近畿地方の古墳巡り!

歴史シリーズ、第九話「近畿地方の古墳巡り」を紹介する。特に奈良盆地・河内平野の巨大古墳・天皇陵の謎などを取上げる。

大阪人のマナー 路上駐車

2007年02月25日 | 文化
大阪人気質について、「イラチで緩速歩行恐怖症」・「権威嫌いの目立ちたがり」・「美学より実利」・「法より損得」などと陰口を叩かれているが、一般的な常識人とはチョット違うようだ。

大阪人はひょっとして「外国人?」などと揶揄される始末だが、これから数回にわたり、大阪人のマナーについて振り返り、一部の大阪人は、一般的常識人と比べ、どこが・どう違うのか観察・分析してみたい。



写真は、駐車違反を防止する、あれこれの工夫。

先ずは路上駐車についてみると、平成18年6月の道路交通法改正以前のデータであるが、大阪市内には平均して11.5万台の瞬時路上駐車があり、うち9.9万台は違反車両で、交通事故・交通渋滞の誘発原因となっていると云う。

違法駐車は豪快で、民家の前・商店の前・駅のそば・二重駐車・路肩駐車など何でもありで、渋滞が起ころうと、事故が起ころうと、邪魔だろうと、彼らには一切関係ないと見られても仕方ない。

「何でやねん、ちょっとそこまで行っただけやん!」、「おれだけちゃうやんけ!」と、駐車違反をあて散らかそうとする言動は、路上駐車が、長年の間に根付いてしまった、一種の大阪文化みたい。

大阪で生きていくためには、特に車を生活手段とするなら、上手な縦列駐車は必須科目で、これに合格しないと、駐車禁止地区への駐車は不可能なほど、駐車違反車が二重・三重と詰まっていると云う。

駐車禁止地区に止めるから悪い、なんていっていたら商売にならないし、むしろ捕まるほうが悪いという論法で、反省の弁など論外。
常連に路上駐車を止めさせるには、重い罰則しかない。



写真は、駐車違反取締り強化のポスター。
平成18年6月の道路交通法改正により、民間の駐車監視員の導入、駐車違反の取締り強化で5分以上の放置で即アウト、車の所有者が違反金を払うべし等々の取締り強化で、その効果が浸透してきた。

「迷惑駐車」が代名詞だった大阪市内の道路は、随分と姿を変え、御堂筋など幹線道路では違法駐車が、7割近くも減るなど違反車両が激減し、 今のところ取締り件数は例年並みにとどまっていると云う。

あれだけ強気だった路上駐車の常連も、諦めムードで、駐車マナーもグローバルスタンダードの仲間入りができるかどうか、もうしばらく見守ろう!
「しょうもない!」



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