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走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

何かが変わっている

2009年02月22日 22時21分44秒 | その他
 今朝の「ガイヤの夜明け」という番組を見ていて気づいたことがある。
 それは、既存の概念ではビジネスは難しくなっているということである。

 番組の中では、運送会社「ユンクス」の紹介があった。
同社は、数年前から配達後の空の荷台に地元の野菜を集める事業を始めた。
それは、農作物を単に集めるということだけでなく、それを直接販売する産直市(トラック市)を始めてしまった。

 消費者は、新鮮で安い農産物を手にして喜んでいる。
 これにより、卸商や仲卸の仕事がなくなる。
 運送事業者が死活問題だけでこういった事業に進出するのか。

 ユンクス社の社長は言う。
 「私たちは一生懸命作っている人の思いを知っているから、
  一生懸命売るんです。」

 過去にその役割を果たしてくれていたのは、まさに仲介事業者ではなかったのか。

 自分さえよければいい、そんな考え方だけのビジネスは通用しなくなってきている。

第53回 松山市公民館研究大会

2009年02月21日 23時20分35秒 | その他
 今日の天気は晴れ。
 今日は、公民館の一年間の集大成とも言うべき公民館研究大会です。

 会場は、愛媛大学のグリーンホールをお借りしました。
 大学の施設を借りて行事を行うのは初めてです。
 午前中は、リハーサル。
 発表者は、少々緊張気味。

 開演すると、会場は満杯。外は少し肌寒買ったのですが、中は熱気でムンムンしてました。
 
 今回、企画から司会まで、いわゆるプロデュース全般を越知主幹がしてくれました。
 そして、なによりも今日の主役は、それぞれの公民館。
 発表する公民館だけでなく、発表をしなかった公民館も主役です。
 みなさん、本当にご苦労様でした。

 わかりにくいですが紹介写真をどうぞ。


 リハーサル風景


 岸尾副会長による開会のことば


 恒例の「公民館の歌」を合唱


 菅会長あいさつ


 優良公民館・優良分館、公民館優良役職員表彰、永年勤続書記感謝状贈呈


 市長祝辞


 リレートークのトップバッターは、堀江公民館の「ふるさとほりえ賛歌」のコーラス。越知主幹の憎い演出です。


 浮穴公民館の「朝顔コンクール」。半世紀以上つながっている事業です。


 女子野球ワールドカップ交流会の報告もありました。


 和気公民館の防災事業では、地元北中学校の野球部の皆さんが参加してくれました。

どう英語を教えるか

2009年02月20日 23時43分08秒 | その他
 今、小学校では大変なことが起こっている。

 というのも、小学校高学年に英語教科が加わるからである。
 中学校とちがって小学校教諭は英語専門の先生がいるわけではない。
 むしろ、英語が苦手な先生の方が多いかもしれない。
 英語が読み書きできても会話ができる先生は、もっと少ない。

 しかし、現実は待ってくれない。
 本課では、地域の人材を募集・登録してもらい学校に紹介する「地域力学校応援事業」を今年度からスタートした。
 上記のニーズが学校から出てくることが予想されたので、担当に言って英語のできる人材に特化した募集チラシを急遽作らせた。
何もできないが、動かないよりは動いた方がよいと思ったからである。

 しかし、「焼け石に水」かもしれないと思った。
 なぜなら、英会話は単に発音を教えることに専念するというものではないと思うからである。
自分の心をいかに伝えるかということの方が重要だと思うからである。

 そして、子どもたちの知的好奇心をいかに呼び起こすかにかかっているとも思う。
 どこかの小学校では英語劇を通して、知らない間に目標を設定させ、達成させていく。
そのことが、成功体験として積み上げられ、いつしか英会話が好きになるという。

 小学校の先生にとっては受難の時代に入ってきた。
 しかしお願いしたいのは、英会話は度胸である。
 失敗を恐れない勇気を子どもたちに見せていただきたい。

 その行動こそが、子どもたちの心を濯ぐリ、挑戦する心をもたせる。
 失敗しないようにする完全無欠主義の先生よりは欠陥だらけの先生の方が、本当は子どもたちは好きなのである。

 先生、そのことを忘れないで。

 

今、車を売る方法

2009年02月19日 22時08分01秒 | その他
 最近不思議に思うことがあります。
それは、車が売れなくなったということです。
日本の産業を引っ張るけん引役だった車メーカーが軒並み打撃をうけています。

 しかし、市場性という観点から言うと、いつの日か市場が飽和状態にくることは、誰もがわかっていたのではないかということです。
私は、金融危機が消費の減退のトリガー(引き金)になったかもしれませんが、それだけが原因だとは思えないのです。

 以前、過去にバブル崩壊は起こりうるべくして起こったと聞いたことがあります。
それは、我が国の人口が減少し始めた曲線とバブル崩壊からの消費曲線が重なるからだという説明でした。
つまり、バブルは金融崩壊がトリガーにはなりましたが、消費を持ち上げようとしても人口が減少し始めているわけですから、消費が急速に反転するのは難しいということです。

 このように考えていくと、今回の車市場の低迷は、成熟期から衰退期に入る時機にきていたのではないかということです。
その引き金には確かに、サブプライムローンがなったかもしれませんが、市場は縮小し始めていたということです。
そのことを、どこまでメーカーは把握し、そのことを延命させるために、消費者の視点に立っていたかということです。

 考えてみると、私たちが子供の頃、車を持つことはステータスでした。
一家に一台車をもつことが本当に夢だったと思います。
そして、メーカーはより多く車を売るために消費者をセグメント(細分化)し、一人一台車を持つようなライフスタイルを提案してきました。

 そして、それはあたかも実現したように思えましたが、そのひきかえに車はステータスなものから、単なる足になったのです。
しかし一方で、どうでしょうか、車は新型車が出るたびに確実に価格が上がっています。
家電だって損益分岐点をクリアした時点から、大型家電量販店に行けば価格が下がっています。
価格設定にはさまざまな事情があるかもしれませんが、車業界がまず取り組まなければならないのは価格戦略ではないかということです。

 今回の不況は、そのことを啓示しているのではないでしようか。
 苦境こそ、好機です。

早くステータスを維持する車と大衆車に分けて、価格戦略を変えるべきではないでしょうか。

 それから、もう一つ提案があります。
恐らく中高年とそれ以下の年代とでは車に対する思い入れが異なると思うのです。
ならば、過去にヒット車になったものや、当時の若者があこがれた車の復刻版を、限定で販売してはどうでしょうか。

 外側は過去のデザインで、内装やエンジンなどは最新技術でというのは、難しいものでしょうか。

 つまり、車で過去の思い出をよみがえらせる、そんな素敵な車を売り出せないものかと。

 このアイデア、豊田さんでも、本田さんでも使っていいですよ。

人知れず地域貢献する市民に光

2009年02月18日 22時53分31秒 | その他
 先週の土曜日に行われた市制120周年記念式典について、2月5日付けの朝日新聞に次のような記事が出ていたので紹介します。


 (前略)

 松山市は今回、地域ボランティアなど街づくりに尽力した271の個人と団体を「地域功労者」として表彰した。
人知れず貢献している市民にスポットライトを当てるもので、市は昨年6月から市内41地区の公民館に、奉仕活動をしている市民の推薦を依頼。
この日の受賞者が決まった。
清掃や青少年育成、伝統芸能の継承など、地道な活動に取り組んできた人たちは、今後への決意を新たにしていた。
 元看護師の宮谷マスヲさん(71)は、ゴミ集積所の不法投棄やルールに違反したゴミの整理に率先して取り組んできたとして表彰された。
「環境美化はひとつひとつの活動の積み重ねが大事。
今では、活動に関心をもってくれる人が増え、地区のゴミの出し方も、ルール通りに徹底されるようになった。」
 家電販売業の門田晃良さん(51)は、小学校のPTA会長を務めるなど、約25年間にわたって地域の子どもを見守ってきた。
現在は、公民館の青少年育成指導員として、小学生に山遊びや稲作の体験をしてもらう活動をしており、「子どもは地域の宝。その子どもたちを、光らせるのか曇らせてしまうのかは、親や地域次第だ」と話した。
 地区の婦人会員として、近所の駅構内の花壇に花を植える活動を進めてきた主婦の原嶋タミエさん(73)は、「会員みんなの活動が評価された」と喜んだ。
パンジーやチューリップ、コスモスなど季節ごとに色とりどりの花を植えているといい、「水やりや草むしりといった手入れは当番制で分担している。
駅を利用する人が花を見て、喜んでくれることがやりがい」と語っていた。

 どうですか、今までの表彰制度とはちがった視点からの表彰です。
この推薦者を決めるのに、地域の人たちは本当にご苦労をされました。
 でも、驚くことに普段から見えないところで汗をかいてくれている人を、ちゃんと推薦してくれたということです。
改めて、公民館の地域の情報収集力に驚かされました。
 また、日々汗をかいている人をきちんと見ていてくれる人がいるということも、松山もまだまだ捨てたもんじゃないなあと、素直に喜んでしまいました。

 そして、例え光が当たらなくても、汗をかいてくれる人がいて、その一人ひとりによって地域が支えられているということも改めて気づかされました。

夢桜

2009年02月17日 22時19分08秒 | その他
 「日浦に夢桜を咲かせ隊」に参加してきました。
 といっても、寄付をしただけなのですが。

 日浦地区は、松山市の中心部から道後を通り、奥道後温泉からさらに山なりに車で20分くらい奥に分け入ったところです。
 松山でも小さな地域ですが、その自然に囲まれた情景は心が癒されます。
 松山が本当に広いと感じるのは、この地域に来たときかもしれません。

 その小さな地域に松山市立日浦小学校という小さな学校があります。
 その小学校からの企画で、しだれ桜や彼岸桜を約500本植えようというものです。
将来は、これに加えて500本の紅葉も植えようとしています。
 そして、春には満開の桜、秋には紅葉が楽しめる「桜や紅葉の名所」に仕立てようと計画しています。

 なぜ、このような企画が小学校から出てきたのかと思われるかもしれませんが、想像してみて下さい。
子どもたちが、苗木のオーナーたちと一生懸命植えた苗木が、何年かして花開いたとき、心象風景としてよみがえると思いませんか。
そして、ふるさとに帰り、自分が愛する人たちに自慢すると思いませんか。
アイデンティティは、特別なことではなく、身近なところからの感動の積み重ねによって身につくものだと思うのです。

 そして、何よりも1000円払えば何十年と名前を残せる社会貢献ができます。
 まだ、2月27日(金)まで募集を受け付けているそうです。
 ぜひ、下記までご連絡を

 「日浦夢桜の森」事務局 担当:越智
             TEL:089-977-2798
             FAX:089-977-9985
  ●桜1本⇒1,000円
  ●植樹イベントに参加できます。(場所は事務局にご確認ください)
    3月6日(金) 10:00~12:00
    ※軍手、汚れてもいい服装でご参加ください。

 空気がおいしいですよ~
 

森田欣也句集 恋×涙

2009年02月16日 19時35分46秒 | その他
 友人から「ぜひ読んで欲しい」と一冊の句集を手渡された。
 手にしてパラパラとめくった時はそれほどでもなかった。
 帰宅して、ゆっくりと読み始めてみる。

 「行く雲をげんげ枕に追いかける」

 「過去はみな弾けて消ゆるしゃぼん玉」

 なんとなく、山頭火のような、まっすぐな句に吸い込まれていく。
 不思議な魅力に魅了される。
 「なぜ?」が頭をもたげる。

 プロフィールを見てみる。
 1963年 8月19日(俳句の日)松山生まれ
 1981年 首の骨を折る事故に遭い全身マヒの障害が残る
 1993年 訪問看護にきてくれていた看護師にすすめられ俳句を始める
 2005年 愛媛新聞短詩型文学賞で年間賞を受賞
 2008年 「恋×涙」発刊

 作者の森田氏は、伊予農業高校時代のラクビーの試合で負傷したということである。それ以来、車椅子生活を余儀なくされているということである。

 帯に小西昭夫さんが次のように書かれている。
  森田さんの作品は明るい。
  森田さんの境遇になれば、大抵の人間はあきらめてしまうに違いない。
  作品を書いたところで、暗いだけのものになってしまうだろう。
  森田さんの作品が明るいのは、子規流にいえば、森田さんが
  「あきらめる以上のこと」をしているからだ。
  それがぼくたちを元気づけてくれる森田さんの作品の力なのだ。

 そのとおりである。
この句集を読んでいるだけで元気になる。

 みなさんも、ぜひ購入いただき、森田さんから元気をもらいましょう。

  森田欣也句集 恋×涙
  創風社出版(℡089-953-3153)
  http://www.soufusha.jp/

松山市青少年育成市民大会

2009年02月15日 21時29分35秒 | その他
 今日は昼前から、松山市青少年育成市民大会がコミセン(松山総合コミュニティセンター)でありましたので出かけてきました。今年のテーマは、「松山の地域力を考える」でした。

 ●表彰行事(善行表彰、「社会の中の約束ごと」標語・川柳優秀作品表彰)
 ●オープニングアトラクション(松山南中学校 Sax四重奏)
 ●開会行事
 ●パネルディスカッション テーマ「市民会議の今とこれから」
 ●子ども活動発表
 ●シンポジウム 「みんなでやろうやっ!子育て支援 ~若者が考える子育て支援~」
 ●ロビー展

 本当にてんこ盛りの企画でした。


 来賓には、中村時広松山市長や菊地伸英市議会議長など多数の方が出席してくれていました。


 本当に裏方の皆さんは大変でした。珍しい舞台袖からのカットです。関係者の皆さん、お疲れ様でした。

第3回 松山健康医療福祉都市構想 勉強会

2009年02月14日 22時45分20秒 | その他
 今日の午後からは、酒向正春先生の勉強会「第3回 松山健康医療福祉都市構想」があり、参加してきました。
内容は次のとおりでした。

13:40-14:50 竹中平蔵政経塾「超高齢化社会における医療福祉とは」ビデオ放映

15:00-18:00 「目指せ街のプロデューサーin渋谷」

       渋谷区 区議会議員 長谷部 健 
 博報堂勤務実績のあるクリエーターで、グリーバードプロジェクトの仕掛け人です。


      「松山市中心市街地活性化基本計画」について
       松山市産業経済部地域経済課 副主幹 田中 教夫  

休憩10分

      「医療崩壊の解決策としての健康医療福祉都市構想」
       初台リハビリテーション病院 酒向 正春 

       東京大学医療政策人材養成講座「酒向班」チーム 

       質疑応答(60分)

市制120周年式典

2009年02月14日 12時58分58秒 | その他
 今日、コミセンで行われました市制120周年式典に参加してきました。
 沢山の方で会場はごったがえしていましたが、滞りなく式典は終了いしました。

 地域の皆さんが多数お越しいただき、お礼申し上げます。


 作家・早坂暁さんも駆けつけてくれていました。


 中村時広松山市長の挨拶で始まりました。

坂上雅明さん ~三津界隈スケッチ

2009年02月14日 00時25分21秒 | その他
 フリーペーパーを見ていて坂上雅明(さかうえ・まさあき)さんの三津界隈スケッチという記事に目がとまりました。

 素敵な水彩画と子どもの頃から見慣れていた風景がそこにあり、うれしくなったので、ぜひ皆さんに紹介したいと思いました。

 氏の作品は、「http://home.e-catv.ne.jp/palette/」をクリックすれば見ることができます。
ポストカードも販売しておられるようです。

 そして、気に入られた方は、ぜひ三津界隈も散策してみてください。
 そのままの風情が今も残っていますから。

一生懸命なお客様

2009年02月13日 23時18分56秒 | その他
 私の職場には、いろいろな人が尋ねてきてくれます。
 名刺交換をして、一年間ずっと音信不通のお客様が突然、連絡をくれるということも珍しくありません。

 そして、昨日、珍しいお客様が尋ねてきてくれました。
 初めてお会いした時に、社会教育の必要性について熱く語ったような気がします。(何といい加減な!!)
 そんな私を覚えていてくれていたようで、相談に来てくれました。

 内容は、ある分野の地域社会システムを作るために社会教育活動を組み合わせないかということでした。

 相談にのるときに、私なりの判断基準を設けています。
 それは、次のようなものです。

 ①社会性や公益性の高いものか

 ②理念や哲学がしっかりしていて、ぶれない情熱を有しているか

 ③構築しようとしている地域社会システムの中の登場人物を的確に把握しているか
 また、その登場人物に何らかのウィンが発生するか

 ④視点が長期的かつ広角的で、さらに鳥瞰的に見ているか

アドバイスもこんな内容で進めるのですが、聞き上手な方だとこちらも図に乗ってついつい相手の迷惑も考えず、話し込んでしまいます。

 こんな私で本当によかつたのでしようかねぇ...

頼もしいお客様

2009年02月12日 23時00分20秒 | その他
 今日、愛媛大学の教育学部の男子学生が二人尋ねてきました。
 KY君とHS君。
 将来、先生を目指す若者である。

 尋ねてきてくれたのは、新年度、本市が進める子どもたちの健全育成に関連する事業を聞きつけ、自分たちに何か手伝えることができないかという、ありがたい申し入れでありました。

 まっすぐな若者たちでした。
 自分の学生時代と比べると、はるかに高邁な精神を有しているなというのが、偽ざる思いでした。
白松先生の後押しで来たのかもしれないと思いながらも、自ら一歩踏み出してきた彼らを、素直に褒めてあげたいと思います。

 一方で、彼らに何を返せるのか思いをはせながら、ともに子どもたちと過ごす時間を少しでも多く持つことで、お返ししようと思います。
時に私たちダメおやじたちを反面教師にしていただいて結構だと思います。

 彼らが素敵な先生になるよう、皆でいじろうと思っています。

教育サポーター事業

2009年02月11日 22時56分59秒 | その他
 今日、教育サポーター事業の研修に参加してきました。

 本事業は、文部科学省の地域の教育サポーターを育成する目的で立ち上がったものです。
私たちは、放課後子ども教室の需要が今後、増えていくことを予想すると、いかに多くの良質な学びの場を提供するかが今後課題になるとともに、良質な人材を提供することが大切だと考えました。
 そのためにはこの事業を活用して教育プログラムと人材育成プログラムを開発し、実際に人材育成のための研修を行うことで、その課題に対応していこうと思ったからです。

 また、私たちが目指す放課後子ども教室のコンセプトは、「子どもたちの笑顔があふれる場づくり」です。

 このことに共鳴してくれた愛媛大学の教育学部の若い先生たちが、今回、立ち上がってくれました。
先生たちと事前にさまざまな角度からお話をさせていただきました。
放課後子ども教室を活用して、子どもたちにさまざまな学校教育とは異なるユニークな教育プログラムを提供したいと。
また、社会環境の変化を受け入れるような教育プログラムも準備したいと。
 かなり欲張っているとは思ったのですが、とても大切なことだと思っています。
先生たちは難しいという前に、私たちのこのような取り組みをおもしろがってくれて、積極的に協力をいただけるようになりました。

 そして、今日、すでに放課後子ども教室に携わっている人たちや教員OB、愛大教育学部の学生さんたちにご参加いただき、開発した人材育成の研修プログラムを活用した研修を行いました。
 参加者の選び方は、現場でご苦労をされている方、教えるプロとこれから教えるプロを目指そうという人たちを一同に集めてシャッフルしたらどうなるか、挑戦的な行動だとは思いましたがやってみました。
でも、愛媛大学の先生たちの演出(??)のおかげもあり、老若男女が一つになって研修を受講してもらえたと思っています。
 また、この研修プログラムはちがったノウハウも入れたいということで、民間企業の人材育成手法も取り入れてもみました。
ここらあたりを柔軟に取り入れられるところに、放課後子ども教室のよさがあります。

 本当に無理難題を申し上げたにもかかわらず、このことに協力をいただきました愛媛大学教育学部の白松先生、日野先生、杉林先生、関係者の皆さま、この場をお借りしてお礼申し上げます。
 


 立石先生から、教育サポーターとしての使命が何であるかの説明をしていただきました。


 日野先生によるゲーム感覚を取り入れた体操です。これでそれぞれのチームの心が一気に一つになりました。これを活用すれば、子どもたちのつかみOKですね。


 白松先生の子どもたちの学びのマインドの高め方講座です。


 わかりやすく寸劇による手法は、受講生にかなり実感をもって受け入れてもらえていたように思います。

挨拶ができない

2009年02月10日 22時32分39秒 | その他
地元経済界の代表の方の話を拝聴していて、赤面したことがあります。

その方の話はこうである。
「わが社では、毎年、子どもたちの職場体験として多くの機会を提供しています。
 しかし、最近気づいたことがあります。
 それは、子どもたちがあいさつをしなくなったということです。
 なぜだろうと思っていたら、その原因がわかったような気がします。
 引率してきた先生があいさつをしないのです。
 これには、驚きました。
 そして、中にはきちんとあいさつできる先生もいらっしゃる。
 そういう先生の名前はすぐ覚えます。
 でも、冷静に考えると、前はあいさつすることが当たり前だったんです。
 それだけ、何かおかしくなったんですよね。」

思わず、
 「すみません。」と反射的に謝ってしまいました。
 「あいさつは大事です。」と私も部下たちに教えているつもりです。
 でも、本当にあいさつを返してこない部下がいるのが事実です。

 口が重いためかというと、仕事の説明をさせるときちんとできるのです。
 それだけに、「何で?」なのであります。

 ひょっとして、「あいさつをされたら、あいさつを返す」ということを誰も教えてない?
「まさか!?」
でも、そのまさかかもしれない。
教えられていないから、ずっとしなかった。
だからできなくなった。
...考えられる。

 常識を非常識と捉えなければならない時代なのであります。
 知らないことを怒るのではなく、知らないことを教えられる大人にならなければと思うようになりました。

 口やかましい親爺のススメ!!