをとっても美味しいからです。
 
 しかし、全国的に有名になるためには、この国では東京市場で評価されないといけないような風潮があります。

 でも、この松山、愛媛には不利なことがあります。
 距離が遠いという物理的ハンディキャップです。
 このことは、物流コストと鮮度という課題を常に否応なしに突きつけてきます。
 
 一方でこのことを乗り越えようと、さまざまな動きが出てきています。
秀逸なのは愛媛県が展開している「愛媛県産には愛がある」キャンペーンでしょう。
このキャッチコピーは、本当に素晴らしいと思います。
 なにが素晴らしいかというと、生産者の思いやものづくりに対する姿勢が凝縮されているからです。
 
 話は変わりますが、高須賀・東温市長が愛媛県の経済労働部長の頃、同席をさせていただいたことがあります。
その席で、アサヒビール工場を誘致されたこともあり、アサヒビールの瓶のラベルに凝縮された豆知識を教えていただきました。
その時の熱い語りは、失礼ですが少年のようでした。
 とっても魅力的な方でした。

 そして、それを取り巻く県職員の個性派集団は野武士集団のようでした。
その人たちからもたくさんのことを学ばさせていただきました。
 きっと、こういう人たちがいるから「愛媛県産には愛がある」というコピーが生まれたんだろうといつも思っています。

 あなたもたまには、このコピーを染め抜いたのぼりと緑色の提灯(地産地消の店のマーク)を目当てに、たまには地元の農産物や海産物を味わって見ませんか。