沼津市内の古墳群巡りを続けます。
沼津市本郷町の霊山寺裏にある墓地の崖に数基の横穴墓群が見えている。
現状ではほとんど埋まっていて、標識や説明板すらないが、沼津市役所の少し先の霊山寺の裏墓地内にあった。
写真は、霊山寺横穴墓群の遠景及び近景。
香貫山山麓にいくつかの横穴群が発見されているがその一つで、沼津市のHPによると10基ほど発見されており、そのうち2基残存していると云う。
横穴を利用したと思われる祠が何箇所かあったが、お寺の住職によると、沼津市指定史跡の五輪塔(平重盛の墓と伝えれれていたが実際は違う)や仏様の足が彫られた石を見学にくる方は多いが、横穴古墳群を見に来る人は少ないと云う。
そこで、沼津市の観光名所であり、我が菩提寺でもある霊山寺について、以下紹介する。
写真は、香貫山山裾に所在する、曹洞宗の古刹霊山寺本堂と五輪塔。
元々は真言宗の寺院であったが、延享5年(1748)の火災で寺記をことごとく焼失したため、創建の年代などは不詳。
中央の大きな五輪塔の下からは、青銅製の蔵骨器が出土しその銘によって、元享3年(1323)に亡くなった、成真大徳という僧侶の墓であることが判明した。
中世の蔵骨器は陶製のものが主であるので、青銅製のものは珍しいらしく、静岡県の有形文化財に指定されている。
又霊山寺境内にある梵鐘には、貞治3年(1364)の銘があり、県下で4番目に古く、これも県の有形文化財に指定されていると云う。
沼津市本郷町の霊山寺裏にある墓地の崖に数基の横穴墓群が見えている。
現状ではほとんど埋まっていて、標識や説明板すらないが、沼津市役所の少し先の霊山寺の裏墓地内にあった。
写真は、霊山寺横穴墓群の遠景及び近景。
香貫山山麓にいくつかの横穴群が発見されているがその一つで、沼津市のHPによると10基ほど発見されており、そのうち2基残存していると云う。
横穴を利用したと思われる祠が何箇所かあったが、お寺の住職によると、沼津市指定史跡の五輪塔(平重盛の墓と伝えれれていたが実際は違う)や仏様の足が彫られた石を見学にくる方は多いが、横穴古墳群を見に来る人は少ないと云う。
そこで、沼津市の観光名所であり、我が菩提寺でもある霊山寺について、以下紹介する。
写真は、香貫山山裾に所在する、曹洞宗の古刹霊山寺本堂と五輪塔。
元々は真言宗の寺院であったが、延享5年(1748)の火災で寺記をことごとく焼失したため、創建の年代などは不詳。
中央の大きな五輪塔の下からは、青銅製の蔵骨器が出土しその銘によって、元享3年(1323)に亡くなった、成真大徳という僧侶の墓であることが判明した。
中世の蔵骨器は陶製のものが主であるので、青銅製のものは珍しいらしく、静岡県の有形文化財に指定されている。
又霊山寺境内にある梵鐘には、貞治3年(1364)の銘があり、県下で4番目に古く、これも県の有形文化財に指定されていると云う。